恋、ときどき晴れ

主に『吉祥寺恋色デイズ』の茶倉譲二の妄想小説

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譲二さん! お誕生日おめでとうヾ(@°▽°@)ノ

2015-05-01 11:06:30 | 日記

今日は譲二さんのお誕生日だね。

いったい、何歳になったのかな?

私が譲二さんと出会ってからは二回目の誕生日だね。

これからもよろしくね。(^_-)☆


譲二さんの愚痴(一護本編最終話)~その2

2015-05-01 09:18:36 | いっちゃんルートの譲二さん

頼れるみんなの兄貴として、ヒロインと幼なじみたちとの恋愛模様を応援しつつ、自分の気持ちには蓋をして、ちょっと落ち込んでみたり…。

 そんなちょっと情けないけどラブリーな譲二さんを王道のいっちゃんルートでウオッチングしてみようと思う。

 自分のルートのヒロインにも自分から告白できない譲二さん。


 そんな譲二さんが他人のルートのヒロインに気持ちを打ち明けられるわけも無く…。


☆☆☆☆☆
譲二さんの愚痴(一護本編最終話)~その2

 
一護以外のみんなが集まったクロフネ。

しし座流星群の話になった途端、百花ちゃんの様子が変だ。


春樹「それがどうかしたの?」

百花「ううん…ほら、子供の頃もみんなで流星群見ようって言ってたことあったなって」

剛史「あったっけ? そんなこと」

理人「そう言われれば…。あ! 公園で遊んでる時にいっちゃんが言い出したやつ?」

百花「そうそう」

春樹「あれ結局、寝ちゃって見られなかったんだよね」

理人「僕はお母さんに見つかりかけて、出掛けられなかったんだ」

竜蔵「俺も寝ちまってたな。だけど、百花よくそんなこと覚えてるな」

百花「うん…」

 
 みんなのやり取りを聞いて考える。

 見ようねという約束だけではそんなに記憶には残らないよね?

 俺は獅子座流星群にこだわる百花ちゃんが気になって聞いてみた。


譲二「それ、百花ちゃんは見たの?」

百花「え?」

譲二「その様子だと、大事な思い出みたいじゃない?」


俺の言葉に百花ちゃんは少し赤くなっている。


百花「それが…私も寝ちゃった気がします」

譲二「そう?」


 本当にそうなのかな?

 なんだか百花ちゃんは見たことがあるみたいだけど…。


剛史「真夜中に、子供が起きられるわけねーよなあ」


 まあ、それはそうだろうけど…。

 今日の天気予報を思い出す。


譲二「でも今晩、流星群を見るのは難しいんじゃないかな」

百花「そうなんですか!?」


 俺の何気ない言葉に百花ちゃんは大げさに反応する。


譲二「うん。夜は雨だって言ってたし…。どうしたの?百花ちゃん。そんなに見たかったの?」


百花「え…あ…ちょっと楽しみにしてたから…」


 百花ちゃんは明らかに動揺している。

 何かあるのかな?

 思い出はともかくとして、今夜どうしても見なければならないワケが…。


春樹「でも、雨じゃ仕方がないね」

剛史「流星群見たいとか、百花もまだまだ子供っぽいところあるんだな」

理人「そーいうのは女の子らしいっていうの。タケ兄は全然女心わかってないなー」

剛史「なんだよ。そーいう理人はその女心とかわかってるのか?」

理人「もちろん! ねー、百花ちゃん? 流星群とかロマンチックだもんねー」

百花「う、うん…」

竜蔵「ハハッ。理人はガキの頃、女だと思われてたみたいだからな。そりゃ女心もわかるだろ」

理人「ちょっと! 失礼なこと言わないでよ!」

春樹「はいはい。そこ、ケンカしない」

百花「ふふっ…」


 みんなのやり取りを笑いながら、百花ちゃんは心ここにあらずって感じだ。

 やっぱり、百花ちゃんには流星群は特別な何かなんだろうか?


譲二「流星群、残念だったね」

百花「はい…」


 百花ちゃんは肩を落として頷いた。


 もしかしたら…、百花ちゃんは一護と一緒に流星群を見たのかな?


 他の幼なじみたちは、流星群に大して思い入れがないところを見ると、そんな気がする。

 
 うん。きっと一護と2人だけの大切な思い出なんだろう。


 だから、その流星群が見られたら一護とも仲直りできそうな気がしているのかも…。


 でも、天気だけはなー。

 どうしようもないしな。

 俺でなんとかしてあげられることならいいんだけど…。


本編endへつづく

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しし座流星群のくだり…。譲二さんの目線で読み返してみたら、譲二さんだけは2人の思い出に気付いてるフシがあった。
違った目で読み返すと新しい発見があって楽しい。