高処から眺めよ(アウレーリウス・自省録より) 下から眺める(柳屋小三冶)

物事を見るときには、余裕がほしいのですが難しいものです。状況が悪い時は、もっと下から眺めれば、いいのかも。

たわごと・2169

2013-02-21 08:20:01 | Weblog

 この3月で、情報処理学会をやめるので、最後の学会誌が来ました。その中に、コンピュータ囲碁ソフトの記事が、特集で出ていました。正規の囲碁だと、検索量が大きいので、9路盤囲碁で、やっているそうです。それでも、情報の検索量の概算は、10の90乗だそうです。(9×9の81の階乗でしょうか)将棋だと、10の220乗だそうです。今のソフトで、9路盤囲碁で、囲碁のプロと対戦したことがあり、勝利したことが、あるそうです。何が難しいかというと、10の90乗は、計算が出来ないので、途中の局面の評価を行い、それで打つ手を決めるのですが、その評価方法が難しいようです。今は、乱数を使ってそれを行っているようです。(将棋は、駒得とかで評価はしやすいようです)それだからでしょうか、対戦したプロの話では、わざと複雑な局面に持っていくと、勝てるそうです。

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