おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

光明皇后創建の寺院を訪ねる!・・・法華寺 天平の尼寺

2020年07月27日 06時56分40秒 | お出かけ

 平城宮跡の東側に佇む「法華寺」を訪ねました。
当寺は 聖武天皇后である「光明皇后」創設の尼寺で 皇后がモデルとされる観音像と美しい庭園で知られた寺院です。

 境内へは 赤門(東門)から入場します。
壁には5本の線が引かれていますが これは皇室とのゆかりを示しているそうです。

 

 入場すると 右手にあるのが「横笛堂」で 今は本堂に祀られている横笛像を安置していたとのことです。
この建物は 室町時代以前に建てられ 現存伽藍では最も古い建物だそうです。

 

 こちらは 雅な気配を漂わせている「鐘楼」で 大きく反った軒と末広がりの袴腰が特徴です。

 

 池に浮かんだ建物は「護摩堂」で 毎月 万人の病苦災厄を取り除く護摩法要が営まれています。

 

 メインの「本堂」は 豊臣秀頼公の母である淀殿の寄進により桃山時代に再興された建物で 重要文化財に指定され 内部には冒頭に記した「十一面観音像」等 多くの仏像が祀られています。

 

 寺の正門である「南門」は桃山建築の特色を残す歴史ある建造物で 重要文化財に指定されています。
正面に本堂が見えています。

 

 境内には二つの庭園があり その内一つは毎年4月から6月の限られた期間のみ特別公開されますが 今回は

 残念ながら期間外でした。 もう一つの庭園は常時公開されていますので 次回報告します。

 

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