(2021年9月29日 記事修正)
午後の空き時間に近場の野山をうろついてみました
今年は草地のタヌキマメが少ない 去年は群生していたんですが・・・
この姿を見ると、本当にタヌキの名が似合ってますね!
オオヤマジソが生える岩場へ
オオヤマジソのいかつい顔
環境省準絶滅危惧種
ヤマジソと比べ、苞が丸くて大きく、茎が毛深い
ホソバノヤマハハコは、まだ咲いてます
最初カワラハハコかと思ったのですが、草丈が15~20cm程しかないし、茎は分岐も少ない
長崎県北部では、ここの他に自生地はないでしょう
キセワタも咲いてました
環境省絶滅危惧Ⅱ類
ナンバンギセルはどこにでも姿を見せますね
草地や川原、お墓や湿地 いろんなところで生きています
慌ただしく別の山へ
これはトラノオジソかな?
ありふれたレモンエゴマかと思ったのですが、鋸歯が葉の基部までついているのでトラノオジソ?
でも花穂の様子はそれらしくないのですが・・・
ツルギキョウはもう果実ができ始めてました
環境省絶滅危惧Ⅱ類
イシガケチョウが忙しく舞ってます
動物の死体や糞、腐った果実を食すとは変わった嗜好なんですね
温暖化の影響なのか、今では珍しいものではなくなりました
トラノオスズカケの花はもうそろそろ終わりですね
主に、四国や九州など暖かい地方に自生
福岡や鹿児島では絶滅危惧種に指定されているようです
別の日の午後は地元のダンギク見物
大変小さな岩場なんですが、ダンギクが多く見られます
ちょうど見ごろを迎えてました
先日島の無名山でダンギクの大群落を見てしまったので、それと比べてしまうと・・・
ついでにカゲロウランの様子を見てみます
昨年夏の天候不順で大打撃を受けたカゲロウラン
斜面の上の方の株は全滅し、今では下の方に10株程度
しかも幼苗が多く、花茎を立てる事ができないようです
アカバナの自生地にも立ち寄ってみます
アカバナはこのような湿った環境で生育します
可愛らしいお花(●^o^●)
アカバナの生えるような湿った環境では、コシロネも見られます
帰りに渓流に立ち寄ると、川岸にツリフネソウが沢山咲いてましたが、クズに駆逐されそうです
盛大に繁殖するクズにネナシカズラが寄生してました
生え始めは根がありますが、他の植物に寄生すると根が無くなってしまうそうです
よく似たアメリカネナシカズラは帰化植物で、花柱が2本で花糸は長く花冠から飛び出ます
クズとネナシカズラの壮絶なバトル
以上、先週の地元の様子でした(=゚ω゚)ノ