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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

法の下、すべての人は自由平等

2021年04月21日 | 世界
菅義偉総理は、今日、4月21日(水)、靖国神社に内閣総理大臣菅義偉の名で真榊という供物を奉納しました。誰かに言われてやっているのか、自分の意志でやっているのかわかりませんが、明らかに憲法第20条(信教の自由、国の宗教活動の禁止)に違反しています。

安倍晋三前総理は自分の意志でやっていたと思いますが、菅総理は、恐らく、靖国神社重視の国会議員や国民を意識して、彼らの反感を買うのは得策ではないと考えてやっていると思います。この意志薄弱が菅総理の最大の弱点だと思います。国民を誤って指導する原因になります。

一番の問題は菅総理の憲法違反を問題にしない日本社会です。日本の人々は、戦後の、法の下、すべての人が自由平等という価値観を大切にすべきです。権力者政治家に操られる自我なき人間になってはいけません。中国の政治はよくないと言いながら、自国の総理の憲法違反を問題にしないようでは日本の政治もやがて中国の政治に似ると思います。

外国の政治を日本が変えることは不可能

2021年04月20日 | 世界
アメリカの政治は悪い、韓国の政治は悪い、中国の政治は悪い、朝鮮(北)の政治は悪い、ロシアの政治は悪いと批判するのはいいが、日本がこれらの国の政治を変えることは不可能です。できることは日本がいい政治を行って繁栄することです。外国の人々は繁栄する日本を見ていいなあと思えば日本に学んでくれるかもしれません。

ところが日本は繁栄するどころか、文字どおり後進国(後ろに進む国、衰退中)です。国連、あるいは世界機関がよく日本の評価に関する情報データを発表しますが、誰も日本はいい国だと言ってくれません。日本の人々だけが過去の繁栄を忘れることができず、日本は先進国と思っています。

日本は平和だと思いますが、一部の人が平和を重視する人々を平和ボケと非難し、戦争する国にしたがっていると思います。憲法第9条(戦争の放棄、軍備及び交戦権の否定)は先進的と思っています。現実の厳しさは理解していますが、理想あるいは目標を見失ったら日本は漂流するでしょう。貧困化は事実と思います。住環境の悪化を見れば歴然です。政治は保守で、変化に対応する弾力性をもっていません。劣化したかちかち、ぼろぼろのゴムです。

隣国の政治を批判することはいいが、その批判力を日本の政治批判にも活かしてほしいと思います。衰退中の日本が外国の政治を改善できる訳がありません。アメリカと同盟して東アジアを日本の思うようにする試みは100%失敗します。

ワクチン接種が始まったので気が緩んでいる

2021年04月20日 | 世界
最近の世界の新型コロナウイルスの感染拡大は過去最悪だそうです。ワクチン接種が始まったのにどうしてでしょうか。ワクチン接種でウイルス禍は終わると安心感が先走り、気が緩んでいるとしか言いようがありません。東京オリンピック中止の確率は上がる一方です。

感染拡大が続いているから東京オリンピックは中止すると言った方が気が引き締まると思います。IOCは優柔不断をやめるべきです。具体的対策もやらず、ウイルス禍はやむとの願望だけでオリンピックを開催すると、選手の間での集団感染、東京の感染拡大、東京の医療崩壊などの大問題をおこす恐れが高くなります。

日本政府、東京都は、対策ができないなら開催をやめたいと率直にIOCに言うべきです。政府も都も一生懸命感染拡大防止をやっているように見えません。With coronaの精神がいまだに消えていません。

中国は台湾問題に集中

2021年04月19日 | 世界
1国2制度で民主主義地域を管理できるかと思ったが、現在の香港を見ていると、中国政府は我慢できないようで、香港の中国化をやっています。香港の民主主義者は弾圧を恐れ、海外に逃げています。

これを見て台湾は1国2制度は無理と判断し、中国に併合されない方策をとっています。独立したいということでしょう。世界も中国の1国2制度が本物でないことを知り、台湾支援の方向に動き始めました。

この状態を放置すると併合のタイミングを失うと恐れ、中国政府は併合の動きを強めています。しかし、話し合いによる併合は最早無理です。力による併合を計画していると思います。中国政府の動きを感知して台湾は敏感に対応しています。

アメリカが軍事的に台湾防衛に協力することを表明しているので中国政府は併合のむずかしさに苦悩していると思います。現在は、軍事力示威活動を強化し、台湾の防衛力や支援国の協力の強さを測っています。

中国としては日本が台湾支援に深入りしないことを欲するでしょう。今はそう考えて日本に対する対策をやっているように見えます。

アメリカとの同盟を強化すると大声で言っている菅義偉内閣は、本当にアメリカと同盟して台湾防衛に協力するでしょうか。日本もアメリカと中国の間で苦悩していると思います。アメリカは日本の姿勢にいらいらしていると思います。

平和のためには、政治の違いを配慮し、中国政府が台湾の独立を認めることですが、中国政府は譲歩しないと言っています。東アジアが世界のホットスポットになりました。中国政府の時代遅れのため東アジア諸国の苦悩が深まる一方です。

アメリカと日本は同盟して何をするのだろうか

2021年04月18日 | 世界
菅義偉総理の言うことを聞いているとアメリカ、インド、オーストラリア、日本の4か国はクワッド(quad: 4)を形成していると言って強固な同盟をむすんでいるようなことを言うが、対中国で対策を話し合っているという程度のものだと思います。

もし中国が攻撃をしかけてきたら4か国はどうするというような協定はありません。それぞれ中国に対しては複雑な考えがあり、同盟を結ぶような状態ではありません。菅総理は人々に誤解を与えていると思います。

中国が戦争で尖閣諸島をとりにきたらアメリカは日本の防衛に協力するということはアメリカとの安保条約の中での取り決めで、同盟からきたものではありません。

中国が戦争で台湾を併合しようとしたらアメリカはどうするか行動指針を持っているようですが、日本はどうするという指針をもっていないと思います。

そもそも戦争するアメリカと戦争しない日本が同盟するとはどういうことか意味不明です。同盟という言葉だけが踊っています。冷静な外交ができていません。

アメリカと日本の首脳会談後の共同声明は双方の発言の羅列のようだ

2021年04月17日 | 世界
双方特に優秀な外交担当がいないのか、問題を一つ一つよく考えて、現時点での最善の策を打ち出した印象は受けません。

中国包囲網はそれほど強いと思いませんが、中国は譲歩しないと言っていますから、問題は大きくなる方向です。次の中国の行動、対するアメリカや日本の反応は見えません。戦争を避ける考えは出ていますが、総合的には東アジアは暗いと思います。中国との経済交流に悪影響が出る恐れがあるので日本は要注意です。

相変わらず、日本は防衛力を上げる、アメリカは自分の軍事力をフルに使って日本を守るというアメリカと日本の関係がにじみ出ています。日本の自主性、自立性を出すことはできませんでした。

アメリカと日本の同盟強化論は意味不明

2021年04月17日 | 世界
戦争するアメリカと戦争しない日本が同盟することは不可能ではないでしょうか。日本はアメリカの期待に応えることができません。アメリカについていくことができません。できないことをできると言わない方がいいと思います。

同盟は世界を分断することになります。 現在、東アジアの平和はむずかしい状態ですが、理想は東アジアの平和は東アジア諸国で話し合ってつくることです。アメリカが入って来るとどうしても強大国であるアメリカと中国は張り合います。日本がアメリカと同盟すると、日本も中国と張り合うことになります。これでは東アジアに永遠に平和が来ません。

中国の国土・国威拡大主義が日本や東アジアの平和を乱しているので今はアメリカと協力して中国を説得している、あるいは牽制しているというならわかりますが、同盟強化論は問題を大きくする危険をはらんでいます。

現在、中国と日本は積極的に経済交流していますが、中国の人々と日本の人々が交流していることに価値があります。双方の信用が高ければ、人々の力が政府をうわ回ることを期待できます。

朝鮮(北)と日本は絶交ですから、人々同士の交流がありません。これは最悪の関係だと思います。突破口を開くには、まずは絶交はいけないと考えることです。


日本は韓国と対立してはいけない

2021年04月16日 | 世界
韓国は隣国であり、民主主義国であり、産業が発達した国です。交流を深めることがだいじです。どうして日本は韓国に厳しく当たるのか理解できません。韓国の人々の中に、日本がかつて韓国を占領していたことを問題にする人がいます。日本は今でもアメリカから独立できない状態で苦悩していますから、韓国の人々がかつての日本の占領を気にすることは理解できるはずです。日本が、忘れろ、未来志向で行けと言うのは間違いです。そう言えば言うほど、韓国は日本の占領を忘れるなと思うでしょう。

韓国が日本と戦争する気配はないと思います。韓国の問題意識は朝鮮(北)に向いています。朝鮮と戦争にならないように一生懸命工夫努力しています。アメリカと朝鮮が話し合うように一生懸命交渉の場づくりをやってきました。うまく行っていませんが、韓国の思いは理解すべきです。

もうちょっと日本は配慮ある人間らしい外交ができないでしょうか。

中国は、権力者政治家が威張っている国ですから評価できませんが、その中国が、日本について、在日アメリカ軍を置いていることは理解できると言いました。そう言って、日本との経済交流を拡大しました。今でも中国は、一帯一路の基本方針を重視し、外国の反中国的言動に反発しながら、絶交はせず、着々と一帯一路政策を進めています。すぐ感情的になり、絶交したがる日本の外交は子供っぽいと思います。

アメリカの戦争は失敗続き

2021年04月15日 | 世界
今年の9月アフガニスタンに駐留するアメリカ軍は完全に撤退します。バイデンアメリカ大統領は、この戦争は、今後はアフガニスタンがアメリカを攻撃する拠点にはならないから成功したと述べました。本音は、戦争が20年に及び、疲れたということでしょう。アメリカの同盟軍も撤退を急いでいます。

アフガニスタン政府と反政府武装組織タリバンの交渉はうまくいきません。対立する二つの武装組織は、休戦することはできても平和になることはありえません。アフガニスタンの苦悩が続きます。時間をかけて人々は民主化を進めるしかないと思います。タリバン同調者が減り、消滅するのを待つ忍耐が必要です。

アメリカはイスラエル問題で苦悩しています。この問題は泥沼になっています。一見、イスラエルを承認するアラブの国が増えたのでイスラエルは安定したと思う人がいると思いますが逆です。政府が承認したのであって人々が承認した訳ではありません。イスラエルを承認した国の政府がどうなるかわかりません。中東の激動はこれから本格化します。アメリカはやはり疲れ手を引く方向だと思います。イラク戦争も失敗です。シリア介入も失敗です。サウジアラビア政府軍事支援も失敗に終わるでしょう。

今、アメリカは東アジアに関心を向けていますが、中国と戦争することは避けたいと思っています。中国も同じ考えだと思います。両国は戦争は大損だということがよくわかっているからです。

中国は戦争で台湾を併合してはいけない

2021年04月13日 | 世界
台湾は民主主義で、人々の幸福度は中国よりはるかに高い地域です。中国が軍事力で台湾を併合するなんて非人間的です。中国の方が台湾に政治を学ぶべきです。中国は無謀に走ってはいけません。

先進的民主主義国は中国と台湾に注目し、中国の戦争を防ぐべく、中国説得、中国牽制を行っています。同盟という言葉が先走っていますが、中国包囲網が形成されつあることは事実と思います。民主主義国は、台湾支援を強めます。単に経済的支援だけでなく、防衛に協力する動きを強めています。

もし中国が戦争に突入すると、中国包囲網は同盟になるし、中国の中でも民主化運動が強まり、中国は混乱し、台湾併合どころではなくなるでしょう。頼みのロシアは中国と同盟しないと思います。ロシアは権力者政治家が威張っていますが、顔はヨーロッパに向いています。中国には向いてないないと思います。日本は台湾を捨て、中国に走ることはしません。中国包囲網に参加するでしょう。

中国はアジアの中心国です。アジア諸国と、法の下、自由平等の精神で交流する威張らない健全な国になることを希望します。中国が健全になると、アメリカやヨーロッパ諸国の軍艦などは、南・東シナ海などで活動する必要がなくなり、消えるでしょう。