二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
先週は東京で二胡の大きなコンサートがあったようですね。
21日のご予約は やけにご遠方の方々が多かったので、
皆さんそれに合わせてのご予約なのかな~、と思っていたら、
”コンサートの為の上京ついで”というご来店は、
たったのお一人でした!!
ではなぜ?!
今週こんなにもご遠方の方々が集中したのは何故なんでしょうか???
だって、まぁご覧ください、このラインナップ!
21日いらしたご遠方の方々は、
京都、長野、北海道、富山、茨城、愛媛、、、!!
なんだろう、ホントこれは。。。(笑)
神奈川や埼玉の方々もいらっしゃいましたが、近い近い!
しかも、なんか、店内ご来客密度の濃い事ったら!
ご予約お1人ご来店かと思っていたらご同伴3名でいらしたり、
ご予約の方々だけで混んでいたところに更に突然4人グループが!!
そんなわけで、一番混んだ時間帯は、なんと、
いつも皆様にお座りいただく椅子が満席&グルっと2重になりました!
4人組さんなんて、入っていらっしゃる時あまりにも人が既に居たので、
「何かイベントなんですか?」と(笑)
ただ混んでただけだったんですが。
更に、この日は『たおゼミ』開講日でしたので、レッスンルームからは時折、
しんたろ先生の凄い音色!
それをこちら側で我々は「おおぉー!」(笑)
或る方は、「ここでこんな良い演奏が聴けるなんて!」 とおしゃってました。
最近聴きに行って来たのより良かったんだそうです。
しかし、中で聴いてる生徒さんはダイレクト独り占めですから
さぞや感激でしょうね~、と思ってたら、案の定、
生徒のMaさんは感動のあまり泣いてしまったそうです。
しんたろ先生はオロオロしたみたいですが、
涙のレッスンルーム、初の”生徒さんの涙”が感涙で良かった(笑)
(※3月5日の報告日記参照www)
ところでこの日は西野二胡の久々のお里帰りも多く、
(しょっちゅう顔を出してる胡もいますがw)
ユーザーさんの西野二胡が実にバラエティに富んで揃いました。
小葉紫檀、
ブラジリアンローズ、
シャム柿、
黒檀、
インドローズ、
そして、DODECAGON。
1日にここまで多くのお客様の西野二胡が集うのは初ですねー!
皆さんそれぞれに大切に弾き育てて下さっていて、
それぞれの樹種で音色が違いますから個性豊かでした。
また、或る方はこの日新たに紫檀の西野二胡を選ばれたのですが、
試奏で気に入った楽器の木軸の材はチンチャンでした。
しかし店主は音色を聴いていて、
「この場合ブラジリアンローズにした方が良さそうだぞ」と
その場で他の楽器のと交換したところ、更にその楽器は鳴り始めました!
木軸ひとつでも(正確には2つですが)音色がこんなに変わるとは、
と、その場に居た方々は驚いていました。
そうそう、その方は中国製の二胡の調整も受けられたのですが、
それは、妙な雑音のある二胡でした。
あちこち整えたり、その場で出来る範囲で手を尽くして
いろいろ直しましたが その妙な雑音だけはどうしても直りません。
それで、花窓に何か原因がありそうだ、と外してみると、
なんと花窓の内側が何か所も割れており、そこが妙な振動を起こしていたと判明!
花窓を外しただけで、その二胡はとたんに音色が良くなりました。
しかし、んなもん、原因わかるわけ無いですよね?
内側ですもん!
中国製の花窓というのは、大抵2枚張り合わせてあり、
割れたりヒビが入りやすいのは材質的に弱い内側の材です。

画像、向かって左側が内側です
↓ 今回のお客様の割れた花窓の画像を撮らせていただきました。

横に走る数か所の割れ、判りますかね?
これは皆さんの二胡にも起こりうる症例です。
もし、原因不明の雑音がどうしても取れない方は、
一度、花窓を外してみるのも手かもしれません。
が、
ガッツリとボンドで固まっている物や、胴が縮んで硬くなっていると、
なかなか外せません。
光舜堂では専用の器具を作ってあるのでそれを使って外しますが、
それでも割れる物は割れます。
皆さんも、上手くやらないと花窓は崩壊しますのでご注意下さいね!
(店主の書いた、5月11日と12日付けの花窓関連記事も合わせてご参照下さい☆)
さて、この日最後のご来店は、退院お迎えの都民wのIさんでした。
Iさんの二胡は皮の張替えと棹の反りの直しでのお預かりでしたので
やや長めの入院でした。
「すごい!」
たぶんこの日のIさんは”すごい!”を50回くらい言ったと思います(笑)
曲がっていた棹が直った事、皮を張替えた二胡の音色が良い事、
音量が出る事、高音が出る事、凄い所まで高音が出る事、
先生には「買い替えるしかない」と言われていた楽器が直った事、
エトセトラ、エトセトラ。。。
Iさんは「すごい!」を連発しながら弾いて喜んで下さって、
店主も本当に嬉しそうでした。
後で、
「作った二胡を買っていただくのも勿論嬉しいけれど、それよりも、
具合の悪かった楽器を直して喜んで貰えた方が私は幸せなんだよ。。。」
と、しみじみ言っておりましたから、
この日のIさんの”すごい!”のシャワーは、さぞや店主の心を潤したことでしょう。
そんな21日、
遠くは、6時間以上(!)、近くは、電車で10分w
という日本のあちこちからお越し下さいました皆様、
ご来店ありがとうございました!
後で、「たしか似たようなタイトルの報告日記があったよな。。。」と遡ってみたら、
昨年10月9日の『ご遠方ダブルス』!
そして、なんと、どちらの日にもいらしているのが、北海道のお客様Mbさんでした!
Mbさん、ひょっとして、”ご遠方様”が得意分野の招き猫さんなのでしょうか???
遠くからありがとうございました!!
先週は東京で二胡の大きなコンサートがあったようですね。
21日のご予約は やけにご遠方の方々が多かったので、
皆さんそれに合わせてのご予約なのかな~、と思っていたら、
”コンサートの為の上京ついで”というご来店は、
たったのお一人でした!!
ではなぜ?!
今週こんなにもご遠方の方々が集中したのは何故なんでしょうか???
だって、まぁご覧ください、このラインナップ!
21日いらしたご遠方の方々は、
京都、長野、北海道、富山、茨城、愛媛、、、!!
なんだろう、ホントこれは。。。(笑)
神奈川や埼玉の方々もいらっしゃいましたが、近い近い!
しかも、なんか、店内ご来客密度の濃い事ったら!
ご予約お1人ご来店かと思っていたらご同伴3名でいらしたり、
ご予約の方々だけで混んでいたところに更に突然4人グループが!!
そんなわけで、一番混んだ時間帯は、なんと、
いつも皆様にお座りいただく椅子が満席&グルっと2重になりました!
4人組さんなんて、入っていらっしゃる時あまりにも人が既に居たので、
「何かイベントなんですか?」と(笑)
ただ混んでただけだったんですが。
更に、この日は『たおゼミ』開講日でしたので、レッスンルームからは時折、
しんたろ先生の凄い音色!
それをこちら側で我々は「おおぉー!」(笑)
或る方は、「ここでこんな良い演奏が聴けるなんて!」 とおしゃってました。
最近聴きに行って来たのより良かったんだそうです。
しかし、中で聴いてる生徒さんはダイレクト独り占めですから
さぞや感激でしょうね~、と思ってたら、案の定、
生徒のMaさんは感動のあまり泣いてしまったそうです。
しんたろ先生はオロオロしたみたいですが、
涙のレッスンルーム、初の”生徒さんの涙”が感涙で良かった(笑)
(※3月5日の報告日記参照www)
ところでこの日は西野二胡の久々のお里帰りも多く、
(しょっちゅう顔を出してる胡もいますがw)
ユーザーさんの西野二胡が実にバラエティに富んで揃いました。
小葉紫檀、
ブラジリアンローズ、
シャム柿、
黒檀、
インドローズ、
そして、DODECAGON。
1日にここまで多くのお客様の西野二胡が集うのは初ですねー!
皆さんそれぞれに大切に弾き育てて下さっていて、
それぞれの樹種で音色が違いますから個性豊かでした。
また、或る方はこの日新たに紫檀の西野二胡を選ばれたのですが、
試奏で気に入った楽器の木軸の材はチンチャンでした。
しかし店主は音色を聴いていて、
「この場合ブラジリアンローズにした方が良さそうだぞ」と
その場で他の楽器のと交換したところ、更にその楽器は鳴り始めました!
木軸ひとつでも(正確には2つですが)音色がこんなに変わるとは、
と、その場に居た方々は驚いていました。
そうそう、その方は中国製の二胡の調整も受けられたのですが、
それは、妙な雑音のある二胡でした。
あちこち整えたり、その場で出来る範囲で手を尽くして
いろいろ直しましたが その妙な雑音だけはどうしても直りません。
それで、花窓に何か原因がありそうだ、と外してみると、
なんと花窓の内側が何か所も割れており、そこが妙な振動を起こしていたと判明!
花窓を外しただけで、その二胡はとたんに音色が良くなりました。
しかし、んなもん、原因わかるわけ無いですよね?
内側ですもん!
中国製の花窓というのは、大抵2枚張り合わせてあり、
割れたりヒビが入りやすいのは材質的に弱い内側の材です。

画像、向かって左側が内側です
↓ 今回のお客様の割れた花窓の画像を撮らせていただきました。

横に走る数か所の割れ、判りますかね?
これは皆さんの二胡にも起こりうる症例です。
もし、原因不明の雑音がどうしても取れない方は、
一度、花窓を外してみるのも手かもしれません。
が、
ガッツリとボンドで固まっている物や、胴が縮んで硬くなっていると、
なかなか外せません。
光舜堂では専用の器具を作ってあるのでそれを使って外しますが、
それでも割れる物は割れます。
皆さんも、上手くやらないと花窓は崩壊しますのでご注意下さいね!
(店主の書いた、5月11日と12日付けの花窓関連記事も合わせてご参照下さい☆)
さて、この日最後のご来店は、退院お迎えの都民wのIさんでした。
Iさんの二胡は皮の張替えと棹の反りの直しでのお預かりでしたので
やや長めの入院でした。
「すごい!」
たぶんこの日のIさんは”すごい!”を50回くらい言ったと思います(笑)
曲がっていた棹が直った事、皮を張替えた二胡の音色が良い事、
音量が出る事、高音が出る事、凄い所まで高音が出る事、
先生には「買い替えるしかない」と言われていた楽器が直った事、
エトセトラ、エトセトラ。。。
Iさんは「すごい!」を連発しながら弾いて喜んで下さって、
店主も本当に嬉しそうでした。
後で、
「作った二胡を買っていただくのも勿論嬉しいけれど、それよりも、
具合の悪かった楽器を直して喜んで貰えた方が私は幸せなんだよ。。。」
と、しみじみ言っておりましたから、
この日のIさんの”すごい!”のシャワーは、さぞや店主の心を潤したことでしょう。
そんな21日、
遠くは、6時間以上(!)、近くは、電車で10分w
という日本のあちこちからお越し下さいました皆様、
ご来店ありがとうございました!
後で、「たしか似たようなタイトルの報告日記があったよな。。。」と遡ってみたら、
昨年10月9日の『ご遠方ダブルス』!
そして、なんと、どちらの日にもいらしているのが、北海道のお客様Mbさんでした!
Mbさん、ひょっとして、”ご遠方様”が得意分野の招き猫さんなのでしょうか???
遠くからありがとうございました!!