花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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男池で花散策 他

2024-04-13 | 花散策

昨日は男池を含む数か所にて花散策

 

以前訪れた事がある場所なのですが、季節が変わるとずいぶん印象が違います

驚くほどの花々が咲き乱れていて、素晴らしい花園となっていました

 

いろんな花が咲いているなぁ~

スミレ類やミツバツチグリ、カキドオシ、ジロボウエンゴサク、サギゴケ等々

絶滅危惧種レベルの植物はないけれど、とにかく花が多くて素晴らしい

 

中でもヤマルリソウは大変な数だ

 

道中絶え間なく花を咲かせている

 

滝を見に行くぞ

 

いい滝だなぁ

 

お天気もいいし、素晴らしい景色だ

 

滝を背景にしてフイリコミヤマスミレやヤマルリソウ

もう本当に最高だね(≧▽≦)

 

沢のそばにはイチリンソウの花も咲いている

 

森の中にはミツバテンナンショウ

長崎県では絶滅危惧種だったが、大分県では普通種

たくさん自生している

 

よく見ると可愛いではないか

 

サバノオもちらほらみられる

木に着生している株もあったぞ

 

なかなか人気のある植物だが、水害で流される場合も多いんだよね

 

コガネネコノメソウやシロバナネコノメソウ

ツクシタニギキョウも咲き始めたね

 

ミツバコンロンソウはたくさん見られた

 

大分県では、ヒトリシズカやフタリシズカは非常に多い

フデリンドウは花盛り

 

病気のツクバネソウか?

よく言えば斑入り

 

可愛いヒナスミレも多い

私は、ナガバノスミレサイシンとよく間違えるのですが、側弁に毛があるのでヒナスミレ

 

やや! これはなんだ?

上弁がないヒナスミレ

よく見たが、動物や虫の食害とは思われず、先天的なもののようだ

これは珍しい(*^▽^*)

いつものように、勝手に命名

その名はミミナシヒナスミレ(コウ命名)

 

ニリンソウが多いなぁ

踏まないように気を付けて先に進む

 

暗い場所が好きなコミヤマスミレ

本当に花が多くて素晴らしいところだった

 

まだ早いかなと思ったが、一応エヒメアヤメの自生地へ行ってみると、一株だけ花を咲かせていた

 

キスミレも撮影

登山口で出会った気さくなご夫婦に話しかけられ雑談していると、男池でヤマシャクヤクが咲いているかもしれないので、明日行ってみるつもりだと言っていた

まだ早いのではないかと思ったが、私もこの後行ってみる事にした

 

途中寄り道

ヒゴイカリソウが咲いていた

標準的和名はヤチマタイカリソウ

 

ホコバスミレ

葉は細く、一株あたりの葉の数が少なく、ここでは2~3枚が多かった

また、すべての葉は内側にまるまっていた

葉の基部は翼状となり、葉柄に流れる

スミレの変種で、比較的高い山の明るい草地で生育する

 

最後に男池へ

男池で見られる花は、ほとんど先ほど撮影してしまったので、ウスバヒョウタンボクでも撮影してみた

 

ツルキンバイ

 

ヤマシャクヤク

まだ蕾ばかりだが、少しだけ咲いていた

 

久しぶりに黒岳へのショートカット藪漕ぎルート

そういえば、最近星生新道の話を聞かないが、まだ登れるのかな?

昔、ずぶ濡れになりながら登ったのが思い出される

 

ワチガイソウが咲き始めていた

 

疲れたので、直ぐに降りてきた

この付近にはツルシキミが群生している

残念ながらミヤマエンレイソウは一つも花をつけていなかった

大変多くの花に出会い楽しい一日でした('ω')ノ