「感謝の人」は強い。限りなく成長できる。
師の恩・父母の恩を知り 誓いを果たしゆく
報恩の人生を貫こう!
〈名字の言〉 2019年7月28日
創刊から70年を超える「暮しの手帖」。ただ今月発売された8―9月号の
号数は「1」になっている▼これは初代編集長・花森安治氏の“初心に立ち返る”
との考えによるもの。最初の100号までを“1世紀”と数え、その次の号を
「第2世紀1号」とした。そして今回は「第5世紀1号」。読む方も、おのずと
新鮮な気持ちになる▼氏は言った。「昨日そうしたから今日もそうする。ひとが
そうしているから、じぶんもそうする。それはらくかもしれないが、それでは
生きてゆく甲斐がないのである」。自身もジャーナリストとして「死ぬまで〈修羅
の巷のまっただなか〉でのたうちまわる」と思い定め、信念のペンを振るい続けた
(『灯をともす言葉』河出書房新社)▼新しいものを生み出そうとすれば、苦労は
多いが、その分、喜びも大きい。「禍福はあざなえる縄のごとし」というが、「苦労」
と「喜び」も表裏をなすものだろう。創造のための悩みや苦しみを避ければ、価値ある
ものは生まれないし、喜びと充実もない▼御書に「浅きを去って深きに就くは丈夫の
心なり」(509ページ)と。創価の価値創造もまた、自ら進んで苦労を求め、無限の
向上を目指す道である。自他共の喜びに満ちた人生へ、今日もみずみずしい決意で、
信行学の実践を貫きたい。(江)
御書を拝せば人生に行き詰まりがなくなる―恩師青年よ大哲理を心に刻め
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「当起遠迎当如敬仏」こそ「最上第一の相伝」御書。振舞で絆結ぶ友好期間に
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高速道路のタイヤ破裂やガス欠は夏に急増。点検は入念に。絶対無事故で
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猛暑3日続くと高齢者の熱中症リスクが高まる―研究。空調活用など賢く