恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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週末デート~その8

2016-03-07 07:56:45 | 譲二の~勝手に3年後編(吉祥寺恋色デイズ)

前にも書いたけど、吉恋本家の譲二ルートの3年後編には色々と不満がある。

久しぶりに吉祥寺に帰ってきた譲二さんとのラブラブな話のはずなのに、新キャラの紹介に使われてたり、色々とモヤモヤするものがあって、私の思う『勝手に3年後編』を書いちゃいました。


『譲二の勝手に3年後編』の始めの部分は本家の『譲二3年後編』とほぼ同じです。

そして、時々本家のエピソードに重なるものも入れながら、少しずつ離れていき、玉の緒ワールドの譲二さんの話になってます。

航くんは出てきませんが、本家の『譲二3年後編』では出てこなかった、懐かしいあの人とかあの人とか出てきます。


だから、ネタバレも少々あるものの、譲二ルートの3年後編とはまた別のお話と思って下さい。





☆☆☆☆☆


週末デート~その8

〈百花〉
譲二さんが予約していたホテルの部屋で一夜を過ごした。

2人で一緒に夜を過ごしたことは今までもあった。

だけどそれは単に2人で添い寝しただけだった。

それだけでもとてもドキドキすることだったけど、今夜初めて譲二さんと一つになった。

裸で抱きしめられている時、素肌を通して激しく鼓動する譲二さんの心臓の音を聞いた。


(譲二さんもこんなにドキドキしてくれているんだ…。私だけじゃないんだ…)

そして…譲二さんの身体はとても温かい。



少し恥ずかしくて、少し苦しくて…。

私を抱きしめる譲二さんは、いつもの優しい譲二さんとは少し違っていた。


だけど「愛してるよ…百花」って何度も言ってもらえて、とても嬉しかった。


☆☆☆☆☆
〈譲二〉
翌朝はゆっくり起きて、2人でホテルのバイキングを食べた。

2人とも昨夜のことは照れくさくて、わざと話さなかったんだけど…。



一旦部屋に戻って、彼女にキスするとまた止まらなくなってしまった。

俺が露わになった彼女の胸にキスしていると…。


百花「譲二さん…こんな明るいところで…恥ずかしい…」

譲二「恥ずかしがることなんて、ないさ…。百花ちゃんはとても綺麗だよ…」

百花「だって…。そんな風に見られたら…」


胸を隠そうと邪魔してくる手を押さえつけて、唇で優しく愛撫する。

なだらかな曲線を通って、可愛いおへそにキスし、下へ下へと愛撫していく。


百花「…あっ…恥ずかしい…から…そんな…ところ…にキスしないで…。」

譲二「我慢しないで、…もっと声をあげていいよ。百花の声は可愛いから大好きだ。」


そう声をかけると、彼女は遠慮がちな喘ぎ声を漏らした。

☆☆☆☆☆

結局、チェックアウトぎりぎりの時間までその部屋で過ごしたのだった。

その9へつづく