こっちゃんと映画をみまちょ♪

レビューと呼ぶほど中身なし。しかし中身が無いのも中身のウチよのぅ。・・・なんちって。

チャンピオン (2002)

2006年03月13日 | いかすMovie

こっちゃんポイント ★★★★

鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 117分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開 (メディア・スーツ)
初公開年月 2003/07/26
ジャンル ドラマ/スポーツ/伝記

貧困と差別に囲まれて育った青年キム・ドゥック(ユ・オソン)は、ふとしたきっかけで足を踏み入れたボクシングの世界で、徐々に頭角を現してゆく。そんなある日、彼の前に現れた運命の女性。ドゥックの勝利をひたむきに信じる彼女のため、男は世界タイトルマッチのリングに上がる。圧倒的な実力を誇るチャンピオンに、まっすぐ挑んでゆくドゥック。命がけの死闘が、いま始まる……。  

(goo映画より抜粋)

 

ボクさぁー。ボクサーなの。

子供の頃、そんなダジャレを嫌がる他人に言って回っては自分だけでウケていたあの頃が懐かしい。
しかし過去ログを振り返ってみると、大人になった今でもレベルが全く変わってないことに気が付き、プチ衝撃

でもまぁ、そんなダジャレもオッケー牧場!だって、こっちゃんアホなんらモ~ン♪v(。・ω・。)ィェィ♪

 ←本家オッケー牧場 ガッちゅ氏

・・・あれっ?。これってむしろレベルが退化傾向にないか?Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
まぁ、いーじゃん、いーじゃん!
これからもアホアホ街道まっしぐらで行きましょ~♪o(*^▽^*)oあはっ♪

そんなこんなで「生まれながらのパンチドランカー」こっちゃんが昨日観た映画がこれ。
韓国に実在した伝説のボクサーのお話しです。ガッツ抜きで泣かせます。

後で調べてみるとこの映画の監督クァク・キョンテクという人。「友へ-チング-」や「トンケの蒼い空」「タイフーン」の監督・脚本の人だとか。思わず「おお~」と声がでてしまいました。

そういや、ボクシングが題材の映画っていうのは、もう過去にいっぱいありますよね。

もちろん、その映画の描き出そうとするものは別々な方向性を持ってたりもするので、一くくりにはできません。

エイドリアぁぁぁぁン!と叫び続けた「ロッキー」だったり、
←お笑いの種馬

 

女性ボクサーと老いぼれトレーナーの究極の選択を描いた「ミリオンダラーベイビー」だったり、
 
ファイティングポーズで記者会見中のベイビー

 

お父ちゃん貧乏万歳だね!の「シンデレラマン」だったりと・・・

 
↑妻を抱き上げるシンデレラマン

 

ホラね。
ちょっと挙げただけでこんな風にポロポロ出てきますが、それぞれに個性があるお話です。
しかも有名作品ぞろいじゃないですか。
更にこれにアニメとかも入ると、もっとあるしね。「あしたのジョー」「がんばれ元気」「はじめの一歩」etc....

え?何?なにか言いたいことあるんですか?
画像が間違ってるって?・・・どこが? (* ̄◎ ̄*)クジョウハ ゴカンベンヲ...

さてさて話を戻しますが、こんなありきたりの題材を今さら韓国で取り上げたところでどーなのよ・・・って言っちゃう方も多いかもしれませんね。

でもね、これ結構良いですよ。とっても韓国映画らしいんです。音楽の使い方とかね。

何の取り得もないような一人の貧しい男がボクシングに目覚め、世界チャンピオンを目指す。恵まれない少年時代を過ごした故郷を後にして、彼はひたすら自分の精神と身体を鍛え上げるためにトレーニングジムに通います。

初めは先輩ボクサー相手のスパーリング(実技的な練習みたいなもの・・・ですよね?)でボコボコになっちゃうような彼が、やがて確実に”力”をつけ、韓国のチャンピオンになり、そして世界の舞台に飛び出して行く姿を描きます。

残念なのは、こんな風にストーリを書くと、さもありきたりに終始してしまうこと。まぁ、確かにありきたりな展開なんですけどね。

それでも、この結末には泣きそうになってしまいました。妻ギョンミ役のチェ・ミンソが良いですね。彼女の演技が、後半この物語を切なくさせ、涙を誘います。

ボクシングには興味がないの。」

そんな出会いから、恋に落ち、父親の反対で一時は結婚を諦めつつも、やがて「彼」が自分のために闘っているのだと気が付きます。


こっちゃんは、この映画のモデルとなった韓国人ボクサーのキム・ドゥックという人が、どんな人生を歩んできたかは全く知らずこの映画を観ました。それだけに果たしてその”結末”がどこに辿り着くのかハラハラどっきんこでの鑑賞になってしまいました。

ラストは祈るような気持ちにさせられてしまいます。

この映画で彼を演じるユ・オソンのゴツゴツ感が良いですね。この人、「チング」にも出てました。ドゥックの不器用な生き方を演じるにふさわしい俳優さんだなと感じさせます。

実はこの映画、監督自身が17歳のときに実際に見た「無名のボクサー」の試合が忘れられず映画化に踏み切ったのだといいます。

「勝てるわけがない」試合__。
その行く末は、この物語の必死のボクサー ドゥックが遠征直前に妻に口にしたように、
自分が殺されるか、相手を殺すか」の戦いだったのです。

彼の生き様に、様々な想いが観る人によぎるのだと思います。それが例え韓国人でなくとも。
様々な人生や想いを抱きながらリングに上がるボクサーたち。試合の数だけドラマがあるのですね。

ボクシングは自分の身体ひとつだけで闘える。しかし、その裏には常に「人生」の終わりが見え隠れしています。公に認められてはいるものの、互いの身体を打ち合い、血だらけになりながら「勝利」を目指す過酷なスポーツ。

実際、ドゥックには圧倒的な強さはありませんでした。そのほとんどが接近戦。
まるで自らの身を切り刻みながら相手の骨を絶とうとするかのようです。だから試合が終わると双方とも血まみれに・・・・・(*ノωノ) あぁっ!

そんなハングリーな舞台に彼らは何故に自ら望んで上がるのか?・・・・信じられない人もいるでしょうね。でもこの映画ではそんなことの意味をちょっとだけ知ることができます。

ボクサーはミス・コリアよりも鏡の前に経つ時間が長い。何故だか分かるか?
ジムの会長の言葉はまさに「それ」を的確に言い表していました。

細部を一々説明せずに、こちらに自然と伝えるよな作りが良いですね。

亀田(兄)にも見て欲しい映画です。

《2006.08.15記事一部改訂》

【作品】チャンピオン

 


夢の映画バトン

2006年03月08日 | お遊び♪

おこんにちわぁ~。こっちゃんれす。

今日は札幌、めちゃめちゃ吹雪いておりますよ。
で、どーゆーワケか試写会もまったく当たらなくなってしまいましたので、
こっちゃんの心の中も吹雪いてます。

それはもしかして、「ちゃんと金払って観んかい!」という神サマのお考えなのでしょうか?・・・

と言いつつも、昨日は「北斗の拳」を観てきたのですが。
Ψ( ̄∀ ̄)Ψ アタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!アタァ~ッ!ってカンジです。

まぁ、そんなコトはともかく、
おともだちのPINOKIOさんからこのようなバトンを頂きました~♪

頂いたのは先週だったのですが、やっとお答えできることができました。
PINOKIOさんごめんなさいね m(_ _"m)ペコリ~

それではとっとと、やって行きましょ~

今回は犬的立場からとっても”控えめ”にお答えしてみました。

 

 「夢の映画バトン でございます♪

 

Q1:希代の名優である貴方。
   熱々のラブロマンス大作で、ある俳優と激越なベッドシーンを演じる事に!
   その相手役とは、誰?



A:それならディズニー映画の『南極物語』のワンちゃんたちが良いです!

   

  え?どれもオトコぉ? うそ~~~んΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン!
   ※映画を観てないので実際は知りません(んな、無責任な!)

 

Q2:貴方はハリウッドでも凄腕と評判される名プロデューサー。
   ついに問題作「フーテンの寅vsサザエさん」を製作する事に!
   さて、主演の二人は誰にする?



A:寅さん・・・『ウィル・フェレル』、サザエさん・・・『ニコール・キッドマン』で。

 

 

  

こ、こんなカンジになると思います・・・( ̄∀ ̄*)



Q3:あの名子役ダコタ・ファニングが、なんと、
   貴方の粗末なお宅にショート・スティする事に!
   貴方との二人きりの今晩の夕飯は、どんな献立?

A:え?あの生意気そうなガキが我が家に?(ウソです、ウソ)

  彼女にはこれで御もてなししましょうか。

 

 

   これ。

 

 って、ダコちゃんが食うかっっっ!  しかも、また同じネタかよッ!(*`◇´*)/

 


Q4:車でアメリカ横断の旅に出る貴方。
   一緒に同行してくれる俳優(同性)を一人選ぶとしたら誰?
   で、絶対に“お断り”なのは誰?



A:一緒に行くのはくまたん。(当然!)

 仲良しです。

え?「くまたんってハリウッド女優なのか?」って?

そういえば昔「がんばれ!ベアー」に出てましたね。
(ベアーズじゃないよ。クマがシャケ漁をする話です。)


  で、お断りなのは… 

 

    グレン・クローズ。

   犬の敵です!┌(`Д´)ノ)゜∀゜ )ピシッ!




Q5:あの俳優が貴方の素敵な叔父(叔母)様になってくれるそうな!
   さて、その俳優とは誰?


A:叔父サマなら『メル・ギブソン』叔母サマなら『ヘレン・ハント』
   

・・・ひとつくらい真面目に答えましょ(笑)

 



Q6:次に回す人(三人)を俳優に例えると誰?


A:三人かぁ~

  じゃあ、とある県庁にお勤めのエリート三人に回しましょ♪

 

① オラ裕二さん・・・・本当の名前は悟空(サル系)らしいのだが、役所では何故か芸名がある。
              名刺を渡しながらついクセで「オラ、裕二です。」と言ってしまう。

           俳優イメージ  

 

② お役所広司さん・・・・とにかくカタブツです。いかにも”お役所”的に業務をこなします。

          俳優イメージ  

 

③ 包み真一さん・・・・袖の下を包まれるコトを非常に好む彼。
             「この世には下心など何もないのだよ」が口癖。
             最近ちょっと顔色が悪い。体の具合が良くないのか?

           俳優イメージ  

 

以上お三方、宜しくお願いしま~す。

尚、この記事に関するクレームは一切受け付けることができません。
あしからず____。

他にこのバトンを欲しい方。。。ここに置いておきますので、お好きにドーゾ♪

 


ARAHAN アラハン (2004)

2006年03月06日 | いかすMovie
こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 114分
製作国 韓国
公開情報 劇場公開 (UIP)
初公開年月 2005/10/22
ジャンル アクション/格闘技/コメディ

熱血だがダメ警官のサンファン(リュ・スンボム)は、ある日、"七仙"と呼ばれるカンフー・マスターたちに出会う。サンファンの中に強烈な"気"を感じた七仙たちは、『手っ取り早く強くなりたい』というサンファンの願いを聞き届け、修業を開始させる。そんななか、七仙たちに封印されていた極悪な支配者が復活。こうして森羅万象の"気"を身にまとった史上最強のヒーロー"アラハン"を巡って、善と悪の壮絶な戦いが始まったのだが…。 

(goo映画より抜粋) 

とにかく笑いました。特にオープニングとエンディングは最高です!

ちょっとドランクドラゴン鈴木と、モデル女優 山田優共演の武術映画を観てるような錯覚に陥りましたけど。

あ!と言ってもそんなに決定的には似てないんですけど、ヒロインのキッ!とした感じと、青年警官のヘボ~い感じがどーも二人のイメージにオーバーラップしてきてしまうんですよね~。

お前の目はどーかしてる!」「また脳みその具合が良くないのか?」そうおっしゃる方も多いでしょう。

えぇ、好きなように言って頂いて結構ですよ。
 でも見えちゃったんだからしょうがないじゃない!
(お、開き直りか?)

なんせ、こっちゃんは以前、前田亜季長澤まさみがカブりそうになった前科者ですので、この程度の思い込みなんていうのは日常茶飯事。
いわゆる”ちゃめしごと”と同じですよ。はっはっは、どんなモンだい!
気にしません、気にしません <(`^´)>エッヘン ←って威張るなッ!

まぁ、ドコの二人に見えようが見えまいが本来はどーでもいいわけで、そんなこと関係ナシにこの映画、ホント面白い~んのでございます♪

そもそもこっちゃんは、普段あまりカンフーモノって好んで観ないんですよね。
同じ格闘モノということで引き合いに出すならば、ただ単に「ジャッキー」と言われた場合、
「チェン」よりも「佐藤」の方を即座に連想
したりします。

あホレ、びゅーてぃびゅーてぃ~♪びゅーてぺぇあぁぁぁ~っ♪(ノ´▽`)ノ

・・・って知らないよね、今ドキ?( ̄∀ ̄*)
じぇんじぇんタイムリーなネタじゃないしねぇ・・・。

はいはい、ゴメンなさぁーいペコリ~

ま、そんなことはともかく、この「アラハン」は漢字で書くと「阿羅漢」なのですが、中国映画の「阿羅漢 」とは違います。(知ってました?)こちらはバリバリの韓国映画なのですよ。宣伝文句では韓流×カンフーだんなんて、シャレたことを言っておりました。

しかしながらこのノリが実に愉快痛快なのですね。こっちゃんもこんな武術モノなら大歓迎です!

もっとも、カンフー映画というコトですから、アクションこそが命!

ハイっ!ここですかさずゴルゴの いのちッ!

こっちは”逆”いのちッ!→

 

何度も脱線しておりますが、またまた話をモトに戻します。
本作品は当然ながらアクションが最大のウリ。
ゆえに、内容的には決して「人生に必要な何かを得る」というホド深刻な映画ではございません。

しかしながら誉め讃えたいのは、その明るい作り。ここが何より”こっちゃん向き”と言えます。

まず映画の始まりは、落ちぶれかけてるカンフーマスターたちの井戸端会議。

 「最近の若者たちの入門が減っている。我々が落ちぶれてるからバカにされてるんだ

話の内容は、修行時代のボヤキや、ここ最近の事情に至った言い訳。聞けば、今や道場の家賃支払いすらままならず、「電話占い」なる商売で何とかしのいでるという状況。あらま、コレは深刻。本格的に落ちぶれています。

そのうち「このままではイケない。TV出演で”技”を世間に売りこまなければ若者の入門はない。」という話も飛び出すのですが、こんな話の輪の中に韓国名優のアン・ソンギが入っちゃってるのが既にツボです。

これだけでもう、この映画がこの先どんな展開になるか期待に胸がふくらむってモンですよ。

そうなんです。この映画にはあちこちに「おちゃらけ感覚」があるんですね。
いわゆる楽しんで作ったらこんなの出来ちゃったみたいな映画。

冒頭のひったくり犯の追跡劇なんてもう、かなりの勢いで引き込まれちゃいますよ。ほんと、 爆笑です!

 コンビニでバイトをするイジンユン・ソイ)はどうやら予知能力的なモノがあるらしく(ここがもうムチャクチャ)レジで買い物客のにいちゃんが”この後ひったくりをする”ことを察知!
(んなコトあるか!)

すかさず「トイレに行きます」と先輩に仕事を押し付け、自分は追跡モードに入ります。

別に彼女はケーサツでもなんでもないのですが、正義感の塊でもある強い女の子。何を隠そう、冒頭でボヤいていたカンフーマスターの一人アン・ソンギの娘でもあります。
どうやら気の強さは天下一品のご様子。この追跡シーンを観るだけで、彼女がいかにスゴイかが分かります。

高層ビルから高層ビルへ屋上をひとッ飛び!そして着地ッ!

・・・って、ありえん、ありえんヾ(ーー )ォィォィ

こ、これは「スパイダーマン」か?はたまた「マトリックス」か?というノリ! 堂々とパクってます(笑)
だってバイクで逃走する犯人を、生身の体で空から一気に追い詰めるのですから、そりゃもう普通の人間は敵いませんよ。のっけから全開でぶっ飛ばすようなこのノリで大丈夫か?と心配になっちゃうほどです。

そこに絡んでくるドランクの鈴木・・・じゃなかった、サンファンリュ・スンボム)。これが実に情けない警察官なんだな。でも正義感だけはあるの。

交通違反の取締り中に同じ窃盗犯を目撃
彼は取り締まりそっちのけで走って追跡するのですが、イジンの素早さに比べるとこちらはボロボロ。
途中で車に跳ねられるわ、犯人に追いついた早々イジンの掌風(手をかざして風を起こす技)で吹き飛ばされるわで、さっぱりイケてません。

もぉ爆笑です(≧∇≦)/

イジンの巻き起こした突風に「きゃははは~!」と笑いながら吹き飛ばされるサンファン
そして笑いながら気絶。しかもピクピクしてる。ここで思わず吹き出してしまいました(>∀<)

まぁ、ストーリーをなぞってもしょうがないようなお話しなので割愛させて頂きますが、話の流れとしてはこの後、サンファンが道場に入門し修行開始することになるのですが、やがてタイヘンな騒動も巻き起こってくるわけでして・・・・まぁそれは観てからのお楽しみというコトにしておきましょうね。

メインのカンフー対決シーンはチョットシリアスに展開。でも、これまたどこかハチャメチャでもあります。

怒りで発した”気”によって石がホワッと浮いて、相手めがけて飛んで行くなんて、これってもはや修行じゃ無理でしょ?

ハッキリいってこれはカンフーを超えてます!
どっちかって言えば超能力ですってば。(笑)

そんなトコも含めて「ツッコミ大歓迎~」と言わんばかりのこの作風。悪びれた雰囲気が無い分、とても好感がもてますね~。気に入りました!

ただ、格闘シーンがちょっと長くてクドく感じてしまうのですが、これは恐らく前半あまりに笑いに走ってしまったためと思われます。そこまでギャハハギャハハの連続で来て、途中からいきなりシリアスな感じが続けば、そりゃ誰でも戸惑いますって。
まぁ、それでも要所要所にコメディ要素が盛り込まれてますので、トータル的にはカンフーが苦手な人でも楽しめると思いますよ。

今回この映画でヒロインのユン・ソイ(写真右)という女性を初めて見ましたが、今回の気性の激しい役を実に上手にこなしてましたね。
コミカルな演技からアクションまでキッチリ見せてくれました。
今後ちょっと注目ですね。

などと言ってるうちにこの人、あれっ?

今度は元「スピード」のhiroに見えてきた・・・

 ←こっちがhiro

←こっちは、原口あきまさに見えるし・・・

ああっ!もうダメっ! 完全にビョーキです。。。(*_ _)。o○

 

《2006.08.15記事一部改訂》

【作品】ARAHAN アラハン

 


イナフ (2002)

2006年03月02日 | いかすMovie
こっちゃんポイント ★★★★
鑑賞環境  こっちゃんシアター 
上映時間 115分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (SPE)
初公開年月 2003/01/25
ジャンル ドラマ/サスペンス

優しく裕福な夫ミッチ(ビリー・キャンベル)と共に、何不自由ない幸せな結婚生活を送るスリム(ジェニファー・ロペス)。ところが娘が5歳になった頃、夫が変貌し始めた。妻の主張や抗議は全てはねつけ、暴力で家族を従わせようとする支配欲の塊となったのだ。暴力に耐えかねたスリムは娘を連れ逃げ出すが、ミッチは彼女のどんな動きも把握し、執拗に追い詰める。迫りくる恐怖の“愛"から逃げ続けることも限界に達した彼女は、女として母として最後の力を振り絞り、ある決断を下す……。

(goo映画より抜粋)

ドメスティック・バイオレンス・・・・。コスメティックでは無いのですね?( ̄ε ̄ )
あ、やっぱり違いますか。え?「家庭内ぼーりょく」のコトなんですか?ハイハイ勉強になりました。
あれっ?でもそれってダメじゃん。
特にジェイ・ロージェニファー・ロペス)に対しては絶対ダメじゃないですかッ!

彼女が、暴力亭主にボコボコ殴られちゃうなんてのは、なかなか辛ろうございます。皆さんだってそうでしょ?え?「そーでもないよ。」って?
あら、そうですか?また、こっちゃん一人で突っ走ってしまいましたか?

顔は殴らないで!アタシ女優なんだから!

まぁそんなセリフこそ無かったものの、彼女の厳(いか)つい肩幅を見れば二重三重に浮気にまみれた男の人生がこの先どうなるか?なんて、きっと誰もが薄々感じてしまうのでしょうねぇ。

ま、この映画の場合、「家庭内暴力」は単なる題材。決して重い映画ではありません。

レストランでウエイトレスとして働く女性のスリムは、そこへ居合わせた男性客と”運命”を感じ、結婚。そして出産。そんな彼女が、夫の浮気に気がついてしまったコトで人生が一変。まるで絵に描いたような悲劇が訪れます。

それまでの裕福で幸せな生活は何処へやら。
その先に待ち受けていたのは、夫の暴力と愛の無くなってしまった拘束的な暮らしだけでした。
ダンナは子供にこそ手出しはしないものの、妻のスリムに対しては平気でグーで殴るようなイカレ具合。
髪を掴んでは押し倒し、すかさずお腹や背中に蹴りを入れるような最悪の暴力を浴びせかけます。

むむむ。これは許せないじょ!
「家庭内」のこととは言え、ここまで行けば十分に犯罪。一般家庭にあってはならないヒドさです!

しかも浮気に対して抗議する妻に、「オレはオトコだ。男と女では体の作りが違うんだ。」などと、どこで憶えたのかこのようなトンでもない言葉を吐き出す有様。

しかも、もっともっと許せないのは「これからはワザワザ【仕事へ行く】だなんて嘘をつかなくて済む」と、浮気がバレてむしろバンザイ的な発言まで平気で口にするとは・・・。これにはまったく我耳を疑ってしまいました。

オープニング・ナンバーのBGM、陽気なシェリル・クロウの"ALL I WANNA DO"に乗せられて、この映画を「ふふふんふん~♪」などと楽しい気分で観始めた世の女性陣は、きっとこの辺で既に「きーーーーっっ!」と目を吊り上げるのでしょうね。

この映画を今晩、もしくはビデオ録画で後日ご覧になる奥さま方は、どうか鑑賞中にご家族の方に呼ばれても、決して振り向かないようご忠告申し上げます。

般若(はんにゃ)ような顔で振り返ったアナタ様を見て、普段憎まれ口を叩いてばかりの悪ガキは布団をカブって震えだし、気の弱いダンナ様に至っては、「す、すまん。タバコ買ってくる・・・」などと言い残し(もしくは置手紙を残し)そのまま戻らない可能性すらあります。

もし、「どうしても家族に話しかけられてしまう」という方がいらっしゃいましたら、その様な方は出来れば手鏡を持って、時々自分の人相checkをしながら鑑賞にのぞむのが良いかと思われます。10分おきに・・・いやいや5分おきのcheckがオススメです。

あ、これはあくまで想像上の仮説ですよ。でも家庭内の不和は、この映画の中だけでイナフ(十分)ですからね。何もアナタの家庭まで、この映画のダメ亭主の道連れにすることはありません。

おっと、自分でも何を言ってるのか分からなくなって来ましたが、恐らくそんなオッカナイ顔に誰もがなってしまうような映画だってことです。

物欲に縛られた男。「欲しいものは何でも手に入れる」と言うこの男は、その言葉の通り、仕事・家・愛人、望んだ物は何でも全てその手の内に収めてきました。
最も愛するべき妻さえも、彼にとっては自分の征服欲を満たすための道具でしかなかったのです。

この男性像はまぁ極端と言えば極端ですけど、映画はこれくらいの方が盛り上がりますね。
ほんと、コンチクショーですからっ!
何よりこんな男が「お金持ち」だってことに余計に腹が立ちます!コンニャロメッ!

その後の展開はおのずと読めるでしょう。

まあ、こんな亭主のモトに一分一秒たりともいる必要などありませんわ。逃亡ですよ。とーぼー。エスケイプです! しゃらば~い♪

この映画のニクイところは、なかなか演出上手な点。
きっちりみっちりハラハラさせてくれますからね。ただの地味で陰気なドラマに終わらせないっちゅー作り手の意気込みが感じ取れます。

追い立てられるような音楽と、目線で不安を煽(あお)るがごとしカメラは、古典的にも感じますが雰囲気を盛り上げるには十分。

そして話がエスカレートするにつれ、アクションの味付けもドンドン結構ハデ目になって行くのがまたヨロシ。ただこれは、この映画にとって結構ギリギリの範囲といったところでしょうか?これ以上は明らかにやり過ぎですね(って、人によってはコレでも十分やりすぎって言うかもしれませんが)

とにかく、脱走シーンでハラハラ

逃げ込んだ先でハラハラ

車の追跡でハラハラ

長州小力のパラパラ・・・・。 

 
あれっ?これってたしかこの前もやったような・・・・(*_ _)。o○

前にもやっとるわいッ!(*o☆)\バキッ!  
やっぱし!(つд⊂)ワーン!

まぁ、いつものコトですからほっといて下さいm(_ _"m)ペコリ ~

でわ、仕切り直し___。

あ、そー言えばジュリエット・ルイスがジェニファーの友人役で登場しちょりました。
要所要所に彼女のシーンはきっちりと用意されていますが、それでもこの映画ではトコトン脇役に徹しています。逃亡を手助けしたり、子供を預かってもらったり。

そんなジュリエット演じる友人ジニーをはじめとして、”被害妻”であるスリムの周りには、意外にも親切な「助け人」が多かったのがまだ救い。しかし、そんなコトにめげない夫は、何処までも何処までも執拗に追いまわします。
この執着心はいったい何なんだ?
逃げても逃げても追いかけて来る。お前はジェイソンか?

しかし、問題はこの後の展開。

もう逃げ場がない。タイムリミットが近づいている!
そう悟ったスリムが家庭内暴力に立ち向かうために行き着いた考えとは・・・。

この映画では、”暴力浮気亭主”に対して当然ながら弁護などは一切ありません。

そしてその”悪”の象徴とでも言うべき男に対して、今までやられ続けてばかりいた女性が、なんと反撃に出るお話になって行きます。しかも「男の武器」を身につけて立ち向かおうというのですからオドロキです。

実はこっちゃん、ここでこんな想像をしていました。
こんな話を撮りたがるのは、さぞや男勝りな女流監督に違いない!」と。

コノ映画のノリとしては完全に女性の味方に立っているし、そして女性への応援歌に思えましたからね。

ところがですよ。調べてみるとなんと!
これがバリバリの(・・・かどうかは分かりませんが外見上は)男性でビックリ!

なるほど。
ジェニファー・ロペスを主役に使った理由(わけ)が分かるちゅーモンです。
これがアンジェリーナ・ジョリーだったら、きっとこうは行きません。
最初の30分でダンナはバズーカーで吹っ飛ばされるか、
あるいはライフルで蜂の巣になっていたコトでしょう。

   

あまり強すぎる女性をキャスティングしちゃうのも問題アリなんですな。
ヘタすれば筋書きが変ってしまう恐れがありますからね ヾ(・ω・o) ォィォィ アルワケナイヤロー

それにしてもマイケル・アプテッドなる監督(画像右)
何故に男であるハズのアナタがこのようなお話を作ろうと思ったのデスか?

見事なくらい男性のエゴを非難し、打ち負かしてくれました。

察するにコノお方。
相当怖いカミさんをお持ちであるか、もしくは過去に女性に殴られまくったトラウマに縛られている方なのではないでしょうか?
そんな風に思えてなりません。

そういえば今年公開の映画で、同じくドメスティック・バイオレンスに耐えかね家庭から逃げ出し、自らの幸せを獲得しようとする女性の話「スタンドアップ」がありましたね。

あの映画で、男に蔑視され続けたシャーリーズ・セロンは勇敢にも法廷で闘いました。

この映画「イナフ」のジェニファー・ロペス場合、法の力を借りるにはもはや手遅れ。弁護士事務所に駆け込んだ時には時すでに遅しだったのです。

そこで行き着いた選択・・・。
彼女は「毒をもって毒を制す」的な、まさに”命がけ”の行動へと踏み出します。

子連れで逃げてばかりいた女性が、徐々にたくましくなって行くイメージは、
多分ジェニファー・ロペスにピッタリなのだと思います。子役の女の子もなかなか良いですよ。


単なる家庭内のドラマを観ているつもりが、サスペンスになり、アクションになり・・・
結果的には結構なんでもアリのてんこ盛り状態。

もしかすると、この映画を観る人の大半が、中盤を越す辺りにはお腹一杯になってしまい、
こっちこそイナフ。まじでイナフ。」なんて声を上げたくなるのかもしれません。

《2006.08.15記事一部改訂》

【作品】イナフ

 


げすとぶっく 【19】 2006.03.01~2006.0313

2006年03月01日 | げすぶ。


          
&




     こんにちは。こっちゃんです

              『げすぶ』更新です。【vol.19】です。
      みなさん、いつも応援ありがとうne

 

      さてさて・・・・今日はちょっと真面目なお話を
      

      ここ最近、すっかりのんびりペースでやってますけど
      決して映画そのものを観ていないわけではないんですよ

      こっちゃんの場合、テンションが上がったところで一気に記事を書いて来ました
      (今まで結構そうでした)ので、観た映画全てを「感想文」としてUPしていないのが
      今のところの実情です

      ところが、毎日このヘボいブログのアクセスIP数(ページ閲覧数もそうですが)
      
を見ていて思うのですが、一向に減る気配がないのですね

      検索でなにか特別なモノが引っ掛かってるのかな?と思って調べると、
      こっちゃんの場合「検索」で入場いただける方はごくわずかのようです

      じゃ、どのページが一番アクセス数が多いのかな?と調べると・・・
      なんとTOPページが圧倒的なんですね

      
      これをどう受け止めるべきか・・・?

      ひとつには、ブログランキング等で見てお越し頂ける方が多いのでしょう
      それともう一つは・・・・。
      記事の更新あるなしに関わらず、このブログに定期訪問してくれている方が
      増えてる!というコトなんだと勝手ながら判断させて頂きました

      うわお!これはウレシーなぁ!

      もちろん、gooブログのランキングBEST100に入れるような人気ブログには
      まだまだ遠いのですが、それでもランキング順位がつくようにはなりました!
      (gooブログランキングは1000位以内が順位発表対象となるようです)

      2/28現在で48万2308件のブログがgooで登録されているとのコトですから
      この結果はこっちゃんにとっては十分過ぎるほどスゴイです!

      実際、Yahoo!ブログでチョコマカやっていた時のアクセス数とは比べ物になりません
      実に6倍~10倍のIPアクセスが毎日ある状態です

      こんな事実に今さらながらビックリしたので
      この場を借りましてあらためて日頃、当ブログにお越し頂いてますみなさまに
      心より感謝を申し上げます!
あ、ありがちょ...

      そして、これからも是非応援して頂けましたら幸いです
      また気が向いたら、BLOGランキングでも応援して下さいネ♪

      そんなこんなで、足跡を残して頂いた皆様に大したお構いも出来ていないのですが
      コメントお返事  トラバお返し  皆様のお宅にお邪魔  記事更新
      と、こんなサイクルを今後も繰り返し続けて行こうかと思っております

      時間も限られてますので、各工程に1日を費やしてしまうコトもあるかと思います
      (ということは4日に1回の記事更新か?・・・いやいや、もうちょっと頑張ろう)

      とりあえず、3月にもなりましたし「げすぶ」の更新をしておきますので
      「何やっとんじゃオノレは?」「毎日記事書かんかい!ボケ!」などありましたら
      コチラにお書き込み下さい(この程度の罵声には慣れております) 

    

      ま、そんな中、この本家BLOGと繋がっている【別館】に関しましても、
      色々やっておりますのでついでにご案内をば・・・

      前回に引き続きまして予算消化のため(お?県庁の星みたい!)      
      今現在も、あちこち整備中です!

        別宅の新着ご案内はでもさせて頂いてます♪

 

      みなさまのところへは、またの~んびりモードでお邪魔したいと思います   
      
そんなこっちゃんをどうぞ、これからもヨロシクお願いいたしまするぇ~

 

      注:はじめて【げすとぶっく】にお越し頂いた方はコチラをどーぞ。

 

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