現在、二胡の市場で発売されている二胡の駒を色々比較してみました。
まず言えるのは、形が違う、決定的なのは、高さが違うということです。
一番低い物は7.8ミリ一番高い物は、9.2ミリ
高さの高い物は、比較的音は強く出ます。
しかし音色が良く出るかというとそうでもありません。
また、高い物は高音に行くにしたがって、音が割れやすいといったこともあります。
この駒の音色は気に入っているがどうも音が割れやすく安定した音色が出ない、と考えている方は、
少しだけ、そうですね、8.7ミリくらいに削ってみてください。
また、ウルフ音が出やすい場合も少し駒を削ってみて下さい。
高さだけでなく大きさも色々違います。
大きなものほど音色は良いが音の大きさは出にくい物です。
小さい駒は音がよく出ますが、音色はあまり良いとは言えないかもしれません。
最近では、何とか名人の作、などと言うのもあったり、各社それぞれに独特の物を出し始めています。
ネットでそれは調べてみて下さい。
マックコーポレーションさん、二胡姫さん,弦堂さん、ジェイズドリームさん、響友舎さん、Niko Music Labo さん
そして、光舜堂。
まだあるかもしれませんし先生方が独自に仕入れてきている物も在ると思います。
光舜堂にいらっしゃるお客様は、駒持ちの方が多く、10ケ以上お持ちの方は普通で、多い方は30ケくらいも持っています。
私も好きですから様々な種類の駒試させてもらえるのはとても嬉しいです。
比較といっても、同じ楽器で比較しないとわかりにくいので、私は自作の楽器で比較します。
中には駒造り名人の作、あるいは日本人の作った駒もたくさんあります。
それらは安い物でも、3800円くらいから、高い物になると、10000円近い物も在ります。
ヴァイオリンの駒が、かなり良い物になると材料費だけでも、10000円(加工費まで入れると2万円を超えます)する物も在りますから
まあ、そんなものかもしれません。
材料で比較しますと、
市販品で、音が一番大きく良く響くのは、黄花梨の駒ですかね。
これは、「にこのこま」の松鷹くらいになります。
かなり二胡独特の雑味も含んだ良い音だと思います。
そこまで音は大きく鳴らないけれど、良く響くのは、小葉紫檀の駒、そして本物の黒檀の駒。
強く良く響くのとそれぞれ独特の音色を響かせます。
これは弾く曲と楽器との相性がかなり大きく影響します。
数は少ないですが、松節の駒も有ります。
各社値段はいろいろで仕入れによってかなりの差が出て来ると思われます。
松節は比較的安定して、二胡本来の鳴りそれぞれの楽器の特性が行きやすいという事はあります。
ただ松節でも、木目次第では、変に雑味が多く硬い音でしかない場合もありますので
同じ松節でも木目が、皮に対して、水平になっているものを選んでください。
松節を購入する時には気を付けなければいけないのは、、松脂アレルギーの人はやめた方が良いという事です。
人によって程度の差はあるので、必ずという事ではありませんが、松脂の主成分と同じですから。
また日本の駒造りの人の作には、様々な材料、象牙や中にはプラスティックや、水牛の角など、あったりもしてこれはこれで、音色を楽しめるとは思います。
各社のオリジナルの駒試してみてご自身の楽器に合う物が在ればよいですね。
中には楽器そのものが新しく買い替えたのかと思うほど音色の変わる物も在ります。
楽器を買うよりはかなり安いですから楽しめます。
ただ楽器によっては合わない場合もかなりあり、雑音のもと、特に高音が、浮ついてしまうことがあります。
強い駒ほど、合わない時には大変です。
ですから、駒はご自身の責任で、と言うしか仕方ありません、でも楽しいです。
さてここから光舜堂の駒の話ですから、読みたくない人はここで閉じて下さい。
光舜堂の駒は、最大のボリュームを発揮するのは、強い音を出すのはなんといっても「縞虎駒」です。
今まで、他の駒(市場で販売されている物も含み)と比較して最高の鳴りを発揮します。
「金獅子」駒というのはさらになりは大きいのですが、これは一般販売しておりません。合わない場合がかなりあり二胡一台一台に合わせ中ればいけないからです。
「黒彪駒」これも、音は良く出ます。比較的安定した二胡には良く合いますが、柔らかい皮あるいは歪んだ皮ではその威力を発揮しません、比較的新しい楽器(4,5年クラス)に合います。
「彪駒」も強さで言えば、黄花梨クラスの強さを持ちます。そしてかなり中国曲に合う感じの音色を出します。
これら上記の駒たちは柔らかい皮には他の駒と同じくらいにしか、働きません。
この事は市場で販売されているすべての駒について言えます。
5,6年位以上弾き込んだ皮の楽器、あるいは何かの加減で、(殆どの場合胴の木が縮んで)皮までゆがんだ場合
あるいは最近はやりの最初から皮を緩く張った楽器、などには、
光舜堂の富士山型をした駒、
フェルナンブーコの駒や、「にこのこま」の松富士以外は役に立ったなくなるといっても過言ではありません。
これはもう何十台もテストした結果です。
とちょこっと宣伝ですかね??
失礼しました。
、
まず言えるのは、形が違う、決定的なのは、高さが違うということです。
一番低い物は7.8ミリ一番高い物は、9.2ミリ
高さの高い物は、比較的音は強く出ます。
しかし音色が良く出るかというとそうでもありません。
また、高い物は高音に行くにしたがって、音が割れやすいといったこともあります。
この駒の音色は気に入っているがどうも音が割れやすく安定した音色が出ない、と考えている方は、
少しだけ、そうですね、8.7ミリくらいに削ってみてください。
また、ウルフ音が出やすい場合も少し駒を削ってみて下さい。
高さだけでなく大きさも色々違います。
大きなものほど音色は良いが音の大きさは出にくい物です。
小さい駒は音がよく出ますが、音色はあまり良いとは言えないかもしれません。
最近では、何とか名人の作、などと言うのもあったり、各社それぞれに独特の物を出し始めています。
ネットでそれは調べてみて下さい。
マックコーポレーションさん、二胡姫さん,弦堂さん、ジェイズドリームさん、響友舎さん、Niko Music Labo さん
そして、光舜堂。
まだあるかもしれませんし先生方が独自に仕入れてきている物も在ると思います。
光舜堂にいらっしゃるお客様は、駒持ちの方が多く、10ケ以上お持ちの方は普通で、多い方は30ケくらいも持っています。
私も好きですから様々な種類の駒試させてもらえるのはとても嬉しいです。
比較といっても、同じ楽器で比較しないとわかりにくいので、私は自作の楽器で比較します。
中には駒造り名人の作、あるいは日本人の作った駒もたくさんあります。
それらは安い物でも、3800円くらいから、高い物になると、10000円近い物も在ります。
ヴァイオリンの駒が、かなり良い物になると材料費だけでも、10000円(加工費まで入れると2万円を超えます)する物も在りますから
まあ、そんなものかもしれません。
材料で比較しますと、
市販品で、音が一番大きく良く響くのは、黄花梨の駒ですかね。
これは、「にこのこま」の松鷹くらいになります。
かなり二胡独特の雑味も含んだ良い音だと思います。
そこまで音は大きく鳴らないけれど、良く響くのは、小葉紫檀の駒、そして本物の黒檀の駒。
強く良く響くのとそれぞれ独特の音色を響かせます。
これは弾く曲と楽器との相性がかなり大きく影響します。
数は少ないですが、松節の駒も有ります。
各社値段はいろいろで仕入れによってかなりの差が出て来ると思われます。
松節は比較的安定して、二胡本来の鳴りそれぞれの楽器の特性が行きやすいという事はあります。
ただ松節でも、木目次第では、変に雑味が多く硬い音でしかない場合もありますので
同じ松節でも木目が、皮に対して、水平になっているものを選んでください。
松節を購入する時には気を付けなければいけないのは、、松脂アレルギーの人はやめた方が良いという事です。
人によって程度の差はあるので、必ずという事ではありませんが、松脂の主成分と同じですから。
また日本の駒造りの人の作には、様々な材料、象牙や中にはプラスティックや、水牛の角など、あったりもしてこれはこれで、音色を楽しめるとは思います。
各社のオリジナルの駒試してみてご自身の楽器に合う物が在ればよいですね。
中には楽器そのものが新しく買い替えたのかと思うほど音色の変わる物も在ります。
楽器を買うよりはかなり安いですから楽しめます。
ただ楽器によっては合わない場合もかなりあり、雑音のもと、特に高音が、浮ついてしまうことがあります。
強い駒ほど、合わない時には大変です。
ですから、駒はご自身の責任で、と言うしか仕方ありません、でも楽しいです。
さてここから光舜堂の駒の話ですから、読みたくない人はここで閉じて下さい。
光舜堂の駒は、最大のボリュームを発揮するのは、強い音を出すのはなんといっても「縞虎駒」です。
今まで、他の駒(市場で販売されている物も含み)と比較して最高の鳴りを発揮します。
「金獅子」駒というのはさらになりは大きいのですが、これは一般販売しておりません。合わない場合がかなりあり二胡一台一台に合わせ中ればいけないからです。
「黒彪駒」これも、音は良く出ます。比較的安定した二胡には良く合いますが、柔らかい皮あるいは歪んだ皮ではその威力を発揮しません、比較的新しい楽器(4,5年クラス)に合います。
「彪駒」も強さで言えば、黄花梨クラスの強さを持ちます。そしてかなり中国曲に合う感じの音色を出します。
これら上記の駒たちは柔らかい皮には他の駒と同じくらいにしか、働きません。
この事は市場で販売されているすべての駒について言えます。
5,6年位以上弾き込んだ皮の楽器、あるいは何かの加減で、(殆どの場合胴の木が縮んで)皮までゆがんだ場合
あるいは最近はやりの最初から皮を緩く張った楽器、などには、
光舜堂の富士山型をした駒、
フェルナンブーコの駒や、「にこのこま」の松富士以外は役に立ったなくなるといっても過言ではありません。
これはもう何十台もテストした結果です。
とちょこっと宣伝ですかね??
失礼しました。
、