先ず、
左のは刻印の1に朱が入っています。
これは以前H系の１をご購入した方に贈るものです。
これは０ゼロシリーズの物で今後はこれが主力になると考えています。
このHタイプとKタイプは、松脂を作り始めたころ、様々な触媒を使って試作している中で出来上がっているものです。
この5年間松脂を製作始めてから、天然熟成の物に近づけるために沢山の試作をしてきましたが、松脂の原料そのものの違いがかなり出てきます。
原産地が違うと木の種類も変わります。
試作し始めた当初の松脂材料ですと、このKとHは比較的安定して出来たのですが、今入手可能な材料ですと、安定しては作れません。
この間試行錯誤して、安定して、なおかつ素晴らしい効果のあるものに仕上げたのが今回の０ゼロシリーズです。
しかし、このHとKは、弦堂さんはKは究極のとおっしゃいますし、コントラバスバス奏者の高橋さんはHは最高とおっしゃるのです。いずれはこれらを完成まで持っていこうと考えています。（もう少しでできそうなのですが、、、）
当初、少しずつそれらの良さが発揮できるように０ゼロと混合してH1とK20を作りまして販売させていただいたのですが、当初作り置いた材料が変わることで、安定しては作れなくなってしまい、現在は中止しています。
寧ろ、その後の研究で、安定した肌理の細かい粒子を作り上げその良さを発揮するのが０ゼロシリーズです。
そこで今回、敢えて今後安定した製作のできる０ゼロシリーズに「１」と「２」という名前をを使う事にしました。
安定しただけではないのです、まさに天然熟成の肌理の細かな粒子がとても艶やかな音色とたくさんの倍音を作り出します。
弾いた瞬間にお判りいただけると思っています。
そこで、まだまだ完成しきっていないHの1の代わりに以前購入されたかたに今回の「１」を贈ります。（この方達だけに朱入りです。わかりにくくなってしまうので）
来週あたりから順次送りますので、どうぞお試しください。
光舜松脂製造販売所 西野和宏・ほぉ・ネオ
