◎病を勝ち越え、広布の使命を果たす
「月月・日日につより給え・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし」
◎名字の言 文豪・島崎藤村は「好い手紙を人から貰った時ほどうれしいものはない」
と記した。「好い手紙」とは、難解な表現や学問上の文言などの“大きな
言葉”ではなく、何げない“小さな言葉”をちりばめたもの。書き手の率直
な心が表れているゆえに、この小さな言葉にこそ“大きな力”が宿ると言う
◎寸鉄 一人の献身が全ての者に力と勇気を―文豪。これが青年の闘争。一人立て
◇
「病ある人仏になるべき」御書。何があろうと題目。貫く人に変毒為薬は必ず
◎新・人間革命 源流五十
ナラヤンは、高校時代に国民革命の理想に燃え、非暴力・不服従運動に
参加する。やがてアメリカに渡り、そこで、マルクスの革命思想に傾斜し
ていく。急進的な社会改革に心を動かされ、ガンジーの非暴力の闘争を
否定し、武力革命を肯定した時代もあった。しかし、ガンジーの高弟・ビノ
バ・バーベに触発され、再び非暴力革命の道をめざすようになる。紆余曲
折を経て、ガンジーの懐に帰ってきたのだ。“良心”の大地ともいうべきガ
ンジーの思想は、ナラヤンの“良心”の樹木を蘇生させていったのである。