3月29日（自分の平衡感覚で歩けた喜び）

今朝4時半の外気温はマイナス1℃。
げっ、氷点下？　
寒波ではなくて、放射冷却なんだべな。

今日は在宅リハの日だけど、昨日の余韻に少し浸りたい。
私の中では、昨日のが【歩く】だったからだ。
自らの平衡感覚で倒れずに歩を前に進められる。
これが、私の中での歩くことの定義。
早くから立つことはできたし、立っていられる時間も徐々に長くしてきた。
しかし1歩でもマヒ足を前にふり出すと、その反動で後ろに仰け反り転倒してしまう。
21年間、ずーーーっとこれだった。
だから、私のマヒ側には妻が側方介助でいたのだった。
距離はたった15mだったけど、21年目でやっと掴めた気が遠くなる長い距離でもあった。
まだまだ途半ばだけど、今日仏壇の前で亡妻に報告しようと思う。

　ps:人によって【歩くこと】の定義や意味合いが様々あるだろうけど、
　　　二人三脚できた妻が亡くなってからは、目標の歩行を一人で歩けることとした。
　　　あくまでも自分の平衡感覚で歩けること、これが私の目標なのだ。