「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(コソボ・トルコ)野良犬への対応、日本との違い<2024.06.12

2024-06-14 19:26:37 | 動物と植物と自然

野良犬飼育で月8400円の報酬 コソボ首都「全ての犬に家を」
2024年06月12日13時31分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024061200172&g=int

野犬の殺処分唱える法案に抗議デモ トルコ
2024年06月03日17時22分
https://www.afpbb.com/articles/-/3522446
https://www.jiji.com/jc/article?k=20240603046017a&g=afp
トルコ大地震に巻き込まれた猫や犬を救出する救助隊員(追記更新)
2023年02月17日
https://karapaia.com/archives/52320063.html

全部ではないと思いますが、コソボとトルコを見ると野良犬に対する人々の考えは、日本とはまるで違います。
日本では、保健所が捕獲して・・・・

コソボの首都プリシュティナ市では、報酬を出して里親募集を始めました。
金額は月額8400円で最低賃金の3分の1に近い金額だそうです。
もっとも予算に限界があり、年間200万ユーロ(約3億4000万円)とのことです。
『 動物愛護団体によれば、プリシュティナをうろつく野良犬は最大4000匹に達する。
 当局は既に保護を開始した。飼い主が見つかるまでシェルターに収容し、予防接種や避妊措置を行う計画で、ラマ市長は「野良犬が全ていなくなるまで続ける」としている。』

トルコの場合は、そもそも野良犬がいるのが普通で400万匹くらいいるそうです。
当然、様々な問題は起きています。
そこで政府与党が規制に乗り出そうとしました。
『 トルコ政府が野犬を殺処分する法案を作成したことを受け、最大都市イスタンブールで2日、数千人が抗議デモを行い、「虐殺反対」とシュプレヒコールを上げた。
 レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領が率いる公正発展党(AKP)は、国内の野犬の数を減らし、野犬が人を襲う事態を防ぐには、こうした改革が必要だと主張している。
 法案についてデモ参加者の一人は、「これは(動物の)殺害を推し進める法律だ」と訴え、「次は猫だと思う」と話した。
 別のデモ参加者は、「悪質なプロパガンダ」だと指摘し、エルドアン氏が「国民を分断」して「再び権力を強化」しようとしているとの見方を示した。
 今年3月の統一地方選では、イスタンブールや首都アンカラでAKPは主要野党に敗北した。』

トルコの人々は、ネコにも優しいです。

『トルコは野良猫に超優しい国!カワイイ猫事情を紹介』
更新日:2023.04.03投稿日:2022.03.14
https://worldclub.jp/turkish/turkey-cat/

何故、このようにコソボとトルコの人々は、犬に優しいのか❓
疑問に思うでしょう。
コソボの宗教は❓
『コソボでは、(約)9割がイスラム教徒のアルバニア人。』
コソボ紛争も宗教の違いが原因です。
コソボを弾圧したセルビアは(キリスト教)セルビア正教を信仰するセルビア人が約80%。
コソボ紛争の原因は、ここにあります。
セルビア(過激)民族主義が大きな原因です。

コソボの人々が、犬にやさしいのはイスラム教徒だからです。
トルコの人々が、とことん犬と猫に優しいのはイスラム教徒だからです。

宗教について考えさせられる部分が、あります。

『エーゲ海・猫が暮らす癒しの島 [Blu-ray]ダイジェスト動画』
https://www.youtube.com/watch?v=yEpmBCLdmj0
『トルコの犬猫事情。自治体が行なっている動物に対する待遇がスゴイよ。(日本語ver)』
https://www.youtube.com/watch?v=V_WyBLJRcVw

町中に野良犬や野良猫が、いるのが普通な国の方が人々が、おおらかなように見えますね。

※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e



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