撮影をめぐる犬との攻防 2020年12月16日 10時39分00秒 | ワンコ おやつを待つお嬢さまたち。かーちゃんはおやつをフリフリお嬢さまたちに声をかける。はい、こっち来て。座って。いい顔して〜📸📸📸なにしてるのかしら? へんなうごきとかおとこえ。まつ、おやつ。よくできました〜。はいおやつどーぞ。5秒後。まだあるわよね? まさかあれっぽちで終わりっていうんじゃないでしょうね。こっちはモデルなのよ⁉︎きっとある。アタシはしってる。うしろのたなにおやつがかくれていることを。もうないよっ( *`ω´)
プロの患者さんの話 2020年12月16日 00時58分17秒 | Weblog 今日も仕事はお昼から。 午前中は比較的ゆっくりして過ごしていた。家の中も庭もきれいさっぱりだもんね。公園で走らせた犬を連れて帰ったらあっという間に汚れたけど、少しでも今のきれいな状態を保てるように頑張るとする。 お昼前になって、Dがパンがないというし、気が向いたのでスーパーへ。そのついでにひとりでコーヒーを飲んできた。最近たまにひとりでカフェに行く。そしてボーっとする。そういう時間が必要なのよ。 お昼から仕事。 今日もインチャージ。患者さんの入れ替わりがなかったので今日は追加の情報を読むだけ。あとはフロアの手助けに行ったりして過ごした。コンスタントに忙しかったけど文句は言えない感じ。 ところで何度も書いたと思うけど、オーストラリアの公立病院はタダで入院できる。その制度を悪用する人は残念だけど一定数存在する。 ある高齢の患者さんが先月入院してきた。この人は私が知る限り近年だけで4回目の入院。高齢プラス一人暮らしなので、毎回「そろそろ施設に入っては?」という話しになるんだけど、まだ一人でいたいという患者さんの希望を尊重し、家へと退院していった。 ただ、この流れがスムーズなわけではない。 ひとり暮らしゆえに寂しいから、入院生活を長引かせようとあの手この手を使ってくる。養護施設に行こうかな…とにおわせて、ではそちらの方向にと医療チームが舵を切ると「やっぱり家に帰る」と考えを翻す。これを毎回毎回やってくる。私が休暇に入るもっと前からこの状況で、実際昨日出社してまだ入院していたことに驚いたぐらい。 医療チームは患者さんに施設に行くという決断をしてほしかったために、患者さんの心が決まるまで辛抱強く待っていたけど、この2週間ほど毎日意見を変えては退院を先延ばしにしていた。今日、しびれを切らした担当医師がどうするつもりなのか聞いたところ、患者さんは「家に帰りたい」といったので、「わかった。もう明日退院しなさい」と言い捨てて部屋を出たとのこと。 これで患者さんの明日の退院が決まった。 今夜、用事があってこの患者さんの部屋に行ったら、患者さんは「ドクターがすごく失礼だった」「家に帰ってひとりでやってく自信がない」とグチグチ。いや、それもこれもアナタがいつまでも腹を決めないからでしょ、ドクターはだいぶ辛抱していたよ、と心の中で思っていても言わないでおいた。 家に帰ったら一人暮らしで寂しいのはわかる。子どもも遠くに住んでいるので簡単には会えない。だけどどんなに施設行きを薦めても、現在の住所に友達が多いから遠方に住む子供のところへ行かないことも、家を売らないことも、家に帰ると言ったこともすべては患者さんの決断。なのに「ひとりで住む自信がない」とか言われても、こちらはどうしようもない。 病院はリゾート施設ではない。本来もっとこの患者さんが使用するベッドが必要な人がいるかもしれないのに、寂しいからという理由で患者さんを居座らせるわけにはいかない。ひとりで身の周りのことができる人ならなおさら。 というわけで明日退院。そのうちまた戻ってくるような気がするけどね。 年を取るということはあきらめることが増えると感じる。自分の家、体力、独立性、健康、人間関係など。どれもこれも失うにはつらいし、消失を認めたくないことも容易に想像がつく。でも変な話、あきらめてしまえば、もとい受け止めてしまえば新しい次のステップが見えてくるのも事実。その次のステージにすんなりいけるかどうかは本当にその人次第。書くのは簡単だけど実際は勇気のいる話しだと思う。 子どもがいない私は、将来独立性を失ったらもう知らない人に頼るしかない。そういう人たちを困らせないためにも次のステップを受け入れられる人でありたいと思っているけど、どうなることやら。 久々にDリムジンで帰宅。 帰ったらDはさっさと寝てしまった。 夕方から雨が降っていて、今はかなり蒸し暑い。だから今夜はエアコンのお世話になる。 たったお2日しか働いてないのに、明日から3連休。こんなに休んでいいのかしらね。 朝は理学療法士さんのところへ行く。朝早めの予約だからとっとと寝よ。