と、よくほぉさんには言われました。
確かに、あまり賢さは無いですね、私は。
賢く、上手に世の中を渡るというのが出来ないで、もう77年。
今の世の中でなら、ツイッター(今はXと言うんですね)などに何か言ったら思い切り叩かれるだけのタイプでしょう。
とにかく作る事、そして使う人のためにとしか考えられず、なんにせよ使っている人から褒められると嬉しいですし、一人でも、「ここのところはもっと、、どうにかならない??」などと言われようものなら、なんとかかんとか、他の仕事ほっておいても直しにかかるのですね。
気になって仕方ないのです。
光舜堂嫌い!などという検索ワードを見つけたりすると、もう、わらわらしてしまい、ほぉさんに散々笑われました。
とにかく美しく!誰にでも使いやすく!
と、折角出来上がったものまでやりなおしてしまわないと気が済まないのです。
私の作ったものなどいつかは無くなります。
現実、店舗ではもう「トラットリアレモン」だけですね!35年!
しかし、ここへきて、私がいなくなっても残りそうなものが出来てきました。
ネオちゃんが作り続けるでしょう、が、、、00「零」と名付けたのは今のところ私以外作れません。
これは個人技術ですね。
「馬鹿じゃないの」とほぉさんには言われるでしょうね。「そんな西野さんきり作れないもの作りだして、あとの欲しい方はどうするのです?」
「せいぜい長生きするよ!ほぉさん!もうしばらく待っててね」

昨日はほぉさんが二胡神様のところへ帰った日でした。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ