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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

国の伝統文化が民主主義発達の障害になっていることがある

2021年04月12日 | 世界
通常、人は特定の国・地域で育ちますからその国・地域の伝統文化に染まっています。染まっていることに自分では気づかないくらい染まっていると思います。それがその人の文化になっています。外国人と交流すると、お互い、文化の差を感じ、その違いを話し合ってそうなのかと気付きます。したがって外国人と交流することは世界に通用する法を考えるのに役立ちます。自分の文化の中から外国人を見ているといつまでたっても理解できないことが多いと思います。

それでは外国人と交流すれば誰でも世界人(地球人)になれるかというとそうは行きません。自国の人とも外国人とも文化が違い、自分の居場所がなくなる場合があります。郷に入れば郷に従えという言葉がありますが、住む国・地域の文化に同調することが必要になります。頭の切り替えがうまくできれば問題ないが、まじめな人は、我を張って人間関係を悪くしてしまう場合があります。

民主主義で世界統一と言っても現実非常に多くの障害があります。50年後も100年後も民主主義世界は実現していないでしょう。世界民主主義は必然性がありますが、世界交流発展の度合いに応じてゆっくりと発達します。

新世界をつくろうという思いで生きると新世界づくりに協力することになります。まずは新世界をつくりたいと思うことが新世界づくりの第一歩です。日本人は日本人ですが、世界人とはどういう思考の人かと考え続けていると世界に通用する法について考えやすくなると思います。

私は戦後教育を受け、多くの伝統文化を捨てました。伝統文化に熱心な人がいても伝統文化について議論しないようにしています。幸い戦後の日本は、他人の思想にそれほどうるさくありません。話題にしなければ議論にならないことが多いと思います。たまにしつこい人がいますが、説明、説得はするが、論破はしないようにしています。これ以上無理と思ったら話し合いをやめることにしています。