気まぐれ高ちゃん ー アクティブに日々を過ごし、徒然のままに書いていこうと思います。

旅、読書、ゴルフ、絵(描くこと、観ること)、映画鑑賞、料理、美味しいもの 月並みな趣味の記録です。

ローレンス-ブロック著 「死者への祈り」

2019-08-09 21:54:00 | 本と雑誌
原題は、HOPE TO DIE。どういう、ニュアンスなんだろうか。
探偵マッド-スカダーは、夫婦ともマンハッタンに賃貸物件-不動産を持っているので、その収入で暮らしていける。探偵は趣味と言う訳だ。この設定なら、こんな事件を捜査するだけで、どう経済的に生活してるんだろう、なんて、要らないことを考える必要はない。
物語の始めの部分で、3歳年下の元妻が58歳で心臓麻痺死んだ、葬式に参列とあるので、主人公は61歳、元アル中、18年禁酒をしている。
2人の息子とはギクシャク➰
自分にも重ねると、哀れで、切ないようで、
しかし金に困らない〰ここが絶対に違うー
まあ、元刑事が退職後に趣味で探偵やってると思えば、逆に好きなことに打ち込めて羨ましく思えるか。

捜査の過程かどこかで、禁酒を破って、ウイスキーのグラスを飲み干すシーンを楽しみにページをくくっていた。しかし、主人公は自分の感情を乱さない、心を許せる妻と友人がいる➰僕より全然、いい人生じゃないか❗

殺人事件の背景は精神科のお世話になるようなもので、僕の興味の吟せんには触れなかったな。ハードボイルドがいつの間にかオカルトになちゃうと〰ー。

中古は在庫無しなのだが、名作の誉れ高い未読の「八百万の死にざま」 どうしようかな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする