何処かで聴いたことのある題名になってしまいましたね。
とにかく二胡は、それぞれに成長の状態が違います。
同じ木でも、木の違う部分がくみ上げられていますから最初はどうしても雑音になりやすいです。
この最初の3ケ月から半年くらいで、「先生みたいに良い音が出ない」と二胡をやめてしまう人もかなり多いのです。
勿論先生がその方はそのあたりの事、
要するに弾き込まないと良い音にならない、楽器も、腕も、という事をかなり強烈に伝えてやってほしいです。
これが個人レッスンでしたら当然そのような指導もしておられるでしょうが、
10人15人という、自分の音も良く分からないような、グループレッスンですと、なかなかそんな時間も取れないのかもしれません。
それでもです、二胡は弾き込みが大切、と他の楽器をやったことがある人ならともかく、
二胡の愛好家の中には全く他の楽器をやって来なかった方も多いですから、
何とかこのことを生徒さんに伝えてほしいですね。
ついつい右腕の運弓の事なども形を教えて、見て真似するという感じになりかねないですね。
私が思うに形は結果としてだと思うのです、弓の毛がいつも安定して弦を鳴らしていくことを意識しながら弾いていけば
当然のこととしての形ではないか、と思うのです。
まあ、それは置いておいても、
二胡は、かなり二胡らしい音になるまで100時間くらい弾き込まないといけないようです。
ところがですここでそろそろ楽器がさらにわがまま言い始めますね。
言葉がなんとかわかるようになってきた子供のようです。
その胡によっては、やっと良い音になり始めたなという頃に、裏返り音、いわゆるウルフ音。
音になりそうでならないお音階などが出て来てつい気になり始めます。
それがちょうど第二ポジションの辺りに出ることが多いですから、
さあ、これから少し難しい曲を弾こうかなというあたりでしょう。
この裏返り音かなり多くの楽器に出てきます。
そうすると、これは楽器のせいではないかと、駒を替えたり、千斤を結び直したり、
色々する人も増えてきます。
これは私もそうでした、!!!
出も二胡を作り始めて、皮の変化を知り、弾き込みの大切さを知って、
如何に弾き込みが重要かという事をつくづく感じたのです。
それは、わがまま言いだした子供たちになるべくわかりやすく何かを教えていくのと同じで、
自分自身の腕も上げていかないといけません。
良い音になるように弓を動かすということが、反対に楽器の不調を直したりもします。
自分が弾くと音は裏返るけれど、先生が弾くと全くなどと言う楽器は特にそうだと思って下さい。
皮が少しずつ伸び始めて来て、伸びるのが一定ではない為、振動が大きい楽器は、音も歪みやすいのでしょう。
(このこおてゃどんな擦弦楽器にも言えることで、まだまだ本格的な原因究明という高尾tにはなっていません、場当たり的な解決、振動を抑えるような解決方法きり有りませんが、二胡の場合は千斤の巻き方と駒の大きさや高さで一時的に抑えることはできます)
ちょうど千斤と駒の真ん中あたりの一番振動のふり幅が大きいところが音が裏返りやすいのです。
そしてこの裏返り音の出やすい楽器と言うのは、ダメな楽器では無く、
むしろ、育った時にはとても良い楽器になることが多いです。
棹まで、良く振動するような楽器だからこそ、と考えて下さい。
まあ、多少わがまま言うくらいな胡の方が、大物になったりもしますからね。
これらのが雑味が消えてくる頃、いよいよ、楽器は本格的になり始めます。
とにかく二胡は、それぞれに成長の状態が違います。
同じ木でも、木の違う部分がくみ上げられていますから最初はどうしても雑音になりやすいです。
この最初の3ケ月から半年くらいで、「先生みたいに良い音が出ない」と二胡をやめてしまう人もかなり多いのです。
勿論先生がその方はそのあたりの事、
要するに弾き込まないと良い音にならない、楽器も、腕も、という事をかなり強烈に伝えてやってほしいです。
これが個人レッスンでしたら当然そのような指導もしておられるでしょうが、
10人15人という、自分の音も良く分からないような、グループレッスンですと、なかなかそんな時間も取れないのかもしれません。
それでもです、二胡は弾き込みが大切、と他の楽器をやったことがある人ならともかく、
二胡の愛好家の中には全く他の楽器をやって来なかった方も多いですから、
何とかこのことを生徒さんに伝えてほしいですね。
ついつい右腕の運弓の事なども形を教えて、見て真似するという感じになりかねないですね。
私が思うに形は結果としてだと思うのです、弓の毛がいつも安定して弦を鳴らしていくことを意識しながら弾いていけば
当然のこととしての形ではないか、と思うのです。
まあ、それは置いておいても、
二胡は、かなり二胡らしい音になるまで100時間くらい弾き込まないといけないようです。
ところがですここでそろそろ楽器がさらにわがまま言い始めますね。
言葉がなんとかわかるようになってきた子供のようです。
その胡によっては、やっと良い音になり始めたなという頃に、裏返り音、いわゆるウルフ音。
音になりそうでならないお音階などが出て来てつい気になり始めます。
それがちょうど第二ポジションの辺りに出ることが多いですから、
さあ、これから少し難しい曲を弾こうかなというあたりでしょう。
この裏返り音かなり多くの楽器に出てきます。
そうすると、これは楽器のせいではないかと、駒を替えたり、千斤を結び直したり、
色々する人も増えてきます。
これは私もそうでした、!!!
出も二胡を作り始めて、皮の変化を知り、弾き込みの大切さを知って、
如何に弾き込みが重要かという事をつくづく感じたのです。
それは、わがまま言いだした子供たちになるべくわかりやすく何かを教えていくのと同じで、
自分自身の腕も上げていかないといけません。
良い音になるように弓を動かすということが、反対に楽器の不調を直したりもします。
自分が弾くと音は裏返るけれど、先生が弾くと全くなどと言う楽器は特にそうだと思って下さい。
皮が少しずつ伸び始めて来て、伸びるのが一定ではない為、振動が大きい楽器は、音も歪みやすいのでしょう。
(このこおてゃどんな擦弦楽器にも言えることで、まだまだ本格的な原因究明という高尾tにはなっていません、場当たり的な解決、振動を抑えるような解決方法きり有りませんが、二胡の場合は千斤の巻き方と駒の大きさや高さで一時的に抑えることはできます)
ちょうど千斤と駒の真ん中あたりの一番振動のふり幅が大きいところが音が裏返りやすいのです。
そしてこの裏返り音の出やすい楽器と言うのは、ダメな楽器では無く、
むしろ、育った時にはとても良い楽器になることが多いです。
棹まで、良く振動するような楽器だからこそ、と考えて下さい。
まあ、多少わがまま言うくらいな胡の方が、大物になったりもしますからね。
これらのが雑味が消えてくる頃、いよいよ、楽器は本格的になり始めます。
弾きこみが大切とは、数年やってようやく実感です。
弾くことに少し慣れた頃は、腕の未熟さを棚に上げ(認めたくなくて)
パーツを変えたりなんだかんだやっていました。
しかし二胡ほどわからないことや人による意見の違いが多すぎる楽器も珍しいですね(笑)
光舜堂さんはそんな私の道標です!
もっと早く出会いたかった~
でも、擦弦楽器全体に、なぜ良い音になるか何故よく鳴るかというのが、実は解明されていないのです。
いまだに二胡はどうの中で響く音が主力という考えもありますし、胴そのものの振動という考えもあります。
調整一つにしても先人たちの経験の集積でしかないのです。ただ、私ほどマニアックに、2000台を超える楽器の調整というのをやってきた楽器屋がいなかったのは確かなようです、楽器のメーカーは、販売したらその後の楽器がどうなっているかというのを調べにくいですから。私の知識は光舜堂へご来店のお客様が見せてくれる楽器たちのお蔭です。
2000台とは凄い数です…ギネスに載ってもいいのでは(笑)
ところで、二胡に弱音器をつけて鳴らしている場合はやはり皮馴染みの効果(?)が薄いのでしょうか。
昼間仕事などをしていて夜練習するとなると
住環境からどうしても弱音器を使わざるを得ないことも多いので、ふと疑問に思いまして。
出来たら週に一回でも良いですから、思い切って大きな音を出すという日も作ってやってはいかがでしょうか。
ギターなどは、作られてからしばらくは倉庫で、音楽を聞かせるということもあるそうです、
とにかくよい振動を与えると、その楽器はその振動を覚えるようです。先生が太が弾いていた楽器と言うのはとても育ちが良く、先生の弾いていた古い楽器を皮を張替えたら、先生の弾く音がしたというようなこともあります。また先日、シンガポールのマイクチャンさんが、光舜堂にご来店、その時に何台か弾いてもらったのですが、一番褒められたのは、北川浩子さんが3年ほど毎日3時間以上弾き込んできた小葉紫檀の楽器でした、これは手放しで褒められましたね、楽器は本当に子どもと同じで、教育というのはとても大切なのだと思います。
私は月2回ボランティア演奏があるため毎週1回スタジオ練習に入りますし、
普段も深夜でなければ弱音器無しで弾けるので
幸いにも大きな音で鳴らせる時間が多いです。
が、一緒に活動していた友人は自宅練習では必ず弱音器をつけねばならない環境で、
数年弾いてる割には鳴りがとても小さいのです。
そんなこともあってふと感じた疑問でしたが、
マイクチャンさんのお話などからも改めて弾き込みの大切さがわかりました。
友人にも伝えてあげようと思います。