恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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ハルくんの独り言(本編スパエン)~その7

2016-01-13 08:42:55 | 吉祥寺恋色デイズ 種村春樹

ハルくんルート本編をハルくん目線から妄想してみた。
o(〃^▽^〃)o


☆☆☆☆☆
種村春樹
身長:177cm 体重:60kg 血液型:A型 特技:勉強・空手 性格:明るいしっかりもの。 優しくて明るい爽やか少年。小さなころからしっかりもので泣いているとお花をくれた思い出がある。
4月25日生まれ

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ハルくんの独り言(本編スパエン)~
その7

一護はいつものように、佐々木のことをバカだの色気がないの、泣き虫だのと言い、そういうヤツでもいいのか、とたたみかけるように問う。

そして、思い出したかのように付け加えた。


一護「それに…真っ直ぐで一途すぎるし…」


そうだな、一護。

佐々木は、記憶を失った俺のために一生懸命に支えてくれた。

お前のいう通り、佐々木は真っ直ぐで一途だ。


一護が本当に言いたかったのは、「佐々木でいいのか?」

ということではなく、「そんな佐々木を大切にしろ」ってことなんだろう。


春樹「一護、安心して。そういうの全部ひっくるめて、俺は佐々木がいいから」


俺の声に合わせるように佐々木も言う。


百花「ハルくん…。わ、私も、全部ひっくるめてハルくんがいいの!」


一護は俺たちの言葉を聞いて呟いた。


一護「…ちっ。なんだよ、ノロケかよ」

春樹「ハハ…気がついた?」

一護「けど…もう、泣かせんなよ」

春樹「…ああ」


一護、ごめんな。

お前が佐々木のこと、俺に負けないくらい好きなのは、分かってる。

俺が記憶を失っていた時、佐々木のことをずっと支えてくれてたことも。


以前だったら、俺はそんなお前に佐々木を譲っていたかもしれない。

だけど、今はもう佐々木のことは譲れない。

佐々木の一途な気持ちにも気づいたし、俺自身、佐々木を独り占めしたいと思ってる。


今はもう迷わない。

佐々木のこと、大切にして、絶対泣かせたりしない。

だから……ごめん。


俺は佐々木を促した。


春樹「じゃあ、行こうか」

一護「じゃーな」


寂しそうな一護をそこに残し、俺たちは公園に向かった。

その8へつづく