烈風に燃える誓いの炎は愛する九州の友の中に!
広布の坂を駆けあがれ!
最高峰に先駆の旗を起て歓喜の歌を世界まで
〈名字の言〉 2019年3月19日
わなに掛かった鶴を助けたおじいさんの家に、ある晩、道に迷った美しい
娘が訪ねてくる。行く当てのない娘はそのまま身を寄せ、お礼に機織りをした。
ご存じの昔話「鶴の恩返し」である▼その後の展開は、機を織る部屋を
のぞかないという約束を、おじいさんとおばあさんが破り、鶴が自分の羽根を
布に織り込むところを見てしまう。そして鶴は空に舞い戻っていく。話の解釈
は多々あるだろう。ただ、命を助けてもらった感謝のしるしに、わが身を削って
恩返しをする鶴の行為には、心打たれるものがある▼岐阜県に住む婦人部員は
東日本大震災以来、東北にエールを送り続けている。彼女は長年、関節の病と
闘い、現在は指先がかすかに動く状態。その彼女に生きる希望を与えたのは、
復興に歩む東北の同志の姿だった▼彼女は“恩返しをしたい”とピンセットで
千羽鶴を折っては東北に贈った。時に体がつらく、動けなくなる。「それでも
東北を思うと不思議と折れるのです」。千羽に1年ほどかかるため、すでに
来年の分の鶴を折り始めているという▼「抜」という字は手偏に友と書く。
「生き抜く」――そこには「生」を支える“友の手”が厳然とある。彼女と東北の
同志は、互いの存在に感謝しつつ、報恩の心で力強く生きていく。(城)
〈寸鉄〉 2019年3月19日
創大・短大で卒業式。確固たる原点があれば絶対負けない。使命の空で乱舞
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島根が記念月間。声仏事の確信、胸に赤々と。壁を破る勇気の師子吼を放て
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山梨婦人部が“幸の春呼ぶ月間”。さあ皆が一歩前進!心結ぶ誠実の対話を
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志を立てるのに遅すぎる事はない―宰相。因果俱時の信心。勝負は今から
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悪質ローン等の被害に遭う不安―若者の64%。消費者電話「188」も活用