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華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

不思議な感覚で一日を過ごす

2015年03月04日 21時15分49秒 | Weblog
断食明け。
残念ながら大きな効果はなく。まぁ、仕方ないかな。次回頑張ろう。ここ4週間で約4キロ痩せている。40代の私にしてみりゃなかなかいいペース。焦らずに細々と続けるとしよう。とりあえずはリバウンドしないようにせんと。

朝ごはんにはおじやとお味噌汁。涙が出そうになっちゃった(ローラ風)。一日でもお腹ペコペコになるのに、6日ってすごいなぁ。私にはできん。
Dと散歩に出かけ、調理実験のデコレーションをし、夕食用のお弁当を仕込んで仕事へ。

今日はリカバリー室。大きな手術は入っておらず、静かなシフトだった。ヒマがあれば「お茶飲んできていいよ」。誰かが手術室&リカバリーで働くと太るって言ってたけど、原因はこれやな。病棟勤務になったら座る時間さえないときがあるのに、これで同じお給料ってなんだかなぁって感じ。

6時間勤務、8時終了予定やったけど、すべてのケースが7時に終了。なので最後の一時間は病棟で他の看護師を助けていた。
ここ数日で何度か触れた“スーパー認知症”のおばあさんが、実は今日、網戸を外して脱走。半日間行方不明だった。お金も持ってないはずでどうやって行ったのかわからないけど、病院から車で40分ほど離れた場所にあるおばあさんの家の近くで、コーヒーを飲んでいるところを家族に発見された(家族には病院から連絡)。とにかくけが等がなくてよかった。
この件では警察に通報する騒ぎになったようで、たまたま病棟へ行った際、婦長をはじめとした管理職クラスはみんなグッタリとした様子。そりゃそうやわね。私が過去数日間このおばあさんを担当している間に逃げ出さなかったのはラッキーだったと言うしかない。見つかって本当によかった。

というわけで、私の最後の一時間はこのおばあさんに付きっ切り。自分が脱走したことすらもう覚えていない。ただかなりハイテンションだったのはこの小冒険のせいだったかも。
明日、別の施設に移されることになったという。やれやれ。このおばあさんにとっても、私たちにとってもいいニュース。
ウチの病院は認知症患者さんを受け入れる施設が整っていないので、本来なら受け入れるべきではない。認知症を差別するのではなく、例えば心臓に疾患がある患者さんは心臓外科・内科で看てもらうのと同じように、認知症も専門施設で看てもらうのが一番だという話。認知症は本当に残酷な病気。もっと国が力を入れてケアを考えるべき。それがオーストラリアだろうが日本だろうが。

さて。
明日は一般病棟勤務のはずが、リカバリーにいる間に電話がかかってきて、精神科勤務となった。今日は東へ明日は西へ。手術室内以外、どこでも働けるようになりつつある私。器用貧乏にならないといいけどなぁ。
早起きなので寝ようっと。

カフェ・ガリレオ便り-チョコレートチーズケーキ ブラックベリー乗せ

2015年03月04日 12時22分57秒 | カフェ・ガリレオ便り
昨日、調理実験に取り組んでいた。一晩寝かせて出来上がったものがこちら。



チョコレートチーズケーキ。

このケーキは今回を含め、これまでに3回焼いている。今回の分が一番いい出来。
焼きあがった後、少し休ませてから一晩寝かせるのが普通。しかし何の偶然なのか、3回ともDが焼きたてのホヤホヤを「食べていい?」と言ってかなりの量を食べてしまう。昨日も4分の1強食べてしまった。そして今朝、写真のようにデコレートしていたら部屋から出てきて、4分の1弱食べ、結局半分はDのお腹に消えていった。

普段、私がケーキを焼いても、そこまで興味を示さないD。なのにこのケーキを焼くときに限ってどっさり食べる。特にこのケーキが好きということではなく、これを焼いたときにお腹が空いているという言い方が正しい。
私も味見を兼ねて一切れ食べ、残ったのは3分の一ぐらい。病院へ持っていくには心もとない量しか残らなかったので自宅用となった。

また焼くか。