わが友に贈る
2020年1月30日
一対一の語らいこそ広布伸展の原動力だ。
地道な訪問・激励で友の話をじっくり聞く
抜苦与楽の実践を!
名字の言
やっぱり苦労はしたもん勝ち――沖永良部島の広布の母の言葉
「この人の語らいは、まさに芸術」と評判の婦人が、鹿児島県の
沖永良部島で活躍している。入会61年目。125世帯に弘教を実らせた
“対話の名手”である▼実は生来の口べた。だから、とことん相手の
話を聞いた。いつしか“心の声”まで感じられるようになったという。
交通事故で顔に傷を負った時は「この傷は笑顔じわよ」と明るさに
磨きをかけた。夫を病気で失ったが、「悩んでいる人に一層、同苦
できるようになれた」と励ましの対話を続けた▼旧習の壁にぶつかる
など、言葉にできないつらさも、ずいぶん味わった。そのたびに負けずに
頑張り抜いたゆえか、人柄に芯の強さ、朗らかさがにじむ。人生は平
たんな道を歩むより、苦難の山坂に挑んだ方が、どれほど豊かなもの
になるか。深く考えさせられた▼山本周五郎の小説『虚空遍歴』
にこうある。「芸というものは……あらゆる障害、圧迫、非難、
嘲笑をあびせられて、それらを突き抜け、押しやぶり、たたかいながら
育つものだ」。人生万般に通じるだろう▼先の婦人に若い世代への
助言を求めると、「やっぱり苦労はしたもん勝ち。だって人を励ます
“心の引き出し”が増えるでしょ」と。こうした宝の先輩が広布の庭には
たくさんいる。ありがたくもあり、誇らしくも思う。(誠)
寸鉄
会長の著作には困難乗り越える幸福の方程式が―元大臣。人生凱歌の源泉
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御書「此の経を信ずる者は宿縁多幸なり」。偉大な妙法に出合った喜び胸に
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一人立つ時にのみ、人は勝利を手にする―哲人。自分から拡大の波起こせ
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夫婦で力を合わせ歩む姿が子の生き方の手本に―教育者。これ信心継承も
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未婚ひとり親支援進めた公明を高く評価―教授。生活者目線の政策さらに