ネムの花
2019-07-31 | 花木
7号深鉢植えで咲いた「ネム」の花です。
マメ科の落葉高木ですが、枝垂れネムノキで鉢植え出来ます。
花は一般的なマメ科の花と全く違い、
赤い雄しべと黄色い葯を観賞します。
7月初めから開花しました。
花は枝先に集まって咲き、
花弁は小さく目立たず、淡紅色の雄しべが美しい。
7月中旬です。
上に伸びた幹枝が枯れこんでしまい、樹高は30㎝ですが、
枝が横に張って、幅は40㎝超あります。
花は夜開いて、翌日日中には萎みます。
萎んだ花がらを取り除くと、次の花がきれいに見れます。
10~20個の蕾のなかから、
たくさんの雄しべを出して、一斉に開きます。
長い雄しべに隠れて、白く光って見えるのが雌しべです。
最後の花です。
花後のネムノキ、夕方6時半ころ、
羽状複葉の葉が閉じてきました(就眠運動)。
夜には葉が閉じることが和名の由来です。
樹を弱らせないため今年は取り除きましたが、
マメ科なので、花後に細長い豆果を付け、
実生して予備苗も育てています。