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ローマ世界の終焉―ローマ人の物語XV―

2006年12月15日 22時55分41秒 | 本・その他
 塩野七生さんの『ローマ世界の終焉―ローマ人の物語XV―』を買いました。きょうが発売日でした。
 新潮社 A5判変型444ページ 定価3,000円(税別)

 新潮社のホームページには、
〔空前絶後の大帝国は、いつ、どのようにその幕を閉じたのか〕
教科書によれば、西暦四七六年に西ローマ帝国は滅亡し、東ローマ帝国は一四五三年まで続いたとされている。しかし、地中海世界全体に高度な文明をもたらした空前絶後の大帝国は、本当にそのような「瞬間」に滅びたのか――古代ローマ一千三百年の興亡を描き切った前人未到の偉業、世紀をまたぎ十五年の歳月をかけ、ここに完結。
 とありました。

 きのうのこの記事【産経新聞:塩野七生「ローマ人の物語」15年かけ、ついに完結】によると、『ローマ人の物語』は、単行本14巻の累計発行部数は約220万部、文庫28冊(単行本の10巻まで)は約540万部と、この種の本としては異例の数字を記録している、そうです。

 単純計算では、単行本の売れゆきは1巻あたり平均15.7万部ということになりますが、意外に少ないんだなあ というのが私の感想です。業界人からすれば「異例の数字」なのかもしれませんが・・・。

 と言うのは、新潮社のホームページによると、お隣の韓国では、《日本でのシリーズ開始から3年後の1995年には韓国での出版が始まりました。それまで類書がなかった韓国でもたちまち大ヒットし、日本と同様、現在までに14巻計200万部を超える発行部数を誇っています。韓国の人口が日本の半分であることを考えると、これは驚異的な数字だと言えるでしょう。》とあったのを以前に読んでいたからです。


 人口は半分なのに部数は同じ位なのですから、少ないという印象を持つのも当然と思います。ましてや、ブックマークにも登録している『コリアニメやつあたり』で、(日本人と比べて)韓国人はあまり本を読まないという記事を以前に読んでいましたのでなおさらです。

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