高処から眺めよ(アウレーリウス・自省録より) 下から眺める(柳屋小三冶)

物事を見るときには、余裕がほしいのですが難しいものです。状況が悪い時は、もっと下から眺めれば、いいのかも。

みずしらぬい荘の人々・11

2005-08-31 08:04:01 | Weblog
「はい。ギョウザ。おまちぃ」
「ここの、ギョウザはうまいね。キャベッも入っているからかな」
「そうですね。ハクサイが、無いときは、入れていますが、ハクサイも入れていますよ」
「山手線の外側に、新しいラーメン屋が出来て、コンビニのアルバイトの娘(こ)が行ったら。店長みたいな人が、若くていけ面だったそうで、ニコニコしながら話してくれましたよ」
「うちは、年寄りぞろいで、まぬけ面だから、いけ面で、ラーメンがうまいと、ごめんと、あやまるしかないな」
「今度、敵情視察に行きますか?」
「そうですね。島田さん一人では、たぶん、ばれてしまいますから」
「なんで、私では、ばれるのですか?」
「この前も、駅の近くのラーメン屋で、しょうゆが多いと言って文句を言っていましたね。作る工程まで話したら、専門家だと、ばれますよ」
「まあ、ばれてもいいから、今度、いってみましょう。いけ面さんに」
「アルバイトの娘には、橋爪さんも、そろそろ独立したらと言われてしまいました」
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その39

2005-08-30 08:23:00 | Weblog
 きのうは、朝からばたばたして、ブログを書いている時間がとれませんでした。
今月末で、社員が2名退社するので、これからその手続きの準備をしないといけないのですが、だらだらする気持ちを、そろそろ、切り替えないといけないですね。
 日曜日は、庭に植えたきゅうりが、もう葉もかれてしまい、引き抜いて処分しました。去年は、苗1本で、ずいぶん取れたのですが、今年は、3本植えて、20本程度でしょうか、あまり取れませんでした。一応、輪作なので、なるべく、去年植えたところから離して植えたのですが、それでも、あまりよく出来ませんでした。なかなか、むずかしいですね。来年は、別な場所に植えてみようと考えています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みずしらぬい荘の人々・10

2005-08-27 09:13:54 | Weblog
 きのうは、春眠暁を覚えずの漢詩の1部をもじって、最初の文を書きましたが、この時期も、夏バテなどから、昼間時々眠くなるときがあります。少し、頭を働かせる意味で、続きを書きました。

 「しらぬい」荘の2階の住人の島田は、近くの中華そばやで、働いている、40過ぎの一人者で、店が遅くまでやっているので、アパートに戻るのが遅い。ただ、午後の店の暇な時には、時々戻って、洗濯などを行う。前に1度、結婚したことがあるが、競馬が好きなことから、うまくいかなくなり、別れ、ここに住み着いてきた。1人もので、給料も時間が長い分もらえるので、その分、競馬に注ぎ込んでいた。週末になると、やはり、コンビニでアルバイトを長くやっている、橋爪が、勤務の間をぬって、島田の中華そば屋にやってくる。橋爪も競馬が好きで、予想の話などをしていく。
「いらっしゃい。橋爪さん。いつもので?」
「うーん。いつもと、ギョウザ2人前をお願いします」
「はーい。タンメンとギョウザ3人前、入ります」
「2人前でいいのですけど、いくらギョウザでも、そんな、ギョウザん、いりません」
「そうですか。いつもの1人前と、2人前を足したのですけど。。タンメンはワンですね」
「そうです。ワンタンメンと言わせたいのでしょうけど、その手にはノリません。ノリはラーメンにノリます。」
「おネギですから、だじゃれは、やめましょう。ギョウザがこげるので」
と、バカな話を最初に交わす。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その38

2005-08-26 08:09:15 | Weblog
 昨晩は、夜来の風雨で、大きくなった柿の実が多少落ちていました。
 風といえば、Virtual Realityは、もう日本語になっていますが、MR(Mixed Reality)という、言葉があるようです。現実と仮想がミックスさせて、表示させるもので、以前ブログに書いた自分の顔に、髪を変化させて表示させるのも、これだと思いますが、たとえば、自分が、仮想の部屋に入り仮想の物を動かしたりできることを、実現・研究している人がいます。少し、異なりますが、アニメーションを作成する上で、樹木が風にたわむようすを、流体力学を使って計算している論文があります。そうはいっても、風速何m時の樹木の形は計算できるのですが、自然の風は、風速が絶えず変化しているので、それを真似るのは、気象まで考えなくていけないのですが、そこまで解析ができないので、いまのところ、正弦波的に風速を変えて、作成するのかも知れません。ただ、ハードに、ムーアの法則があるように、例えば、CPUが64ビットになると、ソフトも進んで、いろいろ、現実になると思います。
 われわれ、ソフト業界の者は、何をやって、こういう風に、乗り遅れないようにしたらいいでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その37

2005-08-25 08:29:50 | Weblog
 きのうのブログは、読み返すと内容の無い物でした。そうは言っても、今日も、たいして変わらないのですが。
 今日のニュースは、中学3年生が警察官襲った件と、高校生の両親殺害の件が、あつて、そこまでの経緯がよくわからないで、感想を述べるのは、意味がないのでやめますが、半分以上は、親にも責任があるのでしょうね。ただ、この年代の子は、なかなか扱いがむずかいのを、実感しています。よく、しかるよりほめろと言いますが、北海道の高校では、ないですが、体罰も含め、しかったほうが、表面的な効果で、してしまうものですね。今日も、当然のことしか、書かなかったのですが、自分の子が同じように、ならないように、考えた朝でした。

 でも、やはりこの内容では、堅苦しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その36

2005-08-24 08:22:32 | Weblog
 今日、つくばエクスプレスが、営業を開始しました。あまり、影響はないのですが、北千住を通るので、今度、乗ってみようかと思っています。でも、エクスプレスが言いにくいですね。浅草とつくばなので、少し汚いのですが、ゴロゲロ線とかの愛称のほうがいいかも。ゴロゲロの意味がわからない人は、コメント下さい。ヒントは、今日、台風が近ずくので、雷様が来るかな。
 コメントと言えば、喜劇を書こうとして、書いたのですが、笑いは、タイミングとか、間とか、表情のほうが、笑いを取りやすいので、書き言葉では、難しいですね。また、書いてはみようとは、思っています。
 あと、株価が高くなっているのに、私の持っている株は、下がっています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その35

2005-08-23 08:31:20 | Weblog
 今、考えているソフトに、(もしかしたらあるのかも知れませんが)鏡と、表示が一体となって(と言っても、カメラで取った画像を修正して表示するのですが)髪の形を変えた自分の顔が表示できれば、面白いかなと思っています。合成した、データを、3次元で、マウスなどで、動かすのは、見たことがあるのですが、自分が横向くと、横顔になるのですが、リアルタイムで処理しなくてはならないので、難しいですかね?
 少し似ているもので、WebのコンテンツのWEB3Dでは、多面体でデータを表示するので、髪の毛などは表示しずらいと思いますが、このごろ、時々、見るようになりました。専用のソフトをダウンロードしないといけないのが多いのですが、今後どうなるのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その34

2005-08-22 08:25:08 | Weblog
 このごろ時々、このブログに出会い系のHPのコメントが、入っていて削除したのですが、入れるほうは、ブログの最初の方で、品行方正を書いたのですが、中身をみて入れてほしいと思うのですが、入れるほうは、そうもいかないでしょうね。最初の方といれば、ニートについて書いたのですが、似ている言葉にリートという単語知っていますか?不動産投資信託(REIT)のことですが、バブルの精算が終わりつつあって、また、銀行の利子が低いので、このようなものが、また、注目されると思います。時々、ワンルームマンションに投資しませんかと、電話が来るのとある意味同じですが、電話のほうは、出会い系のコメントと同じで、しつこいのがいやですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たわごと・その33

2005-08-19 08:18:14 | Weblog
 喜劇を書こうと書き始めたのですが、なかなかむずかしいですね。駒込に、まだ、古いアパートが数件残っていて、そこから、イメージをつけたのですが。。良くも、悪くもコメントをもらえたら、また、続きを書きます。
 話を書いている間に、衆議院が解散したり、地震が起きたり、太陽系の惑星がもう1個発見したり、オレンジレンジのドラムの子が辞めたり、ドンキホーテがオリジン弁当の筆頭株主になったり(すこし前のものもあるかな?)話題はあるので、書きますが、もう、8月もあと少しになったのですが、暑いので、なにか乗らない日々です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みずしらぬい荘の人々・9

2005-08-18 08:00:59 | Weblog
(最終回です)

 2日後の祭日に、正江は、はでな格好で、再び、マサルの部屋を訪ねた。
「ばあちゃん。早いね」
「うん。今、大家さんに、この前のお礼を届けてきた。今日、山田さんは、いるかな?」
「いると思うけど。なんで」
「私、山田さんに、悪いことしちゃった。山田さん、先物取引で、ここにいるのではなくて、以前、山田さんの20才ぐらいの息子さんが難病になり、息子さんを長い間、となりの宴会部屋で看病していたので、あの部屋には、愛着があるみたい。医療費を、会社から借り入れしたりで、今の生活をしていると、大家さんが話してくれたわ。どうりで、山田さんの奥さんが、こんな場所で文句を言わないこともわかったし、この前、とげぬき地蔵で、ずいぶん長く頭をたれていたのは、息子さんの時も、きっとお参りしたのよね。私は、男のくせに、長いなあと思っていたのが、はずかしい。
男は、みかけではないと思っていても。まだこの年でも、だめだね私は」
「ふーん。そうなんだ」
「こんな、ど派手な格好では、山田さんには、会えないので、マサル、ちょっと、息子さんに上げる仏花を買ってきて、持って行ってくれない。いろいろ、失礼しましたと、言って」
「花を買うのはいいけど、自分で、行けばいいのに」
マサルが、花を買いに出かけた間に、正江は、山田へのお土産と、マサルへのこずかいを置いて、田舎に戻った。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする