華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

移民のキモチ

2022年09月10日 23時01分00秒 | Weblog
今日は午前シフト。気合いで早起き。
ポート2で作業。今はポート2の方がやや重た目。かなりの確率で重たい方にいる気がする。気のせいかな。

とは言っても悪くはないシフト。週末だからね。
今日は移民として思うことがあった。
まずは高齢の患者さん。世代的にも仕方ないのかもしれないけど、軽く人種差別者。軽度の認知症があるせいか感情表現に歯止めも効かないらしい。表立ってモロに言葉をぶつけてくることはないけど、まぁそういうことなんやろうと思える言動がチラホラ。人種差別はマシにはなってもなくならないと思っているので、基本はそれほど深刻には受け止めないんだけど、今日はなんかムカっ腹が立ったので言いくるめてしまった。高齢の認知症患者さんを相手に看護師らしからぬ行動だったわ。反省はしないけど、次回はもっと自分をコントロールしないと。

別件。
これは他のスタッフから聞いた話だけど。
ある患者さん。奥さんが外国人で、片言の英語と翻訳アプリでコミュニケーションを取っている。病気と会話がうまくできないもどかしさによるストレスもあるんだろうけど、この患者さんが奥さんに対してモラハラ気味なんだそう。複数の看護師が目撃している。ある先輩看護師は患者さんが奥さんを罵倒しているのを聞いて注意したほどらしい。
私も今よりも英語力が乏しかった頃に同じような目に遭ったことがある。言い返せなくて、かつ理解できない自分を責めて辛かった。
小さい子供もいて、言葉も通じない、文化も全然違う国で、頼りにするはずの夫が家にいないどころか、病気になって、かつ自分を攻撃してくるなんて状況をひとりで抱えているのかと思うといたたまれない。
奥さんにはチラッとあったぐらいだけど、あまりたくましいタイプではない。どちらかというと守られるタイプ。傷ついてなければいいな。強くあってくれるといいな。もしモラハラを目撃したら奥さんの代わりに言い返してやる。そして社会福祉士に相談だ。
でも。
これはもしかすると余計なお世話なのかもしれない。奥さんは患者さんじゃないからさ。私も移民だから奥さんに感情移入しすぎているのかもしれない。どこまで踏み込んだらいいのか難しい。

こんな感じで心が乱れたシフトだった。疲れるわ。

帰宅。
昼食はダイエットスープにしているので、帰ったらお腹ペコペコ。散歩に行ったDの帰りを待つことなく、昨日作ったカレーを2杯も食べた。お安めだけどちゃんと塊肉を使用。おいしかった。Dも2膳食べてたわ。

食後はまたソファで寝てしまっていて、起きたあとはゆっくり。
明日は午後シフトだけど、病欠が出たら午前シフトに回してくれとお願いしてある。早起きの可能性もあるからとっとと寝るべきだけど、うたた寝のせいで眠くない。面倒くさいわ。

今日も足元にはチャーリー。

かーちゃん、足太い。

おだまり。


かーちゃん、足クサい。

洗ってるわよ、失礼ね。

Dは8時ぐらいから高いびき。とーちゃんっ子ペッパはもちろん一緒。
チャーリーが眠そうにしているので、そろそろベッドに連れて行くかな。

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