12月6日(火)から9日(金)に4つの常任委員会が開かれました。その中で、取り上げたいのは9日に開かれた建設委員会の内容です。
市長提出の議案が全会一致で可決した後、午後にようやく請願の審査(二回目)に移りました。傍聴人も多く、建設委員会としてどのような結論を出すのかに注目が集まりました。紹介議員になっていましたので、傍聴をしました。
委員の議論が、「(請願文の)どこの字句の訂正をどうするのか?」 「委員の意見をどうまとめるのか?」と思われた時、休憩となりました。それが14時20分。(行事参加のため16時30分に退席しましたが)結論が出たのが18時15分頃。
この間、委員会で何をどのように議論したのか、傍聴人や紹介議員には、まったくわかりません。別室での議論に参加できるのは筆頭紹介議員と建設委員6人だけで、約4時間近く、委員や理事者との密室での調整が断続的に続いたことになります。
公開である常任委員会で結論を出すプロセスが見えない委員会を久しぶりに傍聴しました。また、まとめ上げるリーダーの資質ということも考えさせられました。大事なのは「(委員会での)議論形成の見える化」なんですから。
委員会審査の中で理事者から(請願に対し)前向きとも取れるような意見が出された時点で、どうして意見を集約し結論まで導くようなことができなかったのか?(そうすれば内容も変わっていた?と)悔いが残ったのは私一人だけではなかったはずです…。