◎感謝を忘れず 報恩の限りを尽くそう
「親によきものを与へんと思いてせめてする事なくば一日に
二三度えみて向へとなり」(上野殿御消息 御書1527P)
◎名字の言 自然の持つ巨大な破壊力の前に、「一人」では無力かもしれないが、支え合い
の心を結集することで、未来を創造していける人間の強さを再発見したのである。
災害、差別、紛争――世界は困難に満ちている。「創価」すなわち価値創造の生き方
を掲げる私たちが、人間の善性を呼び覚ます挑戦の先頭に立ちたい。
◎寸鉄 御書「法華経は平等の経なり」。生命尊厳と平和創出への最高の哲学ここに
人間を変えるものは環境ではなく自身の内なる力―偉人。わが舞台で証明
◎新・人間革命 源流十
「そうか! ここを、生涯にわたる使命の天地と定めたんだね。よろしく頼むよ。
これからは、舞台は世界だ」「先生。私は、高等部の人材育成グループとしてつくって
いただいた『鳳雛会』の東京四期です。その高等部の時に、インドの広宣流布に生き抜くこと
が私の使命であると決めました。この決意を果たしていこうと思っております」伸一は、
彼を見詰め、微笑みを浮かべた。「立派になった。鳳雛は鳳に育ったね。嬉しいよ。君たちが
自在に活躍できるように、インドにもさまざまな道を開いておきます。弟子のために戦うのが師であり、
弟子は師のために戦い抜く――それが師弟不二です」