花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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ミゾコウジュみつけた\(^o^)/

2024-04-19 | 花散策

長崎を離れて5年近くが過ぎ去り、すっかり見かける事がなくなった野草も多い

今日は、そんな疎遠になっていた野草のひとつであるミゾコウジュを発見した

 

道端に生える草花を撮影しながらお散歩です

 

アメリカフウロは多いね

小さなヤエムグラの花を撮影してみた

 

ナヨクサフジの勢力は大変なものですよ

広い荒地は、一大群生地となっている

 

シロバナヤハズエンドウ

 

海が近づいてくると、ハマダイコンやコバノタツナミの姿が見える

 

砂浜の植物

コウボウムギは大分県準絶滅危惧種

 

マルバアキグミ

アキグミの海浜性変種

 

コナミキ

絶滅の危険が増大している種(環境省絶滅危惧Ⅱ類)

 

雑草の侵略に耐えながら、今年も花を咲かせました

 

良く訪れる湿地帯へ足を踏み入れる

久しぶりにオタマジャクシを見た

 

ジャヤナギ

湿地に生えるヤナギの仲間

 

ご無沙汰しております

ミゾコウジュ

環境省準絶滅危惧種

大分県のカテゴリーも準絶滅危惧種

湿潤な環境を好むシソ科の多年草

大分県では初めて見つけた

 

キンランが咲いていないかと樹林帯へ入ってみる

 

フデリンドウは、なかなか素敵な花を咲かせる

 

キンランの開花は1株だけ

まだちょっと早かった

 

キンランは部分的菌従属栄養植物で、炭素の20~60%を菌に依存している

アルビノのキンランは、光合成能力を有していないが、共生菌からの栄養だけで立派に花を咲かせる事ができるのだ

しかし、アルビノ個体は蒸散過多により、枯死する確率が高く、子孫を残す事は難しい

よって、アルビノの形質が集団に広がる事はないのである

 

クロムヨウランの果実殻が残っていた

トサノクロムヨウランの新産地報告は、来月公表される事になりました

結構時間がかかったね

今日は樹林帯の中を歩き回ってみたが、特に収穫はなかった

約5年ぶりのミゾコウジュとのご対面で、思わず涙がこぼれ落ちそうになりました('ω')ノ