kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

まあ、適当。おはようございます

2012年10月14日 | ボスヒコの「何気なく無い1日」

告知と感想の日記ばかりなんで、適当に何か書きたくなって書いています。

それにしても秋ですなー。ランニングが最高の季節です。10kmは軽く走れ
ますが、欲望とは深いもので、20kmとか週一で走っちゃいます。ちなみに
私は絵を描く人ですよ。とにかく、楽しくて仕方が無いわけです。走り方は
簡単。しんどくなったらウォーキングするだけです。時には10mごとに歩き
ます。その方法で、美術館と古本屋巡りしながらスタバ。いやー、これ至福。

最近、移動式の本棚と木琴と傘立てスリッパ立てとスノーボードを拾いました。
近所は不法投棄の宝庫なんです。洗って、色塗ったりしてカスタムすれば、全然
使える上に、フリマでも売れます。あ、それと後、カセットテープフォルダも
拾いましたよ。中には持ち主の個人的趣味が満載でした。百人一首、アイドル
カラオケ、英語のヒアリングなどなど。一番、謎だったのが「謎」と書かれた
テープでした。私は良く無い、良く無く無い無いモノを拾ったのかもしれません。

東京新宿に3週間滞在する為に、Jcom録りだめた海外ドラマをやっつけて
います。ハードの容量で録りだめにも限界があり、DVDにもコピー出来ません。
性格的にその方がちゃんと観るんですが、やはり滞在3週間前にはハードを
空っぽにしておかなければなりません。地獄とも言える鑑賞期間に突入です。

ミワンコフにダイエット茶たる「でるっ茶」を飲まされ、ぐいっと試しました。
結果は「出ないっ茶」でした。牛乳飲んだ方が出るっちゃ、ダーリン。みたいな。


『P.A.D.12 門真P.A.D.2』の反省と感想

2012年10月14日 | ボスヒコの「ライブペインティング裏日記」

10月8日、門真ルミエールホールでの『P.A.D.12 門真P.A.D.2』の反省と感想です。


★ホール前
菩須彦厳選のライブペインターがずらりと11組。バトルのような雰囲気もあり、
なかなかの見応えでした。実力と人柄を備えた今回の参加したライブペインターズは
競いつつも和気あいあい。今回からホール前にCDJを設営して良い許可を得ました。
来年から、ホール前でのDJやパフォーマーを考えています。ロケーションとしては
大道芸人が良いかもしれませんね。あと、クスノキの周囲にはバル的要素な出店が
あれば良いなー。

★大ホールエントランス
巨大迷路やキッズコーナーもぼちぼち繁盛していました。面白かったのが、迷路
入り口近くにぴょんぴょん跳びはねるグリーティングパフォーマーのニーヌや、仮面を
被った人、約二名が居たため、お化け屋敷と勘違いしたキッズがいました。ちなみに、
あのダンボール制の巨大迷路は買い取り。ダンボールに直接、絵が描けるので、来年は
アーティストによる芸術的お化け屋敷を開催したい。脅かすのが得意な人もいるだろうし。

★展示ホール
見応えある展示だったと思いましたが、アーティスト側からしてもお客さんからしても
やはり1日だけの展示と言うのはキツい。アーティスト個人の力(魅力や集客力)が
無い限り、1日限りの展示に足を運んでくれるお客さんはいません。パッドは海外の
ノリで、1日限りの展示に大きい作品を展示するのが基本としていますが、なかなか…。
来年は展示ホールを1週間くらい借りれるか交渉してみます。龍神悦子さんのデカイ
作品とオープンスタジオは前回も好評。fireline(佐藤亜有子&岡奈緒美)のインスタ
レーションや向井智香さんの映像作品は今回の色となりました。美和いちこの造形
作品の一部分が門真の悪ガキにむしり取られていたそうなので、今後は作家同士の
管理の問題もシビアに考えなければなりません。そんなこんなで、アーティストも
大阪の状況、自分の状況にめげずに広い視野で大きい事をして頑張って行きましょう。

★エントランスホール《オープンマイクステージ》
「あれはヒドいな」と踵を返すお客さんと興味を持って入ってくるお客さんが頻繁に
交差するエントランスホール。そりゃそうです。「オープンマイクステージ」には、
パッド特有のキツい審査がありません。オープンマイクとは「マイクを開放しており
ますさかい、どなたはんでも何かやっておくんなませ」と言う意味です。私が観て
いてもド素人過ぎて苦笑してしまう人がいました。最初の報告と違う事をしている人が
いたり、ノートパソコンのデータ音源しか持って来ず、パソのスピーカーに直接マイクを
当てて、ちっさいシャリシャリさせた音で踊っていたり、マイクを持っているにも
関わらず、全然声が聞こえなかったりと、ただ単に下手だったりと言う感じの素人も
参加されていました。でも、良いじゃないですか、これはこれで。私としては誰でも
気軽にアート表現として参加出来るステージが狙いだったのですが、多数のお客さんが
なかなか理解してくれなかったようです。それも分かる。まあ、金を払って観ている
わけでも無いのに、ストリートなどで何かをやっている事に対しての見方のキャパが
狭い日本人には「ド素人名人会」と言う看板をバックに貼っておけば問題が無かった
のかもしれませんね。素人具合は最初から想定内だったので、ショーアップステージ
から踵を返らせないアーティストに参加して頂きました。どんな状況でも自分のものに
するc-revolutionize(ビートボックス)charhan(フットバッグ)かっきー&監督
(ブレイクダンス)。昭和臭を出しつつ、キャンギャル特有のパワーでゴリ押すRED
EYE(オケROCK女性2人組ユニット)。ちあ紀とGLISTER(ヒップホップキッズ
ダンス)のほのぼのとしたオープンスタジオが会場を湧かしておりました。途中、
プリンセス金魚(松竹芸能 漫才師)が入り、満員。オープンマイクステージでのメイン
アクトとも言えるホテル・クロエのライブが気持ち良く響いていました。


★小ホール《ショーアップステージタイムテーブル》
全体的に雰囲気を最初に掴めたものの、タイムテーブルなどの変更は効かず、グッと
我慢して進行しました。何かと言うと、技術スタッフの思った以上の手際の良さが
転換時の時間に転換していない状況が多く、ショーの転換時の様子を誤摩化す目的と
宣伝として流した過去のパッドの動画を『作品』として観てしまった(くれた)事に
間延びした時間となってしまったのです。20分の転換時には10分の動画、10分の
転換時には5分の動画を当てていたので、動画が流れていない時は更に『何もして
いない退屈な状況」に人によってはそう感じる状況になったのです。不覚。これには
参りました。まあ、反省と言うか、傾向が分かったので来年の対策になりました。
転換時が更に短く、流す動画もアート作品に変えます。もしくは新人のダンサーや
意欲的なパフォーマーに時間を与えます。各ステージは期待通りで理想の状況、進行と
共にプロフェッショナルでした。

RED EYE
固定ファンが既にカメラを鉄ちゃんばりにバシャバシャ撮っていました。

koonan groove × こがんち
koonan grooveはコーナンで販売されている物を使用しての演奏なんですが、意外に
玄人なファンクを演奏していました。こがんちもダンスで汗だくライブペインティング。

大岡英介 × 篁ゆかり × ryotaro × 平野早依子
京都UrBANGUILDの面子によるショーと言っても過言では無い素晴らしい内容でした。
プロジェクターを使用し、ステージ一杯に広がる篁ゆかりの写真の下、平野早依子の
ライブペインティングと、大岡英介とryotaroの演奏がシンクロ。アート的でした。

コトノハの輪
守口市のコミュニティスペース「輪屋」で開催されているポエトリーリーディングです。

「4人」今村達紀 織田圭祐 豊田智子 黒木夏海
パッド始まって以来の芝居に近いアートパフォーマンス。来年も出演して欲しい今後、
期待出来る4人でした。企画者である黒木夏海の表現は気持ち良いものでした。

Life Under (eN) × 真亀
今回の (eN) は正に空間をArtにDesign。真亀のライブカリグラフィーも思ったよりも
異色のコラボではなく、良く練った形で披露されていました。チャーハンのフット
バックを含めたストリートパフォーマンスから意欲的にアート表現に変化させた印象に
残るショーでした。構成も素晴らしく、ジャグリングやサーカスに錯覚したくらい
楽しく芸術的でした。

Muna⌘sawaG
男性4人がジャズダンスをベースに流れるように美しいコンテンポラリーダンスを
魅せてくれました。彼らは人間性を表現する為にダンスをただのツールにし、最適な
ツールにも変えていました。踊る事が好きで無いとあの表現と表情は出ません。
来年も期待しています。

Liquid Architeuthis × 菩須彦
私の方は緊張した御歌頭とのコラボ相性や筆の太さなどが噛みあわず、ライブペイン
ティングショーとしては最高では無かったのですが、Liquid Architeuthisの最高の
演奏に引っ張って頂きました。また、出直してリベンジします。ヨロシクです。

荒木優貴&Diva
アート表現とショーパブでの雰囲気を上手くミックスさせた豪華なステージでした。
彼女達のファンで会場が満員となりました。ニューハーフとしての生き方が滲み出て
いました。

ちあ紀 × GLISTER × MAP × LOVE JUNX
特別参加のダウン症のキッズダンスチーム LOVE JUNX、クランプのMAPもとても
素晴らしく映えていました。ちあ紀 × GLISTERはトリと言う事で緊張感溢れる
ダンスを披露しました。ステージ途中に数回入るアニメーションも秀逸。最後は
300個の風船が落ちて来て、楽しく終了しました。



今回のショーアップステージの裏コンセプトは『生き方』『人生』『選択』です。
まあ、このコンセプトは私しか知らないものでしたが、ありとあらゆる生き方と
状況を表現し、頑張っているアーティストに集まって頂きました。勿論、今回の
出演者以外にも多く存在し、友人も多いのですが、今回は特に個人的にプッシュ
したいアーティストばかりでした。Divaがショーで「GOING MYWAY」の前、
イジメや苦悩で自殺や殺害されていく状況に対しての「自分自身を信じて、誰にも
気を遣わずに生きていって欲しいです」とニューハーフとして先頭に立って生きて
いる荒木優貴&Divaの願いの言葉や、筋力の弱さ、頸椎の不安定性、眼科的問題や
合併症を伴うダウン症の子供達のダンスチーム LOVE JUNXが元気に創り出す生き
生きとしたダンス(ブレイクダンスも!)などに挑戦していた事なども全てが生きて
いく上の意欲あるメッセージとなりました。出演者の自分の生き方や表現、希望
などが純粋過ぎて、主催者の私が一番黒く染まっているかの如くの状況でした。
その士気が高い出演者達だからこそ、良いイベントになったのだと思います。本当に
申し訳ないのですが、規模が大きかろうが、小さかろうが、菩須彦&kiske3、稲葉
高志だけで運営し、スタッフはそん時そん時の気ままな零細運営。ほとんどの
アーティストに手伝って頂き、運営されているP.A.D.です。協力と応援に感謝します。
良い意味での大人の文化祭前夜のニオイがするこの門真ルミエールホールでのパッド。
出演者同士は楽屋裏でも緊張感ありつつ、和んだ雰囲気でした。今回は特にキッズ
ダンサーチームのGLISTER(60人?)が、自分達のショーの時に降って来る風船を
膨らます事に大興奮。降って大興奮。後片付けに大興奮と向上心溢れるムードメイカー
となっていました。いやー、和んだ和んだ。来年のルミエールホールでのパッドの
キャスティングやアイデアなどはもう既に活動しています。楽しみです。

出演者の皆様、本当に有り難う御座いました。来年も宜しくお願いします。