昨年11月19日、小平市上水新町1丁目に隣接した立川市清掃工場で、鉄錆びが飛散した事故が発生してから4か月が経ちました。
飛散した物質の成分が明らかにされないまま、工場が4か月間、稼働している事になります。
上水新町の地域住民が、再三、成分の分析結果の提出を求めていましたが、3月8日になってやっと結果報告が清掃工場からありました。
「なぜ、こんなに報告が遅れたのか?」という質問に、
工場側は、「飛散した鉄錆の分析を行ったところカドミウムと鉛について廃棄物の基準を超過している事が判明しましたので、影響を把握するため清掃工場管理地と若葉小学校の土壌調査を行っておりましたので、報告が遅れることとなりました。」との返答がありました。
ある専門家に今回の件を報告したところ、「ダイオキシンが基準を超過しないのが合点がいかない。」という指摘もあります。
ともかく、上水新町住民に成分の公表を約束しながら、しかも、有害な成分が検出されていたのに途中経過の報告もなく、問い合わせがあったら報告をする。この姿勢は清掃工場として一番してはいけない姿勢です。
こうなったら、住民に直接説明する機会を設けるしかありません。
今後、立川市清掃工場に申し入れることになります。