二胡を愛する皆様こんにちは、鞄持ち ほぉです。
今週の営業日は、ワタクシ危うく、電車故障の遅延で店主との待ち合わせ場所に遅れるところでした。
というか、実際は遅れて、店主の車は先に出発してしまったのですが、
出発のタイムリミットに1分違いで到着したのでUターンしていただき、ギリギリのところで一緒に出勤出来ました。
開店準備の細かいところはいつもワタクシが準備していて店主には無理で、
ワタクシがやらないといろいろ不備だらけになるので、それだけは極力避けたい。
そういう訳で、なんとかセーフです。
最近、ご婦人のお客様が増えてきて、その多くの方々は開店早々にいらっしゃいます。
ですから、開店時間までに整えないと、ただでさえ楽器店らしくない店内に驚かせてしまうことになるので、
二胡屋準備は完璧にしたいところ。
ですが、今週朝1番目にいらっしゃったお二人のお洒落で素敵なご婦人方、OさんとOkさんは、
店内に入るなり、
「素敵なお店~!」
と、言って下さって良かったです。(センスの良い方に褒められると特に嬉しい。。。)
Okさんの二胡がちっとも鳴らない、ということでのご来店だったのですが、
見せていただくと、弓に松脂がほとんど付いていない状態。
「あー、まず、松脂が全然足りてませんね」
「ええ?そうなんですか?!
あらやだ、全然鳴らないから新しい二胡を買わないと駄目かと思ってるんですけど」
「いやいや、そんなことしないでも鳴りますから」
そう言って、店主は松脂の塗り方のレクチャーをしたり、本体あちこちの細部を調整をすると、、、
「まあぁ~!さっきまでと全然違う音色!!」
「ホント、ホント、凄い音色が変わって良くなったわ!!」
Oさんもビックリして声をあげます。
「二胡が生まれ変わったわ!!私のも見てください」
Oさんの二胡も見せていただき、あちこち微調整。
店主、音色に耳を傾けながら、ほんの小さな変化にも集中してそれぞれの二胡に合わせて細部を直します。
千斤のひと巻きも、その締め具合で大きく音色は変化するので、
傍目には分かりづらいのですが、かなりデリケートな作業です。
「すごい!こんなにいい音色の出る二胡だったなんて!」
Oさんも大喜びです。
『元よりしっかり治して返す、元よりもっと良くして手渡す』
がモットーですから、
店主は一台、一台、集中して直しますのでエネルギーを結構消耗します。
ですから、持ち主さんに、ここまで調整で直った実感を感じていただけると、こちらも本当に嬉しくなります。
ただし、”二胡屋”としては。。。完全に商機を逃してますけど。。。(笑)
このお二人、調整が終わってからも直ったご自分の二胡や店内の二胡を弾いたりして、
初来店にも関わらず、すっかりくつろいでいらっしゃる。 と、、、
そこへ、お友達をお連れ下さったHさんご来店。
「先日直していただいた私のは絶好調なんですけど、お友達のを見て欲しいんです」
とご紹介下さった初来店のKさんは、
「ブログ読んでるとディープそうなので一人で来られなくって」
と。(笑)
思わず吹き出しましたが、「ディープな世界へようこそ!」です。
調整ご希望のKさんちの胡を見せていただき調整。
見違え、、、もとい、聞き違えるほどの音色に変わった二胡に、OさんもOkさんも大絶賛。
店主もニコニコです。
OさんとOkさんがお帰りになった後、HさんとKさんとゆっくりコーヒーを飲みながらおしゃべりをしていると、
話題は、店主がチェロも弾くのでチェロの話に。 すると、
「うちの息子もチェロやりたがってるんですよね~」
と、Kさん。
「え? 息子さん?えぇー息子さん?! が、いらっしゃるんですか?!」
「ええ、高校生の息子が。。。」
「ええぇーーーこ う こ う せ い?!」
そんなにでっかいお子さんがいるようにはまず見えないKさんに、店主もワタクシも驚愕いたしました。
いや、女性の年齢ってやつは。。。素敵です。。。
「さぁそろそろ帰らないと、西野さんとほぉさんお昼食べられないでしょう」
そうHさんは優しいお心遣いを下さって帰り支度。
(さすが光舜堂ブログのヘビー読者さん、ありがとうございます。でも、いいんですよ)
すると、入れ違いにお久しぶりのSさんが。
最近多忙で日曜日が空かないSさんは、PC操作あれこれ伝授の為に、
この日は、やっとなんとか都合をつけて立ち寄ってくれました。
ついでに彼の、某店で購入の二胡の調整。
皮の張りが甘いのは、あえてすぐ鳴るようにしてある為なのか、はたまた只単に甘いのか。
他店の普通の二胡より、この胡は皮の交換が早い時期に必要になるかもしれません。。。
こういう場合の調整では、やや高さの高い駒が適します。 これで、大丈夫!
店主はペヤングで昼食をとると、その直後(おぉ、ペヤング効果!)に秘密結社会員Kさん。
「次に用事が控えていてあまり時間がないから」とコートも脱がずに居たKさんですが、
その割には長居して下さったので、やはりコートをお預かりすればよかったですね。
そうやって、お立ち寄りいただくのって、とっても励まされます。
他の方々が帰られた後もしばらく居て下さったKさんも、次の予定の時間になって帰ろうとすると、、、
ドアのガラス窓の向こうに見覚えのあるニコニコしたお顔。
まぁぁ~~~ようこそ!
その、初ご来店のYさんは、実は、店主と先日覗きに行った二胡教室、の先生です。
最近店主は二胡作りが”楽しみ”ではなく”職業”になり煮詰まって、
息抜きに、楽しく複数で弾くグループレッスンを始めたがっていたので、
先日、近場のお教室に見学に行ったのです。
一緒の外出中に、突然その時思いついたかの様に、
「このすぐ近くに有るらしいから見学に行ってみよう!」
と引っ張られて同行したのですが、実は前もって調べて問い合わせていたらしい。。。
結局、時間が合わずそのお教室は無理だったのですが、
Y先生には、その節はご丁寧に相談に乗っていただきました。
Y先生は、棹の先に不安要素が有る二胡をお持ちいただいたのですが、
その箇所は、すぐの治療より経過観察が必要でした。
なので、まずは他の箇所の調整をすると、それだけでも音色が劇的に変わり、
Y先生もとっても喜んで下さいました。
しばらくすると初めてのお顔の女性お二人。
二胡ケースをお持ちでなかったので、おそるおそる
「レストランですか? 二胡屋ですか?」
と伺うと、「二胡屋」の方にニッコリ笑って頷いて下さいました。
Hさんとそのお友達のお二人は、ちょっと道に迷って辿り着いたご様子。
二胡弾きはHさんだけで、お友達は二胡を”見るのも初めて”だったそうですが、
いらしたからには弾いていただきますのが光舜堂。
さっそく初体験していただきました。
Y先生が帰られて数分と経たないうちにJimmyさんと、ほぼ同時に結社会員Kさん。
なんだかこの日は数珠つなぎにお客様が途切れません。
も、もしかして、これは、
前にいらっしゃる方々が、店主が寂しくないように次の人が来るまで居て下さったとか???
とにかくバトンを渡すかのように次々といらして下さってます。
Hさん達が帰られると、店主、常連さんのお顔を見たら気が緩んだのか、
「おなかすいた~!」(出た!)
朝一番のお客様、Okさんから自家製の美味しそうなパンを戴いていたので、パンタイム。
丁度良いところへ結社会員Yさんもいらして、皆で一緒に戴きました。
前半は女性ばかりのお客様でしたが、ここからは男達の時間???
Okさんのご主人(!)お手製のパンは、プロの仕事の様な美味しさで、メンズ大絶賛。
男性が作ると、よりいっそう男性好みになるんでしょうか? でも、ワタクシも美味しくいただきました。
御馳走様でした!
その時間帯は秘密結社の方々ばかりでしたので、
その場の方々にオリジナル・ポストカードの試作サンプルをプレゼント。
みなさん、アレ、いくら位で売れるしょうねぇ?(もう少し完成度を上げて3枚組くらいで考えております)
それからかなりして、ご来店予告のあったUさんご来店。
今まではご来店打ち止めの時間帯にも、最近ではお客様が来て下さるようになってきました。
そして、それより更に遅い時間にAさん。
今までの中で最も遅いご来店時間、記録更新です!
結社の皆様、着いて早々にパンタイムで弾き足りなかったか、
後半になってにわかに弾き始め、18時を回ってから演奏もさらにノッてきて、この日の閉店は19時近く。
存分にお楽しみいただけましたでしょうか。
今週もご来店ありがとうございました
この、閉店時間まで居て下さった方々、
来週の『カラオケ的二胡オフ会』に参加する気 満々の面々ですから、
課題の曲についてあれこれ話したり、違う解釈の楽譜2種を弾き比べてみたり。
来週が楽しみですね。
この『カラオケ的二胡オフ会』、
初参加の方、大・大・大・大歓迎!!
16:00から2時間ほどの会です。
おやつ&ソフトドリンク付でワンコイン。
皆様のご参加お待ちしておりますね♪
では、またっ!
今週の営業日は、ワタクシ危うく、電車故障の遅延で店主との待ち合わせ場所に遅れるところでした。
というか、実際は遅れて、店主の車は先に出発してしまったのですが、
出発のタイムリミットに1分違いで到着したのでUターンしていただき、ギリギリのところで一緒に出勤出来ました。
開店準備の細かいところはいつもワタクシが準備していて店主には無理で、
ワタクシがやらないといろいろ不備だらけになるので、それだけは極力避けたい。
そういう訳で、なんとかセーフです。
最近、ご婦人のお客様が増えてきて、その多くの方々は開店早々にいらっしゃいます。
ですから、開店時間までに整えないと、ただでさえ楽器店らしくない店内に驚かせてしまうことになるので、
二胡屋準備は完璧にしたいところ。
ですが、今週朝1番目にいらっしゃったお二人のお洒落で素敵なご婦人方、OさんとOkさんは、
店内に入るなり、
「素敵なお店~!」
と、言って下さって良かったです。(センスの良い方に褒められると特に嬉しい。。。)
Okさんの二胡がちっとも鳴らない、ということでのご来店だったのですが、
見せていただくと、弓に松脂がほとんど付いていない状態。
「あー、まず、松脂が全然足りてませんね」
「ええ?そうなんですか?!
あらやだ、全然鳴らないから新しい二胡を買わないと駄目かと思ってるんですけど」
「いやいや、そんなことしないでも鳴りますから」
そう言って、店主は松脂の塗り方のレクチャーをしたり、本体あちこちの細部を調整をすると、、、
「まあぁ~!さっきまでと全然違う音色!!」
「ホント、ホント、凄い音色が変わって良くなったわ!!」
Oさんもビックリして声をあげます。
「二胡が生まれ変わったわ!!私のも見てください」
Oさんの二胡も見せていただき、あちこち微調整。
店主、音色に耳を傾けながら、ほんの小さな変化にも集中してそれぞれの二胡に合わせて細部を直します。
千斤のひと巻きも、その締め具合で大きく音色は変化するので、
傍目には分かりづらいのですが、かなりデリケートな作業です。
「すごい!こんなにいい音色の出る二胡だったなんて!」
Oさんも大喜びです。
『元よりしっかり治して返す、元よりもっと良くして手渡す』
がモットーですから、
店主は一台、一台、集中して直しますのでエネルギーを結構消耗します。
ですから、持ち主さんに、ここまで調整で直った実感を感じていただけると、こちらも本当に嬉しくなります。
ただし、”二胡屋”としては。。。完全に商機を逃してますけど。。。(笑)
このお二人、調整が終わってからも直ったご自分の二胡や店内の二胡を弾いたりして、
初来店にも関わらず、すっかりくつろいでいらっしゃる。 と、、、
そこへ、お友達をお連れ下さったHさんご来店。
「先日直していただいた私のは絶好調なんですけど、お友達のを見て欲しいんです」
とご紹介下さった初来店のKさんは、
「ブログ読んでるとディープそうなので一人で来られなくって」
と。(笑)
思わず吹き出しましたが、「ディープな世界へようこそ!」です。
調整ご希望のKさんちの胡を見せていただき調整。
見違え、、、もとい、聞き違えるほどの音色に変わった二胡に、OさんもOkさんも大絶賛。
店主もニコニコです。
OさんとOkさんがお帰りになった後、HさんとKさんとゆっくりコーヒーを飲みながらおしゃべりをしていると、
話題は、店主がチェロも弾くのでチェロの話に。 すると、
「うちの息子もチェロやりたがってるんですよね~」
と、Kさん。
「え? 息子さん?えぇー息子さん?! が、いらっしゃるんですか?!」
「ええ、高校生の息子が。。。」
「ええぇーーーこ う こ う せ い?!」
そんなにでっかいお子さんがいるようにはまず見えないKさんに、店主もワタクシも驚愕いたしました。
いや、女性の年齢ってやつは。。。素敵です。。。
「さぁそろそろ帰らないと、西野さんとほぉさんお昼食べられないでしょう」
そうHさんは優しいお心遣いを下さって帰り支度。
(さすが光舜堂ブログのヘビー読者さん、ありがとうございます。でも、いいんですよ)
すると、入れ違いにお久しぶりのSさんが。
最近多忙で日曜日が空かないSさんは、PC操作あれこれ伝授の為に、
この日は、やっとなんとか都合をつけて立ち寄ってくれました。
ついでに彼の、某店で購入の二胡の調整。
皮の張りが甘いのは、あえてすぐ鳴るようにしてある為なのか、はたまた只単に甘いのか。
他店の普通の二胡より、この胡は皮の交換が早い時期に必要になるかもしれません。。。
こういう場合の調整では、やや高さの高い駒が適します。 これで、大丈夫!
店主はペヤングで昼食をとると、その直後(おぉ、ペヤング効果!)に秘密結社会員Kさん。
「次に用事が控えていてあまり時間がないから」とコートも脱がずに居たKさんですが、
その割には長居して下さったので、やはりコートをお預かりすればよかったですね。
そうやって、お立ち寄りいただくのって、とっても励まされます。
他の方々が帰られた後もしばらく居て下さったKさんも、次の予定の時間になって帰ろうとすると、、、
ドアのガラス窓の向こうに見覚えのあるニコニコしたお顔。
まぁぁ~~~ようこそ!
その、初ご来店のYさんは、実は、店主と先日覗きに行った二胡教室、の先生です。
最近店主は二胡作りが”楽しみ”ではなく”職業”になり煮詰まって、
息抜きに、楽しく複数で弾くグループレッスンを始めたがっていたので、
先日、近場のお教室に見学に行ったのです。
一緒の外出中に、突然その時思いついたかの様に、
「このすぐ近くに有るらしいから見学に行ってみよう!」
と引っ張られて同行したのですが、実は前もって調べて問い合わせていたらしい。。。
結局、時間が合わずそのお教室は無理だったのですが、
Y先生には、その節はご丁寧に相談に乗っていただきました。
Y先生は、棹の先に不安要素が有る二胡をお持ちいただいたのですが、
その箇所は、すぐの治療より経過観察が必要でした。
なので、まずは他の箇所の調整をすると、それだけでも音色が劇的に変わり、
Y先生もとっても喜んで下さいました。
しばらくすると初めてのお顔の女性お二人。
二胡ケースをお持ちでなかったので、おそるおそる
「レストランですか? 二胡屋ですか?」
と伺うと、「二胡屋」の方にニッコリ笑って頷いて下さいました。
Hさんとそのお友達のお二人は、ちょっと道に迷って辿り着いたご様子。
二胡弾きはHさんだけで、お友達は二胡を”見るのも初めて”だったそうですが、
いらしたからには弾いていただきますのが光舜堂。
さっそく初体験していただきました。
Y先生が帰られて数分と経たないうちにJimmyさんと、ほぼ同時に結社会員Kさん。
なんだかこの日は数珠つなぎにお客様が途切れません。
も、もしかして、これは、
前にいらっしゃる方々が、店主が寂しくないように次の人が来るまで居て下さったとか???
とにかくバトンを渡すかのように次々といらして下さってます。
Hさん達が帰られると、店主、常連さんのお顔を見たら気が緩んだのか、
「おなかすいた~!」(出た!)
朝一番のお客様、Okさんから自家製の美味しそうなパンを戴いていたので、パンタイム。
丁度良いところへ結社会員Yさんもいらして、皆で一緒に戴きました。
前半は女性ばかりのお客様でしたが、ここからは男達の時間???
Okさんのご主人(!)お手製のパンは、プロの仕事の様な美味しさで、メンズ大絶賛。
男性が作ると、よりいっそう男性好みになるんでしょうか? でも、ワタクシも美味しくいただきました。
御馳走様でした!
その時間帯は秘密結社の方々ばかりでしたので、
その場の方々にオリジナル・ポストカードの試作サンプルをプレゼント。
みなさん、アレ、いくら位で売れるしょうねぇ?(もう少し完成度を上げて3枚組くらいで考えております)
それからかなりして、ご来店予告のあったUさんご来店。
今まではご来店打ち止めの時間帯にも、最近ではお客様が来て下さるようになってきました。
そして、それより更に遅い時間にAさん。
今までの中で最も遅いご来店時間、記録更新です!
結社の皆様、着いて早々にパンタイムで弾き足りなかったか、
後半になってにわかに弾き始め、18時を回ってから演奏もさらにノッてきて、この日の閉店は19時近く。
存分にお楽しみいただけましたでしょうか。
今週もご来店ありがとうございました
この、閉店時間まで居て下さった方々、
来週の『カラオケ的二胡オフ会』に参加する気 満々の面々ですから、
課題の曲についてあれこれ話したり、違う解釈の楽譜2種を弾き比べてみたり。
来週が楽しみですね。
この『カラオケ的二胡オフ会』、
初参加の方、大・大・大・大歓迎!!
16:00から2時間ほどの会です。
おやつ&ソフトドリンク付でワンコイン。
皆様のご参加お待ちしておりますね♪
では、またっ!
あんなにいっぱい着込んで暖かそうな格好のJimmyさん、って、、、
「違うっ!ワタクシの知ってる彼はこんなんじゃないっっっ!」
って叫びたくなります(爆)
ワタクシもですね、海沿いの山下公園の通りをゴミ(選手が飲み捨てたコップ)拾いするのに流石にサンダルに半袖はないでしょ。
それに一応冬に着るものも持ってるって所を見せないと。。。
でもどうも長袖はダメなんですよ。すぐ袖を巻くちゃうし。
光舜堂、浸透してきましたね。びっくりです。
今度は一緒にいらしてくださいな。