有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

小さな溜池周辺で

2024年08月31日 | 山野草
今日も雨が降り出す前の在庫です。
農業用の溜池周辺の花等を撮りに、勿論車を停めて少し歩くだけの所です。
一度刈られてしまったコバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)、僅かに再生してました。

キョウチクトウ科カモメヅル属の蔓性多年草で関東~近畿の太平洋側に分布する日本固有種。 

この日は僅かしか復活してませんでしたが、今頃は沢山咲いてるかも? 

ダイミョウセセリ(大名挵)が居ました。 

セセリチョウ科チャマダラセセリ亜科、開帳15~21mm、北海道~九州、幼虫で越冬。 

ミズタマソウ(水玉草)、アカバナ科ミズタマソウ属の多年草で北海道~九州に分布。 

毛の付いた小さな実が水玉に見える事が名前の由来、花弁の長さ0.7~1.8mm。

花茎の付け根が赤いのがウシタキソウとの見分け方になります。 

マユタテアカネ(眉立て茜)の♀。 

↑と同じ個体です。
顔の●●が片方だけちらっと見えてるのと、胸の模様でマユタテアカネと判断しました。

こちらは♂、これも●●が見えませんが、胸の模様と上付属器が上に跳ね上がってる事で。 

スズメウリ(雀瓜)、ウリ科スズメウリ属の蔓性1年草で本州~九州に分布、花の約直径6mm。 

ハッカ(薄荷)ですが、ヨウシュハッカ(洋種薄荷)との区別が付きません。(^^;) 

ハッカ(日本ハッカ)とヨウシュハッカは中間的なのが有り、区別が難しいです。
一応ハッカとしてシソ科ハッカ属の多年草で、本州~九州に分布。

ボタンヅル(牡丹蔓)が咲いてました。 

キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性半低木で本州~九州に分布、花の直径は2cm。 

花弁は無く花弁に見えるのは萼片、センニンソウと殆ど同じで花では見分けが付きません。
違いはボタンヅルの葉は3出複葉でセンニンソウは奇数羽状複葉。
他にボタンヅルの葉には欠刻条の鋸歯が有り、センニンソウの葉には鋸歯が有りません。
※仙人草の葉は変化が多く一部切れ込みの有るものも有るようです。

小さな溜池周辺で撮った花と蝶と蜻蛉でした。 
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