起きて半畳 寝て一畳

株式投資の記録を中心に、日々感じた事や考えたこと、読んだ本のことなどなど

続・鎮海の桜

2006年04月04日 23時10分59秒 | 本・その他
【4月4日の市場概況】日経平均終値:17,292円(-40円
 日経平均株価は8営業日ぶりに反落。前日に2000年7月以来の水準に上昇していただけあって利益確定売りが優勢となった。東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。

【株式投資の記録:4月4日】
 取引しませんでした。


【続・鎮海の桜】
 きのうの続きです。
 『ある日韓歴史の旅―鎮海の桜』(朝日選書 価格¥1,365-(税込))
 著者の竹国友康さんは、1949年兵庫県生まれ、河合塾大阪校で現代文を担当とあります。 

 構成は次の通りです。
 桜のことは、第5章に書かれていますので、そこだけ少し詳しく書きました。
第1章 鎮海の歴史をさかのぼる
 1 倭寇の時代
 2 熊川に残る日本の城
第2章 日露戦争と鎮海湾
 1 近代日朝関係史の基礎知識
 2 戦略的要衝
 3 巨済島・仮根拠地建設の実態
 4 「日本海軍仮根拠地」跡
 5 「帝国」の建設
 6 軍港建設計画がはじまる
第3章 軍港都市・鎮海
 1 鎮海の都市計画
 2 初期の植民者たち
 3 軍港建設計画の変更
 4 海軍志願兵訓練所
 5 日本の敗戦と日本人引き揚げ
第4章 鎮海の街で生きた人びと
 1 日本海海戦記念塔と一人の日本人
 2 松真浦の海戦記念碑復元運動
 3 ロータリーと鎮海神社跡
 4 鎮海高等女学校
 5 三・一独立運動と鎮海公立普通学校
 6 徳丸観音と大火災
 7 最初の李舜臣像
第5章 桜祭りのなかで
 1 鎮海の桜祭り
   桜祭り再訪/桜祭りの由来/桜の名所/戦後の桜植樹運動/同窓会の桜
 2 桜とナショナリズム
   本居宣長と山田孝雄/済州島原産の桜/ソメイヨシノの出自
   /キムパップとのり巻き 

 Amazon でこの本を検索すると、こんなレビューが載っています。
『韓国南端の街・鎮海(チネ)の春は桜祭りでにぎわう。日露戦を契機に、日本はここに街を造り始めた。鎮海に暮らした日韓双方の人々の記録・証言をもとに、日本海軍の象徴・桜の戦後史にいたるまで、一人の教師が舞台の地を歩き、史実をたどるルポルタージュ。』

 明日に続く
 明日で終わりにします。桜をめぐる哀しいお話です。

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