菜園とトレッキングの気ままな生活。

野菜作りというよりも、アスレチック感覚で畑作りを楽しんでいます。

下関名所旧跡トレッキング。

2016年12月11日 | トレッキング・ウォーキング

訪問、ありがとうございます。

9時に新しくなったJR下関駅に集合、名所旧跡を歩きました。下関は、

歴史、地政、経済的観点からも大変興味深いトレッキングとなりました。

好天に恵まれて、下関駅に直結する海岸通りを仲間たちと歩いて赤間神宮

を目指します。

下関は港町です。通りには、日本の造船技術の象徴として、退役した大型

船の、錨のモニュメントがここは「下関」だと主張しています。

本日は大安吉日です。境内には結婚式、七五三、宮参り

でにぎわっていました。

安徳天皇を祭る赤間神宮は、5月に行われる先帝祭で有名です。隣接の、

日清講和条約が調印された「春帆楼」も見学しました。必見です。

壇ノ浦で滅亡した、平氏の墓です。赤間神宮の片隅に墓石が集められて、

宮を向いて、皆さん鎮座して見守っています。側の、耳なし芳一のお堂か

らは琵琶の弾き語りの音声が流れています。

下関総鎮守「亀山八幡宮」にたどり着きました。海に面した参道は急階段

です。おそらく、この社は、船上からも遥拝ができるよう、想定して建立

されています。

こちらも、七五三や宮参りで賑わっています。

有名な河豚のモニュメントです。初対面ではありませんが、供養塔でもな

いようです。

トレッキングの足元には、こちらも下関でしか見ることが出来ない、人気

のマンホールを至る所で見ることができます。

女性童謡詩人「金子みすゞ」は下関で執筆活動に入りま

した。

地政学的拠点として、源平合戦、日清戦争で歴史に名前を残している下関

ですが。歩行ルート内のモニュメントには、このような心を洗う顕彰も見

逃せません。

日和山公園です。下関市民憩いの場所です。春は桜、秋は紅葉の名所です。

山頂には高杉晋作の銅像が鎮座して、関門海峡を見下ろしています。

「おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり」

上の句は高杉晋作が詠んだ句です。充実した人生をおくるかは、おのれの

心しだいだと、私は解釈しています。下の句は「野村望東尼」の句とい

ています。名句ですね。

日和山公園から見下ろす、関門海峡の風景です。古いもの、新しいものが

混在して、見どころ満載の下関です。大変面白く、約15キロを歩きました。