【不具合の内容】
(1)エンジンルーム内において、燃料パイプと冷却水ホースのクランプの間隙が不足しているため、走行中の振動等により燃料パイプが当該クランプに干渉する場合がある。そのため、燃料パイプが損傷し、最悪の場合、燃料が漏れ、排気管等にかかり、火災に至るおそれがある。
(2)燃料パイプ接続部の強度が不足しているため、規定トルク以上で当該接続部を締め付けると、亀裂が発生することがある。そのため、燃料パイプ接続部が損傷し、最悪の場合、燃料が漏れ、排気管等にかかり火災に至るおそれがある。
【対処方法】
(1)全車両、燃料ディバイダブロック一式を対策品と交換する。
(2)全車両、燃料パイプを点検し、対象車両は対策品と交換する。
【対象台数】
・型式:E-F355B
通称名:F355 ベルリネッタ/F355GTS
車台番号:ZFFPR41JPN0102414~ZFFXR42JPN0114758
・型式:E-F355S
通称名:F355 スパイダー
車台番号:ZFFPR48JPN0102609~ZFFXR48JPN0116419
対象台数:638台(総計) 輸入期間全体の範囲:1995/07/03~1999/12/15 【情報:http://www.recall-plus.jp】