自分が成長した分だけ広布の緑野は広がる
先ず私から さあ今日から
満々たる生命力で出発!
〈名字の言〉 2019年1月31日
「心に届く言葉」とは、どんな言葉だろう? 先日、出版された『樹木
希林 120の遺言』(宝島社)を読み、改めて考えさせられた▼本書は、
“ありのままの自分”を貫いた樹木さんからの「贈る言葉」。「幸せという
のは『常にあるもの』ではなくて『自分で見つけるもの』」「マイナスの
出来事も含めて、自分の栄養かな」。誰人も避けることができない「生」
「老」「病」「死」をはじめ、「人」「絆」「家」「務」のテーマで
紹介されている▼「がんがなかったら、私自身がつまらなく生きて、
つまらなく死んでいったでしょう。そこそこの人生で終わった」とは、
闘病生活について語った言葉。「やっぱり世の家族が崩壊しないのは、
女の粘り強さですよ。女が台となって“始”って漢字になる。全ての始まりの
土台を作るのが女だからね」▼文は人なり。一言一言の中に樹木さんの
生き方が凝縮している。仏法は「無作三身」と説く。つくろわず、ありのまま
の自分で生きる大切さを教える。人は結局、自分自身にふさわしい人生を
生きるもの。ならば、自分自身に正直に生き抜きたい▼「正直は――どこででも
通用する唯一の貨幣である」(北御門二郎訳)。ロシアの文豪トルストイが
書きとどめた中国のことわざである。(側)
〈寸鉄〉 2019年1月31日
会長の執筆闘争に人間主義を宣揚する魂感じる―識者。“学び動く”弟子に
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祈りを込めた対話には強い仏の力が―戸田先生。何があろうと題目第一で
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飛び込まぬ者は海を渡れない―格言。潑剌と友の中へ!心結ぶ挑戦の一歩
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今年の決意を漢字一文字で―1位は「新」と。新しい時代開く前進、我らも
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SNSで犯罪被害に遭う子ども多し。携帯利用に規則を。親子で話し合い