今光舜堂に、50年以上前のと思われる二胡があります。
知り合いの台湾の方のお父様が購入されたものだそうです。
円い胴で、丸い棹、
ホンジュラスローズウッドのとても素敵な二胡です。
胴には、木象嵌がしてあります。
木に木を彫り込んで埋めるのを木象嵌といいます。
螺鈿は、普通漆に埋め込む時に言うようですね。
貝を埋め込むと貝螺鈿と言います、木に埋め込む時は、貝象嵌と言いますかね。
と、それは置いて置いて、
伝統の素晴らしさと言うのが有りますね、
古い映画などで聞こえ来る二胡の音と言うのは、このような音だったという感じです。
皮は、今では使わないくらい薄い物です、
ホントに、今なら一番安い、7000円位の二胡にも張ってないくらい。
ところが鳴ります。
とても良い響きだと私には思えます。
この薄さがとても生きています。
話しは変わりますが。
今回送り出した試奏用の二胡達、
とんでもなく厚い皮が張ってあります。
もし、皆さんの周りの方どなたかが、この試奏用の二胡弾いているのに出会われたら、
試し引きして、
それから胴の後ろから除いて下さい。
かなり暗いはずです。
もしかしたら、皆さんのお持ちの二胡以上に暗いと思います。
皮が厚いからです。
でもたぶん皆さんお持ちの二胡以上に、鱗は小さいです。
ほんに小さいです。
でも厚くて、鳴りだすのにかなり時間がかかると思います。
試奏していただく方の手元にあるうち(約1ヶ月)の間に、ホントの音が出始めるようになるには、
時間が足りないと思います。
鱗が大きいほど、良い皮と言うのは、ある意味迷信なのではないでしょうか。
今回その意見変えてもらうためにも、
一番厚い(手持ちの中には)皮使いました。
このことは、皆さんに知ってもらいたかったことの一つです。
二胡の皮は、みただけでは解りません。
弾いてみて初めてその良し悪しが解ります、
また、時間が立たなければ、ホントの良さも解りません。
皮は、弾きこむごとに変化します。
一時良くなったとしても、なんだか鳴らないときもあり、
また弾き込み続けると、綺麗に鳴りだしたりもします。
そういう意味でも、ホントに厚い皮の変化を、皆さんに味わっていただきたく
、今回の試奏のお願いしました。
これは鳴る、鳴らない、私たちは、、否、私は、まだまだそこまで、
見ただけ、或いは、ちょっと弾いただけで、二胡の良し悪しが解るなどとは
思えないのです、
もし皆さんのお近くの方が、試奏二胡お持ちの時には、是非弾かせてもらって下さい。
そして、御意見下さい。
私自身、まだ色々、不安だらけなのです。
一つ一つ、その不安を解消したいと考えています、
第一印象と言うのは大切です、
いくらまだ出来上がって、3日と経ってなくとも、
まだまだ育っていなくとも、
みなさんの、第一印象に訴えかける力がなければ、いけないと思っています。
みなさんの、その印象教えていただければ、幸いです。
批判であれ悪口であれ、お聞きして、次の工夫を積み重ねることこそ、
二胡作りの道だと思っています。
いま、ジョージガオさんのokが出たところ、一段落とは言え、
私自身次のステップが見え始めています。
それは伝統の力、と言うことです。
長く培われてきた、今の二胡の凄さと言う物を、
今お預かりしている、丸い二胡で、ツクヅク感じています。
次がどうなるかは解りません。
でも次が必ず有ってほしいと願っています。
みなさんのご意見いただければと思います。
なぜなら、自分の為に作るのではないからです。
作っている最中は自分の為です、確かに。
しかし出来上がった二胡は、
みなさんに弾いてもらってこそ、「楽器」になるのではないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
西野和宏
知り合いの台湾の方のお父様が購入されたものだそうです。
円い胴で、丸い棹、
ホンジュラスローズウッドのとても素敵な二胡です。
胴には、木象嵌がしてあります。
木に木を彫り込んで埋めるのを木象嵌といいます。
螺鈿は、普通漆に埋め込む時に言うようですね。
貝を埋め込むと貝螺鈿と言います、木に埋め込む時は、貝象嵌と言いますかね。
と、それは置いて置いて、
伝統の素晴らしさと言うのが有りますね、
古い映画などで聞こえ来る二胡の音と言うのは、このような音だったという感じです。
皮は、今では使わないくらい薄い物です、
ホントに、今なら一番安い、7000円位の二胡にも張ってないくらい。
ところが鳴ります。
とても良い響きだと私には思えます。
この薄さがとても生きています。
話しは変わりますが。
今回送り出した試奏用の二胡達、
とんでもなく厚い皮が張ってあります。
もし、皆さんの周りの方どなたかが、この試奏用の二胡弾いているのに出会われたら、
試し引きして、
それから胴の後ろから除いて下さい。
かなり暗いはずです。
もしかしたら、皆さんのお持ちの二胡以上に暗いと思います。
皮が厚いからです。
でもたぶん皆さんお持ちの二胡以上に、鱗は小さいです。
ほんに小さいです。
でも厚くて、鳴りだすのにかなり時間がかかると思います。
試奏していただく方の手元にあるうち(約1ヶ月)の間に、ホントの音が出始めるようになるには、
時間が足りないと思います。
鱗が大きいほど、良い皮と言うのは、ある意味迷信なのではないでしょうか。
今回その意見変えてもらうためにも、
一番厚い(手持ちの中には)皮使いました。
このことは、皆さんに知ってもらいたかったことの一つです。
二胡の皮は、みただけでは解りません。
弾いてみて初めてその良し悪しが解ります、
また、時間が立たなければ、ホントの良さも解りません。
皮は、弾きこむごとに変化します。
一時良くなったとしても、なんだか鳴らないときもあり、
また弾き込み続けると、綺麗に鳴りだしたりもします。
そういう意味でも、ホントに厚い皮の変化を、皆さんに味わっていただきたく
、今回の試奏のお願いしました。
これは鳴る、鳴らない、私たちは、、否、私は、まだまだそこまで、
見ただけ、或いは、ちょっと弾いただけで、二胡の良し悪しが解るなどとは
思えないのです、
もし皆さんのお近くの方が、試奏二胡お持ちの時には、是非弾かせてもらって下さい。
そして、御意見下さい。
私自身、まだ色々、不安だらけなのです。
一つ一つ、その不安を解消したいと考えています、
第一印象と言うのは大切です、
いくらまだ出来上がって、3日と経ってなくとも、
まだまだ育っていなくとも、
みなさんの、第一印象に訴えかける力がなければ、いけないと思っています。
みなさんの、その印象教えていただければ、幸いです。
批判であれ悪口であれ、お聞きして、次の工夫を積み重ねることこそ、
二胡作りの道だと思っています。
いま、ジョージガオさんのokが出たところ、一段落とは言え、
私自身次のステップが見え始めています。
それは伝統の力、と言うことです。
長く培われてきた、今の二胡の凄さと言う物を、
今お預かりしている、丸い二胡で、ツクヅク感じています。
次がどうなるかは解りません。
でも次が必ず有ってほしいと願っています。
みなさんのご意見いただければと思います。
なぜなら、自分の為に作るのではないからです。
作っている最中は自分の為です、確かに。
しかし出来上がった二胡は、
みなさんに弾いてもらってこそ、「楽器」になるのではないでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
西野和宏
チャップリンの言葉、
『次の作品が私のBestだ』
そのものだと思います。
Dr.の言われるように、日によって「おおっ♪」と鳴る時や、
また「う~ん?!」と首をかしげる事も。。。
まだまだ弾き込みが足りていないので、この胡の本性はまだ見えてません。
皮の変化を楽しみに『二胡も人間とおんなじ』を旨として、
「今日は機嫌が悪いのかなぁ」とか「今日はいい感じだねぇ」と
毎回弾くたびに一喜一憂しています。
腕が未熟でおこがましいのですが、ワタクシとしましては「この胡の音と
自分の求める音色が寄り添えるようになればいいなー。育てるんだー。」と
いう気持ちです。。。
嵌っていきます。
こんな面白いことが世の中に有ったんだ。
楽器によりかからないで、
全ては自分のせいだと、楽器に教えられますよ。