”強敵を伏してこそ力士”
立正安国の奮闘から宿命転換の力も漲る
前へ前へ押しまくれ!尊き同志と悔いなく。
〈名字の言〉 2019年7月15日
時は紀元前3世紀の中国。「戦国七雄」に数えられた斉の国に、田単という
常勝将軍がいた▼田単が将軍に登用されたのは、斉が隣国の燕に大敗した時。
首都を失い、二つの城を残すだけとなった国家存続の危機にあって、彼は
知略を駆使し、自ら先頭に立って果敢に反撃。瞬く間に七十余城を奪還し、
救国の英雄となった▼数年後、宰相となった田単は、小国・狄との戦いに臨む。
誰もが勝利を疑わなかったが、3カ月たっても攻め落とせない。悩んだ田単は、
賢者に教えを請う。賢者は答えた。かつての救国の戦いでは決死の覚悟があったが、
今の将軍には、そうした「覚悟がおありになりません」。翌日、気力を奮い立たせた
田単は、敵の矢が届く場所に立ち、攻め太鼓を打ち鳴らして全軍を鼓舞。ついに狄を
破った(林秀一著『戦国策(上)』明治書院)▼「多分、大丈夫だろう」という甘さや
慢心。「誰かがやるだろう」という人任せ――歴戦の勇者であっても、心の緩みがあれば、
勝てる戦いも危うくなる。勝負の厳しさである▼池田先生は「『真剣な一人』
『本気の一人』がいるところ、広宣流布は進む。これが永遠の鉄則である」と。
活路を開くのは、ほかの誰でもなく、私自身――そう決めた「一人」から、
痛快な栄光の劇は始まる。(誼)
〈寸鉄〉 2019年7月15日
「火をきるに・やすみぬ
れば火をえず」御書。まだ
ここからと、挑戦、挑戦!
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兵庫がいよいよの猛攻!師子王の心で勝ち上がれ常勝関西の新章節共々に
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三代城・北海道が力闘!誇り高き共戦の大行進。北の大地に凱歌轟かせよ
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東北の勝利は世界の希望本領発揮し圧倒的拡大を民衆の熱と力で栄光摑め
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主体的に動く人は人生の満足度も高い―心理学。時は今。歴史開く主役と