気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

「陽炎ノ辻 居眠り磐音江戸双紙」読みました

2018-08-16 10:29:00 | 本と雑誌
佐伯泰英はすごい作家なんだな。
このシリーズは累計2000万部とのこと。なるほど、読みやすい、分かりやすい。2002年に出た陽炎の辻が第一巻、2016年の16巻の旅立ノ朝が最終巻と言うことらしい。

恥ずかしながら、国民的な本作、知らずに1巻を今初めて、手に取りました。
 竹馬の友が 大人になって それぞれの道を歩み、そこで立場の違いで反目する と言う江戸時代の侍小説は多いが〰
いきなりの切り合い~ 藤沢や葉室のような心の機敏描写はないのだが、アクション ~エンターテイメントなのですな。
これが長編小説の序章であり、主人公誕生の瞬間でもある
まあ、一話毎の読みきりの事件の積み重ねで、読みやすい。しかし、金と銀の交換比率を無視した~マーケットを無視した金融政策は、如何なものか?悪貨は良貨を駆逐する。 正義の剣は応援するが、経済の原則に逆らった幕府政策には、共感できませんな。

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