二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

思いで作りかな?

2021-04-22 12:52:04 | ■工房便り 総合 
ほぉさんが、そばにいないと、何となく、弓つくりが進みません。

止めてしまおうかなどとも、時々考えます。二胡屋!

そんな時には、時々道具を取り出して眺めたりします。



これは、40年ほど前に、モントリオールへ行って仕事をした時に、現地の職人さんにもらった、鉋です。

日本にもありますが、南京鉋と言われます。

このような曲面を削りだす、鉋です。

日本の物は、台の部分が木ですから、どんどん減ってしまいます、そこで真鍮板など張り込んで補強してあります。

これは鋳物でできていますから、ほとんど減りません。

この鉋が来てから、作るものが変わりました。

それまで、クラフトなどほとんど興味がなかったのですが、友人と二人で、アサヒ現代クラフト展の第一回があるからと、大阪まで搬入にいったのが、今作り始めた、ロッキングバードです。

作ったものも、道具も、思い出。そしてこれからこれを使ってくれる、子供たちの良い思い出になってくれればと、思います。





こんなことを少しづつ進めながら、日々弓つくりです。


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