二胡工房 光舜堂

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今気になっているのは。

2024-01-27 09:52:58 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
いま制作中の低音二胡(中胡)
上の形のかなり複雑に剥ぎ合わせた二胡はあるお客様が弾いておられます。
この接ぎ合わせは私は「ヤマト二胡」と名付けたのですが、、、弾いてみるととても中国曲に似合うのです。
あるお客様は中国製より中国曲ににあうとおっしゃっています。
もう一つ気になっているというよりとても気に入ったのがこの弦です。
以前このタイプのヤマト二胡の低音をお使いの方が先週いらっしゃいました。
そのお客さまがこの弦良さそうなのでと持ってこられたのです。
早速にその低音ヤマト二胡につけてみました。
通常中胡で使う弦はそれほど多くは発売されていません。
私も現在発売されている低音弦はほぼ試したと思っていたのです。
ある弦は音色は良いのだけれど今一弦に張りがなく強く圧力をかけると音程が変わってしまう程柔らかかったりもします。
またある弦は十分な弦の強さはあるのですが、ただ硬い音でしかなく、良い音色になるのにかなり時間がかかりその上早く劣化してしまうのです。
この弦は良いですね。
まるでファンファンやピラストロの二胡弦を弾いているように低音二胡が鳴ります。
それこそ、以前から言っているようにヴァイオリンのGD二本の弦を弾いている感じで弾けるのです。この弦さえあれば低音二胡はもっと広まるのかもしれません。
そこでお客様に購入先を聞いたところ、「弦堂」さんでした。
今は在庫が切れているみたいですが、さっそくに注文してあります。買い占めてしまいたいです。
今お引き受けしている低音二胡3台につけようかと思っています。
早く弾いてみたいです。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ


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