奈良の北端部に位置する生駒市高山地区は 竹が多くこれを用いた「茶道具の里」として知られています。
先日 車で高山竹林園の近くを通りかかると 道端に何やら 竹らしいものが立てかけられているのに遭遇しました。
これは この地区の冬の風物詩となっている「竹の寒干し」と言われるもので 寒風に晒して竹を乾燥させているのです。
本来は稲刈りを終えた田んぼに並べ 乾燥後「茶道具」等に加工されるようです。
特に「茶筌」は 国内生産量のほとんど全てを占めているとのことで 当地の特産工芸品になっています。
茶筌の巨大オブジェです。
竹林園では色々なイベントも企画され 10月には昨年訪れ感動した「高山竹あかり」も開催されます。
資料館には展示室 体験室等があり 竹細工に関心のある方なら 充分楽しめますよ。