今回の新型コロナウイルスの流行に関してはWHOは最初から見解にしても指導にしても混乱しており、今もその混乱が続いています。病原性ウイルス対策が未熟だと思います。
現在でも国によって感染対策が異なります。たとえばイギリスでは毎日4万人以上の新感染者が出ているそうです。それなのにイギリスは特別な感染対策を行わず、ワクチンの接種を勧めているだけのようです。普通の感染症扱いです。重症者、死者が少ないからだそうです。しかし日本では感染者が増えると重症者、死者が増え、病院の対応能力をこえます。これでは日本はイギリスとは自由に人的交流を行うことができません。
WHOの指導の下、各国が共通の対策を講じないといつまでも人的交流が制限される状態が続きます。ICT(情報通信技術)の応用が進んで省エネルギーになるからいいという意見もありますが、やはり病原性ウイルスを心配しないで生活できることが望ましいと思います。
世界からWHOに有能な人材を集めて指導力のある新型コロナウイルス感染対策を打ち出すことが望ましいと思います。各国はWHOに協力し、その指導を尊重し、世界のウイルス禍を終息させることを重視すべきです。現状では自国だけよくなっても外国との人的交流が不自由です。