心の旅紀行

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日本の労働者不足は非常に大きな問題

2023年11月13日 | 世界

労働者不足で会社をたたむことが増えているようです。自分の会社だけで問題を解決することはむずかしくなっています。複数会社が合併して間接部門を合理化し、また仕事がありすぎの人、なさすぎの人を調べ、仕事の配分を調整し、また利益につながらない労働時間を減らす工夫が必要です。すぐれた先輩による仕事指導も重要です。持てる能力を十分発揮してもらうことが大切です。

物価が高騰しているのに労働対価が上っていません。政治が悪いと言っていても会社はよくなりません。労働対価を下げると退社する人が増えます。新人をやとい、不充分な訓練のまま使うと労働収益性は下がります。少しでもいいから労働対価を上げ、必死に経営改善を行っている姿勢を示し、経験知識が豊富な労働者を大切にすべきです。

業績悪化を心配し、人員削減に頭が行くと、労働者不足の今、業績悪化を加速するような愚策をとることになります。

ところで岸田文雄内閣はこの日本の問題を正しく把握し、適切な対策を講じているでしょうか。戦争の時代が来たと思い、戦争のことばかり考えている印象を受けます。防衛力・アメリカとの同盟強化のため、防衛費を10兆円規模に増やしたい、そのために増税したい、戦争放棄の憲法を捨てたい、敵基地を攻撃できる武器を持ちたい、宇宙軍をつくりたい、・・・。とんちんかんすぎますね。

若者に自衛隊に応募してもらって自衛隊員を増やさなければならないでしょう。労働者不足で苦しむ会社を助けたことにならないでしょう。

世界を平和にするには戦場に行かないことです。戦場にいたら離脱することです。敷衍すると、戦争の時代だからこそ戦争に関係しないことです。現在の戦争状態を観察すると、ウクライナを支援してもウクライナ戦争は終結しません。パレスチナに同情し、パレスチナを支援してもパレスチナ戦争は終結しません。中国に苦しむフィリピンに巡視船を提供しても両国の対立は終りません。砂漠に水をまくようにお金が消えるだけです。日本の人々が苦しみながら納めた税金が、日本の人々のために活かされず、不毛の戦争砂漠に捨てられています。

すぐ戦争で問題解決しようとするアメリカとの同盟は非常に危険ではないでしょうか。日本もあらぶります。戦争で問題解決しようとするでしょう。致命的大損です。日本の産業が崩壊するでしょう。貧困化が進む一方でしょう。

戦争国とは交流を控えるのが正解です。戦争の時代だからこそ生産に注力し、平然と日本は戦争が弱いと言える国になるといいと思います。戦争に負け、戦争に勝つ方法は生産重視です。労働者不足で生産が弱体化、この方が日本は危険です。

太平洋戦争で日本はアメリカに負け、戦後、生産に注力し、世界が驚嘆し、尊敬する国になったが、投機に夢中になって不動産バブル破裂を招き、その後は、投資の先を海外生産に向け、海外資産を増やしているが、大半の国民は国内経済低迷に悩み、貧困層へと落ち込んでいます。生産軽視、生産環境軽視が原因です。戦争でこの問題を解決できないでしょう。戦争酒に酔っていてはいけません。


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