恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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藤山直春ーо(ж>▽<)y ☆

2015-06-13 11:01:02 | 三十路はつらいよ

「なおはる」と書いて「なおしゅん」と読ませるんだとか。
歳はヒロインより12歳上の42歳。


マサヤの攻略が終わったら優斗くんに行く!と宣言してましたが、裏切って藤山さんの攻略始めました(・・。)ゞ

イベントの藤山さんエピ読んで、好感だったんですよね。

もちろん、優斗くんもいい子で気にはなるんですけど、藤山さんのことが気になって気になって…。

やっぱり私は年上好きなんだと改めて思いまつた。

俳優で気取ってるのかと思ったら、ちょっとくたびれたラーメン屋さんに食べに来てたりね。



見た目は好みではないけれど、100プリのクロードのように生理的に全くダメという容姿ではないので、ま、いいかなと。
どうせ三十路はスチルでは崩れるし…。

で、初っ端からなかなかよい展開で貯めこんでたストチケ10枚使い切っちゃいました。

ナターシャ(ヒロインが仕事してる雑誌)の特集で藤山さんの写真撮影をすることになって、衣装を後から持っていく係のヒロインが衣装を忘れちゃったというエピソード。
悟とマサヤルートでも藤山さんがかばってくれたと話だけででてくるけど、それが詳細に語られる。

キレたカメラマンに怒鳴られるヒロインを藤山さんがスマートにかばってくれ、衣装の代わりになんと上半身脱いで撮影してくれる。

感激して「何かお礼を」というヒロインに「じゃあ、また考えておく」と。

翌日は撮影のゴタゴタでできなかったインタビューをわざわざスケジュールを調整してくれて、しかもヒロインをご指名。

その時に誘われて食事に行くことに…。


他のルートでは三十路、三十路と歳を気にしているヒロインが、42歳の中年男性からみるとカメラマンに怒鳴りつけられる新人の可愛い女の子になっちゃうのかぁ~と感嘆してしまった。

そうだよね、歳なんてどの年齢から見るかによって全く違っちゃうんだよね。

でもって、もう最初から藤山さんの大きな手の上で転がされてるちっちゃな女の子です。

マサヤルートでは飯炊きお姉さんで、料理が得意なヒロインなので、藤山さんにも美味しい手料理を食べさせてあげる仲になるのかなぁと期待してます。


大切なひと~その6

2015-06-13 07:55:06 | アリサ

この話はハルルートの譲二さんの「それぞれの道」の7年間の空白期間を埋める話をと考えて書き始めたものです。
ところが、書いて行くうちにハルルートの譲二さんの話からは外れ、全く違う結末のお話になってしまいました。
それで、upしたものかどうか悩みました。

二次創作の二次創作だし…。
ヒロインは娼婦だし…。
譲二さんは壊れてるし…。
不快に思われる方もいるかもしれません。

でも、一時お話をかけなくなった時期に書けるものを書こうと書き始めたのがこの話で、そういう意味では私を助けてくれた話とも言える。
アクセス数が減ってるということは読む人も少ないわけで、ひっそりとupするのならいいかなと思い公開します。
性描写もそれなりにあるので、18禁にしようかとも思ったけど、そもそもネットではそれを確かめるすべもないし。
だから、こういう話はダメという人は避けてくださいね。

上にも書きましたが、ハルルートの譲二さんの話から派生した物語なので、読んでない方は『それは突然の告白から始まった…』から『それぞれの道~その1~その5』あたりまで読んでもらえると、どうして譲二さんが壊れているのか…とかが分かると思います。


☆☆☆☆☆

大切なひと~その6


〈アリサ〉


ジョージは意を決したように言った。

譲二「今の茶堂院グループの社長のままじゃ…、アリサを恋人にすることは簡単じゃない。
だけど…小さな喫茶店のマスターなら…アリサが恋人になっても誰も気にしない」

アリサ「それって?」

譲二「今の俺は心が壊れてるから…、普通の男のようにアリサを愛してはやれない…。
金で縛り付ける位しかアリサを俺のものにしておく手だてが無い…」


あたしはジョージの手をぎゅっと握った。


アリサ「いいよ…それでも」

譲二「こんな俺でもいいの?」

アリサ「うん」

譲二「いつか…いつか俺と一緒にあの喫茶店に戻ってくれる?」

アリサ「うん」

譲二「儲からないから…今みたいに贅沢はさせてあげられないけど…」

アリサ「あたしがジョージといたいから。あたしが欲しいのはジョージのお金じゃないから…」

譲二「…やっと言ってくれた…」


え?


譲二「俺の金じゃなく、俺が好きなんだって…アリサにずっと言って欲しかった」

アリサ「あたしは最初からジョージのことが好きだった。お金目当てじゃなく」

譲二「そっか…。それなら、最初からそれを確かめておけばよかったのか…」

アリサ「ジョージこそ…こんなあたしでもいいの?」

譲二「今の俺にはアリサしかいないんだよ…」


とても優しい目であたしを見つめてくれる。

でも…あたしには気がかりがあった。



アリサ「美緒さんのことはもういいの?」

譲二「美緒は…。もう、帰って来ない…」


ジョージは苦しそうに呟いた。

うん。分かってるよ…。

まだ、美緒さんはジョージの心の中を占めている。

だからあたしのことも「好き」とか「大好き」としか言ってくれないんだよね。

ジョージが愛しているのは美緒さんだけだから…。

でも、あたしは…ジョージを愛しているよ…。



☆☆☆☆☆

寝る支度をしてジョージの隣に滑り込もうとするとジョージに止められた。


譲二「アリサ、今日は自分の部屋で寝て」

アリサ「いいの? 一人で大丈夫?」

譲二「ああ…。アリサに俺の風邪を移したくない」

アリサ「ありがとう…。でも、ジョージのことが心配…」

ジョージは優しくあたしの手を握った。

譲二「ありがとう。だけどホントに…今日は大丈夫だから…ね?」


あたしはジョージの頬に軽くキスをした。


アリサ「おやすみなさい」

譲二「おやすみ」


☆☆☆☆☆


久しぶりの自分の部屋のベッド。

ジョージはもう寝付いただろうか?

離れていてもなんだか直ぐ側にジョージがいる気がする。

きっと私たちの心が寄り添い合ってるんだよね。


『大切な人』おわり