貧困層の拡大が止まらず、解決策を打ち出せないでいる日本が、防衛費を戦争する国並みにしてどうやって民生を改善するのでしょうか。
防衛強化も戦争も損するだけで得するものはありません。ロシアのウクライナ戦争を見ればわかるでしょう。ロシアもウクライナもNATO加盟国も損しています。国の疲弊に苦悩しています。NATO首脳会議そのものは華やかに見えますが、加盟国の経済は暗くなっています。企業は、戦争を終らせるためロシアとの経済交流を控えたいと思っても控えることができない複雑な思いに苦悩しています。悪徳企業だ、恥を知れと批判されています。企業の未来にいい訳はありません。
日本の防衛費が多いからと言って日本を尊敬して経済交流を増やしてくれる国などないでしょう。警戒すべき国になるだけです。中国がアメリカを追いかけて軍事力を強化していますが、中国脅威論は強まる一方で、中国との経済交流に依存するのは危険との認識が先進国に広まっています。経済大国になっても中国の未来は暗いでしょう。
軍事的脅威のない、民生重視の技術開発と生産が強い国なら経済交流を増やしてくれるでしょう。
NATOは日本が軍事力でNATOの有力な戦争協力者あるいは戦力になることを期待していますが、自分たちの軍事負担を減らしたい意図が見え見えです。
戦争しないという憲法をどうして日本は恥じるのでしょうか。強大国の華やかさが目立ってそれに憧れてただまねをしているだけではないでしょうか。未来を予測していないし、主体性もありません。NATO流に流されているだけです。
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