けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

東京食べ物事情

2011-03-15 02:25:12 | 日記
きのうまで、とくに買出しもせず、買占めもせず、「何とかなるさ」と過ごしてきました。
しかし今朝から、福島原発の影響で東京でも放射性物質が通常より多く検出されていると、
NHKテレビでいっているのを見て、さすがに「籠城の兵糧が必要か?」と、様子を見がてら街に出てみました。

噂には聞いていたのですが、ナルホド~。西友の食品売り場は、こんなサッパリした風景。
何もない被災地に送ったというのなら、まだわかるけれど。この集団心理(?)は、ちょっと怖いです。

  

カップ麺、パスタや乾麺、おせんべいやクッキーなどお菓子、缶詰の棚はカラッポ。
不思議だったのは、缶詰コーナーに唯一ポツンと残されていた、アサリの水煮缶。
アサリは放射能に弱いとか、何かあるのでしょうか? なぜ嫌われたんだろう…。

コメと卵のコーナー、そして豆腐や納豆、漬物、乳製品、飲料のコーナーもきれいに在庫一掃。

  

対照的なのは、肉類がカラッポなに対して、鮮魚がにぎやかなこと。

  

西友の隣に、市場のような専門店街があるのですが、生鮮食品が多いそちらのフロアの様子は通常どおり。
保存できない生鮮は、通常より多くは売れないということでしょうか。
「スーパー空っぽ」現象。食べ物の生産場所と流通の仕組みがどうなっているのか、この機会に気に留めてみると、
日常の食について、とても意外で大事なことがわかるかも、と思いました。

もともと、さして買いだめする気もなかったので、夜のおかずに魚を少しとダイコン1本買って帰りました。

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